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気ままなコーチのテニスショップ 大岡山のフレスコテニスショップをやっているテニスコーチ稲垣のブログです。

電子ラケット


最近のラケットの進化はめざましいものがありますから、たとえば10年も前のラケットに較べたら反発力がかなり増しています。

10年でもそれほどの違いがあるのですから、20年近くも以前のラケットを使っている方が最新型を試してみたらすごいことになります。

どんな感じかというと、年代物の錆び付いた自転車から最新型のロードレーサータイプに乗り換えたくらい違うと思います。

だから最初は慣れるまで少し時間がかかりますが、使い方がわかってきたら今まで打ったことのないような火の玉ショット連発です!

そんな大袈裟なと思われるかも知れませんが、実際にレッスンでかなり古いラケットをお使いだった方に新しいのを勧めて使ってもらったら見違えるようにナイスショットの連発で提案したした自分がいちばん驚いてしまいました。

たまたまその最新モデルがその方にベストマッチしていたのだと思いますが、そんなに合っているのに他にもっと良いのがあるのではないかと考えてしまったようでお買い上げには至りませんでした。

というかその方にとっては別に速いボールが打てることは重視していないようで、それならは何をラケットに求めるのかと尋ねてみると「そんなの全然わからない」そうでした困った

だけど自分がラケットの性能のなかで何を必要として何が不要なのかを知らないとなかなかラケットを選ぶことが難しいのではないかと思います。

それでさらにそのことを言ってみると「とにかく今よりも上手くなれるラケットが良いです!」だそうです。

そりゃ誰だって今よりも上手くなれることを望んでいるでしょうが、それをラケットの性能に求めても果たして良いものだろうか?

もしも未来にはコンピューター制御の電子ラケットが出来て、人間がラケットをボールに向かってアバウトに降り出してもセンサーが働いてラケットが勝手にボールをセンターで捉えて目標に向かって的確な高さとスピードに回転をコントロールして打ち返す。

そんなハイテクラケットがいつの日か登場するでしょうね。

カメラのオートフォーカスみたいにラケットのセンターオートフォーカス機能とかオプションで人間は走るだけでボールの打ち合いはテニスロボットに任せる。

そんな未来社会がいつか実現してしまうのでしょうか。
日記 | 投稿者 fresco 15:14 | コメント(0)| トラックバック(0)

至福のサンデー

最近はダブルスゲームでもストロークでの打ち合いが多くなりましたが、それでも最後にポイントを決めるのは圧倒的にボレーやスマッシュというネットプレーでのものがほとんどでしょう。

だからせっかく良いストロークラリーの応酬の末にどちらかのネットプレーヤーにチャンスボールが行ってもそれを確実に決めてくれないとベースラインプレーヤーの努力が水の泡です。

そう思ってスクールでの試合前に実戦形式でボレーヤーにチャンスボールを送りそれを積極的に動いて決めてもらう練習をかなり時間を割いてやってみました。

するとその後の試合では、いつもそういったチャンスを見逃したり打ちに出られても失敗ばかりしていたスクール会員の方が今日は実に見事なネットプレーのパフォーマンスを見せて頂けました。

そしてレッスンのあとにも嬉しそうな様子で「今日はとても楽しかったです、ありがとうございました!」と仰って帰っていかれました。

この瞬間が僕には「この仕事をしていてほんとに良かった」と心から思える素晴らしいものなのです。

「テニスってとても楽しい!」と感じたときに見せる素敵な笑顔!

それこそがテニスコーチにとっての最高の報酬ではないかと思える僕にとっても素敵な日曜日の午後でしたスマイル
日記 | 投稿者 fresco 17:13 | コメント(0)| トラックバック(0)

英語のRとLの聞き分けと打球感の関係


この頃かなり頻繁にかなり昔の記憶が突然に蘇ってきて、とても懐かしい思いを感じることがあります。

それはおそらく中学校の同窓会で昔の友達と再会したことでそれに付随する様々な思い出が呼び覚まされたからなのだと思います。

そんな頭のなかにある古いメモリーのなかでテニスに関するものでは、かつてまだグラウンドストロークの打ち方さえよく理解できなかった頃、共に練習していた友達とのものがありました。

