2008年10月19日
ニューグラファイトはエリカ様?!
テニスを始めたときに最初に使ったラケットか、一番はじめにもっとも気に入って長く使っていたラケットがその後のラケットに対する嗜好を作るのではないかと思います。
そんなことを考えたのは、最近つかいはじめた新しいグラファイトがきっかけです。
このグラファイト、とにかくフレームがしっかりしていて硬いというのがまず第一印象ですがその硬さを好む者にとってはとても魅力です。
それはもう禁断の魅力とでもいえるもので、なぜかというと毎日しっかり練習してトレーニングも欠かさずにこなしているような選手でないと、「下手に使うと怪我するぜ!」みたいなところがあるからです。
事実ぼくは最近すこしばかり手首に軽い痛みを感じています。
原因は弾丸パスショットを飛びついてバックハンドボレーしたときに、ラケットセンターを外してトップフレームすれすれくらいの所で打ったからです。
ものすごい衝撃に思わずラケットを落としそうになりましたが、何とか堪えました。
でもその後しばらく手首が痛くて、速いボールをバックボレーするのが憚られましたがセンターで捉えさえすれば何も問題ないのでそれ以上はひどくならずに済みました。
しかし、あのとき感じた衝撃は何か僕に対するラケットからの啓示だったかも知れないと思いました。
「あんたはもう歳だから、こんな硬いハードなラケットはやめておきな、弟分のレベルの方がオッさん向きだよ」と新生グラファイトが言っているような気がしました。
でも毎朝ラケットバッグにレッスンのためにラケットを入れるときに、やはりグラファイトを選んでしまいます。
たしかに一日中これを使っていると、夜になって少し腕が重くテニスエルボーちょっと再発か?という感じで「明日はゆるゆるストリングのツアーにしておこう」と思って寝るのですが朝になって腕が回復していると「いやまだまだ大丈夫、今日もグラファイトでいこう!」となるんです。
それでなぜ自分はこの硬いのが好きなのかと考えたときに、テニスを始めた頃に一番さいしょに気に入って長く使ったラケットがとても硬いタイプだったからなのだと気づいたのです。
それはウッド製ラケットでしたが、はじめて打ったときに他のウッドとはまるで違う硬質な打球感に驚いたウィルソンのジャック・クレーマー・プロスタッフでした。
そしてウッドの時代が終わったときに新たに選んだのは、ヨネックスのR-27でこれもボロンが使われていてとても硬いモデルでした。
そのR-27はプロスタッフから変えるときに、いろいろなラケットを打ったなかでもっとも硬くしっかりした打球感が魅力ですっかり気に入ったのでした。
そのときに感じた気持ちよい打球感を、このニューグラファイトを打っていると思い出します。
ちょっと腕や手首を痛める危険にビビりながらも、この文字通り痺れる禁断の打球感からはもう逃れることは無理かも知れません。
年甲斐もなく若くて美しい高飛車な娘に恋してしまい、手を焼きながらも実はとても幸せ!新しいグラファイトは僕にとってそんな感じでしょうか
そんなことを考えたのは、最近つかいはじめた新しいグラファイトがきっかけです。
このグラファイト、とにかくフレームがしっかりしていて硬いというのがまず第一印象ですがその硬さを好む者にとってはとても魅力です。
それはもう禁断の魅力とでもいえるもので、なぜかというと毎日しっかり練習してトレーニングも欠かさずにこなしているような選手でないと、「下手に使うと怪我するぜ!」みたいなところがあるからです。
事実ぼくは最近すこしばかり手首に軽い痛みを感じています。
原因は弾丸パスショットを飛びついてバックハンドボレーしたときに、ラケットセンターを外してトップフレームすれすれくらいの所で打ったからです。
ものすごい衝撃に思わずラケットを落としそうになりましたが、何とか堪えました。
でもその後しばらく手首が痛くて、速いボールをバックボレーするのが憚られましたがセンターで捉えさえすれば何も問題ないのでそれ以上はひどくならずに済みました。
しかし、あのとき感じた衝撃は何か僕に対するラケットからの啓示だったかも知れないと思いました。
「あんたはもう歳だから、こんな硬いハードなラケットはやめておきな、弟分のレベルの方がオッさん向きだよ」と新生グラファイトが言っているような気がしました。
でも毎朝ラケットバッグにレッスンのためにラケットを入れるときに、やはりグラファイトを選んでしまいます。
たしかに一日中これを使っていると、夜になって少し腕が重くテニスエルボーちょっと再発か?という感じで「明日はゆるゆるストリングのツアーにしておこう」と思って寝るのですが朝になって腕が回復していると「いやまだまだ大丈夫、今日もグラファイトでいこう!」となるんです。
それでなぜ自分はこの硬いのが好きなのかと考えたときに、テニスを始めた頃に一番さいしょに気に入って長く使ったラケットがとても硬いタイプだったからなのだと気づいたのです。
それはウッド製ラケットでしたが、はじめて打ったときに他のウッドとはまるで違う硬質な打球感に驚いたウィルソンのジャック・クレーマー・プロスタッフでした。
そしてウッドの時代が終わったときに新たに選んだのは、ヨネックスのR-27でこれもボロンが使われていてとても硬いモデルでした。
そのR-27はプロスタッフから変えるときに、いろいろなラケットを打ったなかでもっとも硬くしっかりした打球感が魅力ですっかり気に入ったのでした。
そのときに感じた気持ちよい打球感を、このニューグラファイトを打っていると思い出します。
ちょっと腕や手首を痛める危険にビビりながらも、この文字通り痺れる禁断の打球感からはもう逃れることは無理かも知れません。
年甲斐もなく若くて美しい高飛車な娘に恋してしまい、手を焼きながらも実はとても幸せ!新しいグラファイトは僕にとってそんな感じでしょうか