どこかのテニスコート、もしかしたら伊豆か山中湖あたりだったような気がしますがちょっと曖昧です。

しかし、そのときに1対1でラリー練習していてある時に閃くようにして「あっ、打つ瞬間がわかる!」と感じ取れたことは鮮明に覚えています。

あれが僕にとってのテニス開眼の第一歩だったのではないかと考えられます。

それまではテニスが上手い先輩とかコーチがよく言っていた「打球感」というものが実はわかっていませんでした。

当たる瞬間なんてまるで感じ取れなくて、「ボールが乗る」とか「喰いつく」っていったいどんなものなんだ?と疑問だったのです。

それがその時に突然にストリングの「喰いつき」をはっきりと感じとることが出来て、それをきっかけに回転を与えるための打球時のラケットとボールとの接触感覚も得ることが可能となりました。

英語のヒアリングでも最初はまったく聞き取れなかった音が何度も繰り返し聴き続けているといつか「あっ、はっきり聞こえる」という瞬間を迎えるのとそれはよく似ていました。

そう考えると英語を使用している人々の脳は、テニスに必要な打球時のほんのわずかな瞬間のことを感じ取る部分が発達しているのではないかと考えられます。

錦織選手は英語がとても堪能でほぼネーティブスピーカーと同レベルだと言うのも彼が世界レベルで活躍できる要因の一つなのではないでしょうか。

英語を自在に操ることは単なるコミュニケーション能力としてだけではなく、もしかしたら脳機能的に高次元な様々なパフォーマンスを発揮するために必須なのかも知れません。

最近は企業などで英語能力のスキルアップを奨励するところが増えていますが、テニスプレイヤーとしてもそれは決して損にはならないことのようですからぜひTOEICとかTOEFlの高得点獲得を目指してみると良いのではないでしょうかナイス!
日記 | 投稿者 fresco 12:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

ベテランVS少年


こないだテレビで何という番組かは忘れましたがとても興味深いものを観ました。それは55歳の男性たちと11歳の少年たちが陸上の100m短距離走を競ったらどちらが勝つのかというものでした。

その前提としてどうやら体力はこの両者はほぼ互角というデータがあるということで、それならば走った場合にどちらが勝つんだろうということで企画されたようです。

その時に登場した55歳のベテラン陸上選手の方々はとても引き締まっていてこの年齢でもまだこんな素晴らしい肉体を保持している人が少なくないのだと感心しました。

テニスでも50歳以上とか55歳以上のベテラントーナメントに出場する選手はみんなではありませんが概ねよく鍛えられた体躯をしている方がたくさんいます。

そして上位に勝ち残る実力者に限ればほぼ間違いなく全員がどっから見てもアスリートであることが一目瞭然というボディを有しています。

スポーツではありませんが、かの郷ひろみ氏もほんとにあの人55歳なのか?って思わせるスリムな体型を保持しています。

いまや50代はかつての中高年のイメージよりもはるかに若々しくなりつつあり、ましてや口の悪い若者に「初老」なんて言われる筋合いはこれっぽっちもないのです!

なんて妙に力が入ってしまいますが、11歳と同じ体力があるということはその年代の男子たち並みに元気に動き回れるということなのですからしっかり鍛えていつまでも少年体型を維持しましょう!

さて、番組の競争での結果はどうだったのか?

ごらんになった方も多いかも知れませんが、とても残念かつ惜しかったことにベテラン55歳は11歳少年チームにわずかな差で負けてしまいましたまいったぁ

純粋な体力差による優劣が圧倒的な陸上競技とは違って、テニスではテクニックや経験の差がものを言う部分がありますし体格の差もまだ55歳の方がかなり大きいということがあるのでベテランが負けることはないだろうと思います・・・たぶん、おそらく、いやもしかしたら勝てる?

ぜひ次はテニスでの55歳VS11歳の対決をやってみて欲しいですね

にっこり
日記 | 投稿者 fresco 14:25 | コメント(0)| トラックバック(0)

意外な連鎖思想

本日2月20日は何かあったなと朝から少し気になっていたのですが果たしてそれがどんな事だったか思い出せずにいました。

誰かと会う約束、どこかへ行く予定、何かの締め切りとか・・・考えてみてもさっぱり思い出せなくてメモにも携帯スケジュールにも記載はありません。

何か勘違いだろうかと思ってそれ以上は考えずにいました。

そういう時は何かまったく別のことをしているときに突然に思い出したりすることがよくありますから、もしも大事なことならば必ず思い出せるという気がしていました。

それでその後に昨晩に途中まで観ていて眠くなって鑑賞を中断していたDVD映画「トランスポーター3」の続きを観ることにしました。

この映画は元特殊工作部員の凄腕ドライバーがクライアントからの依頼で何かを車で運ぶ道中で、ものすごいカーアクションや乱闘シーンを繰り広げながら必ず目的地まで預かったものを運び届けるという内容です。

そのなかで主人公のフランクがこの作品ではじめて女性と心を通わせるシーンがあり、僕は「へぇー、こんな形で恋人が出来るなんて意外だなぁ」なんて思っていると急に今日の用事が何だか思い出せました。

それは東京オープンテニス選手権の締め切りでした!

あやうく今年のエントリーを逃すところでしたが無事に参加申し込みをネットで完了できました。

しかし、なぜあの場面を観たときに東京オープンなのか?

関連はまったくないように思えるのですが深層心理では何かのつながりとかひらめきを感じるものがきっとあるはずです。

それは何かと探ってみると・・・「ラブシーン」→「ラブゲーム」→「テニストーナメント」→「東京オープン」?!困った

いやいや潜在意識がそんなネガティブ思考なわけないのですけどね冷や汗
日記 | 投稿者 fresco 20:55 | コメント(0)| トラックバック(0)

危険な曲打ち

トッププロが大きな試合のなかでも観客サービスの一環として曲芸打ちを披露する場面を時々みかけます。

この前のオーストラリアンオープンでも錦織が股抜きショットでマレーの頭上をロブで抜いて返ってきたボールをノータッチで決めるという素晴らしい場面がありました。

そんな超一流選手がいとも簡単に打ってみせる股下で後ろ向きにボールを捉えて打ち返すあのテクニックは、果たして練習すれば誰にでも打てるようになるのか?

あれをテニススクールで練習するようなことは滅多になく、僕のクラスでもやったことはないと思います。

だからどのくらい練習したら出来るようになるのか、いやそもそも練習次第で出来るようになれるものなのか?それはわかりません。


僕自身は少し練習してみたことはあります、でも何とか打ち返せる程度にはなりましたが華麗さとはほど遠い姿でした。

見ようと思えば打点が見られる股下と絶対に見ることが出来ない背面打ちを考えると、背面打ちの方が難易度は高そうなのですが
そうでもありません。

では何がその差を生むのか?

僕が思うにはそれはスペースの問題かな?と言うことです。

つまり、背中の後ろで打つ空間は広くて何もラケットの動きを妨げませんが股下の場合はそうはいかずある程度の足の長さがないと非常に限られたスペースでのラケットワークを強いられることになるわけです。

以前に僕が少し練習したときにすぐやめてしまったのですが、それはなぜかと言うとある事件が起きてそれがトラウマとなって僕はあまり股抜きショットにはチャレンジしたくなくなったのです。

その事件というのは仲間のコーチであまり背の高くない足の長さも発展途上(もうかなりの歳でしたが)の男が、股抜きの練習中に思い切り振った自分のラケットでテニスボールではなく自分のボールをハードヒットするという惨劇を目の当たりにしてしまったのでした。

それ以来そのテニススクールのフロント脇に掲示されたコーチ紹介のその男の得意ショット欄には「股打ち悶絶ショット」と書かれていて、好奇心の強い純真無垢なジュニア生徒から「コーチ!股打ち見せて!」とせがまれた彼が顔を赤くして「そんなもの見せられるか!お前なぁ」と大人げなく怒鳴っていましたワハハ
日記 | 投稿者 fresco 19:10 | コメント(2)| トラックバック(0)

新タイプのセラピー

昨日の粉雪が舞いおちる寒い冬空から今日は気持ちよく晴れ渡って気温も上がったようでした。

最近ものすごく厚着し過ぎてレッスン中に次々とウェアーを脱ぎ捨てる羽目になっていたので朝のレッスンではあまりたくさん着ないようにして出かけました。

今朝の多摩川河川敷コートでは風がややありましたが気温は幾分たかめで動くとかなり暖かい。

「久しぶりに半袖でやっちゃうか」と思いましたがちょっとこのところ風邪気味だったのでやめておきました。

後半は打ち合いでずっと動いたら少し疲れてしまい、花粉症で集中力も失われ始めたのもあってものすごいミスの連続でした悩んじゃう

おまけに腰痛ベルトをしめ忘れていたので終わると腰が痛い。

風邪気味、花粉症、腰痛とトリプル攻撃?でなんだか体調が思わしくなく胃の辺りも気持ち悪くなってきて久しぶりにバイオリズムが下降気味でした。

なので家に帰ってコンビニで買っていった肉まん、ハムチーズパン、チョコクロワッサンだけ食べて少し休むことにしました。

そしてあとはひたすら自分に暗示をかけて「とても気分が良くてメチャクチャ元気だ」と言い聞かせました。

そんなことで体調が良くなるのかって?

もちろんです!もう今はすっかり元気でこれからジムに筋トレへ出かけようかと考えているところですから。

でも腰の痛みだけはどうにもならないので、それは「腰がすごく痛くて気持ち良い!」って考えておくことにするのです。

これは最近とても注目されはじめたヒーリング療法なのですよ。


「マゾヒズムセラピー」と言うもので、つまり痛みを否定的に捉えるのではなくそれを自分は楽しめるんだという風に自己イメージを変えていくものです。

これは画期的ですよ、頭が痛くても「頭痛だいすき」お腹が差し込んでも「腹痛って素敵!」と思ってしまえるわけですから。

もうどんな痛みや苦しみも今日からはマゾヒズムセラピーで大歓迎です!


なんて言うのがほんとにあったら良いですが・・・

あー腰が痛くて・・・

 

情けないまいったぁ
日記 | 投稿者 fresco 12:31 | コメント(0)| トラックバック(0)

天気の悪い時には転機が訪れる

テニスを長く続けていると少なからずスランプに陥るとか、あまり楽しめなくなってしまうということは避けられないのかも知れません。

僕もかつてそういうことがあり、それはテニスがというよりも仕事としてテニスコーチをそのまま続けていくべきかどうかを考えるというものでした。

そんなときに偶然にも勤めていたテニスクラブから僕の所属していたテニススクール運営会社が撤退することになり、別の会場へ異動して欲しいと言われました。

僕はそのときにこれは何かの因縁できっとテニスコーチの仕事からとりあえず離れてみろというお告げなのだと考えて思い切って転職してみました。

それから約2年間ほど広告の仕事をしたのですが、営業先はテニス関連のところばかりで特にプロテニス協会の仕事をさせてもらうようになったことでテニスコーチの仕事を客観的に観ることができました。

その結果またこうしてテニスコーチに戻って依頼12年間ずっと目黒テニススクールを中心にレッスンを続けているというわけです。

それで何が言いたいかというと、僕と同じようにテニスコーチの仕事に疑問を持ち始めたり他の仕事がしてみたいと考えているコーチがいたら、一度ほんとにコーチの仕事から離れてみるのも良いかも知れないということです。

それでもう二度とテニスコーチに戻りたくないと思うようになるならばそれは仕方ないことだし、もしかしたら僕のようにあらためて「コーチ稼業は実に良い仕事じゃないか!」と思えるようになることだってあるでしょう。

確かに同じ会場の同じテニスコートでずっと何年間もレッスンしていると閉塞感とか世界観の狭まりに悩むことがあると思います。

だから少し外の空気を吸って気持ちをリフレッシュしてみればこの先への展望が開けてくると考えるのは間違いではないと思います。

まぁどんな仕事をするにせよ見聞を拡げておくことは必ずプラスになることはあってもマイナスになる可能性は低いと言えるはずです。

日記 | 投稿者 fresco 11:02 | コメント(0)| トラックバック(0)

人間らしく働きたい

冷たい雨が降り出してあまり芳しくない天気ですが、火曜日はインドアコートでのレッスンのおかげでこんな日でも快適にテニスが出来ます。

かなり寒いですがラリーしているとすぐに汗が出てくるほど暖かくなり、テニスしていれば冬でも暖房なんか必要ないのではないかと思えました。

しかし、朝から晩までずっとテニスしているわけにも行きませんからやはり防寒着と暖房がなければ暮らしていけませんね。

先日の中学校同窓会でオフィスワークしている友達から聞いたところによると、冬の暖房は夏の冷房に較べるとまるで省エネなんかしていないらしいです。

だから夏は少し暑い思いをしたけれど冬は今のところ会社にいる限りまず寒いなんて感じることは皆無だと言うことでした。

それに較べると僕は春夏秋冬それぞれの季節に応じた暖暑涼寒というものをしっかり一年を通して感じながら暮らしています。

それともう一つその友達との話では彼らはオフィスでは周りに人はたくさんいるけれどあまり余計な潤いのある話などすることはなく事務的な会話のみで朝から夜遅くに退社するまで笑うことなど滅多にないとも言っていました。

だからクラス会で昔の友達とたわいもない話をして笑えるのはとても貴重な体験なのだそうです。

僕はそれを聞いたときに(仕事中にそんなゲラゲラと笑えるような職業はまずないからそれは誰しも同じだろう)と考えていました。

しかし、その後日に自分がレッスンのなかで最後におこなうゲーム中には時にものすごく笑っていることがあり(あれっ、僕は仕事中に申し訳ないけれど大笑いさせてもらっているな)と気がつきました。

「暑さや寒さを自然に感じ、面白いことには腹の底から笑う」それは大したことでなさそうに思えて実は毎日の生活でそれがあるかないかは重要なことなのかも知れません。

「汗かいて北風にふるえて、楽しい出来事に大笑いする」そんなテニスコーチの仕事は実に人間らしくて素晴らしいことなのではないでしょうか!
日記 | 投稿者 fresco 16:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

国を代表する素晴らしき人々

デビスカップは惜しくもクロアチアに敗退してしまいましたが、テレビニュースでこれほどデ杯戦のことを取り扱ってくれたのは初めてのような気がしました。

やはり錦織効果でしょうか、その圭選手の逆転勝ちした映像も流されていて観ましたがスゴイの一語に尽きます。

バックハンド側へ高めに跳ね上がる普通ならば決して簡単には打ち返せないヘビーなスピンサービスをジャックナイフで飛び上がってものすごい高い打点からダウン・ザ・ラインのコーナーの隅へノータッチ・リターンエース!

あれこそ「世界のスーパーテニス」そのもので、あのショットをたった一つ観ただけでも彼が今後かならず世界のトップに登り詰めるだろうという確信をさらに深めました。

そしてこれからますますテレビのスポーツニュースではテニス関連の扱いがどんどん増えていってくれるのではないかとも思います。

どこかのテレビ局で「プロテニスニュース」枠を作ってくれたらもうその局を我々は絶対に支持させてもらいますよね。

元気で躍動的そして孤高のプレーが必然のテニスが日本スポーツ界の代表として定着してくれば、一人では何も出来ず徒党を組んでろくでもないことばかりするチーム永田町や霞ヶ関グループのメンバーも一掃されて単独でベストパフォーマンスが可能な人々が集まる集団へと生まれ変わる気運となるのではないでしょうか。

傾きかかったこの国を錦織選手の素晴らしいプレーのような胸の透く手法で立て直してくれるプライム・ミニスターが早く現れてくれることを心から期待したい。

ついそんなことを考えてさせられてしまう国を代表するテニス選手たちの熱い戦いに拍手を送りたい気持ちで一杯です!
日記 | 投稿者 fresco 13:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

昔の身体で飲んでますか?


昨日は中学校の同窓会があり、卒業以来なんと38年ぶりに再会した友達がたくさんいました。

それだけの年月が経過していてもあまり変わっていないように見える人もいれば、(あれっ、この人はほんとに同窓生か?)と考えさせられてしまう大変化を遂げているような人もいました。

しかし、最初は緊張して昔のようにはうち解けて話が出来ない雰囲気だったのが時間が少し経つと、いつの間にか心は中学時代にタイムスリップしていました。
いつもならばそんな時についついアルコールを度を過ごして飲んでしまうところなのですが、昨日は違いました。

まず昨日の約50人くらい集まった同窓会の司会を僕が勤めることになったので、無事にその任務を全うするまでは飲めなかったというわけです。

そして司会の仕事を終えてもう飲んでもよいよと言うときになると、周りの友達はすっかり酔いがまわって中には酩酊状態で見るに堪えない人がいました。

それを見たら僕はすっかり酒を飲む気が失せてしまい、それから二次会三次会までいましたがずっとウーロン茶とかジュースしか飲みませんでした。

なかでも最もベロベロに酔っていたのが大学の頃によくテニスを一緒に練習したいわば親友だったのですが、彼とは4~5年ぶりくらい会っていませんでした。

昔はテニスのあとに飲み会があったりすると彼はどれほど飲んでも平気な顔して、時には周りの者がみんな完全に酔いつぶれているのにあまり酒を飲めない後輩を連れて夜中に牛丼を食べに行ったりする剛の者でした。

それが今やかなり飲んだとはいえ昔の豪傑ぶりとはもうかなり違っているようでした。

テニスはやっているのかと尋ねると「3年くらい前に仕事の仲間と急にプレーしたら肉離れしてそれからまったくやっていないし、テニス以外でも歩くこともあまりない」そうでした。

つまり運動から離れてしまい体型もかなりメタボリック気味になっていたので筋肉がなくなっていたのでしょう。

前にも書いたと思いますが筋肉の量が多いとアルコール分解量も高くなるので、若い頃はヘラクレスみたいな筋肉質だった彼がいまや皮下脂肪たっぷりのヘロペロスになってしまうと酒にも弱くなるということです。

こういう傾向はわりと僕らの年代になると現れるもののようで、かつてはテニスして筋骨隆々で酒にも強かった連中がそのつもりでガバガバ飲んで翌日に二日酔いで寝込むなんてことをよく聞くようになりました。

昔と同じくらい飲みまくるならばそれに見合った頑健な身体がないとダメなんだと言うことです。

だけどテニスのために身体を鍛えるならば良いけれどまさか酒を飲むために筋肉を付けるなんてちょっと問題ですが、トレーニングしないで酒だけ飲むよりはマシかも知れませんにっこり
日記 | 投稿者 fresco 14:05 | コメント(0)| トラックバック(0)

親父コーチは息子に厳しく娘に甘い

うちは妻が一人(当たり前ですが冷や汗)に、息子が二人と娘が一人の合わせて五人家族です。

しかし、上の息子二人はもう昨年の春から就職して長男はよく長期出張させられ次男は自主的に毎晩のように同僚との懇親会(ただの飲み会です悩んじゃう)で遅く帰宅するので夕食にその二人がいることは滅多にありません。

そして小学6年生の娘まで最近のトレンドなのか当たり前のように私立中学受験を目指して夜遅くまで塾通いしていたので、夕食は早くも子供が独立していなくなった淋しい熟年夫婦のようでした。

それが久しぶりに昨日は受験が終わって塾通いせずに済むようになった娘、長期出張から戻ってきた長男と珍しく休日にずっと家にいた次男が揃って家族全員で夕食を共にすることが出来ました。

五人がテーブルに向かってそれぞれが好き勝手なことを言いながら美味しそうに食事をするということが、これほど素晴らしいことなのかとつくづく感じました。

しばらくはこうして何度か揃って食事が出来るでしょうが、また長男は出張に行ってしまったり次男は深夜までアルコール研究会?の活動でなかなか全員でテーブルにつく機会はなくなっていくでしょう。

そのうちに息子達が結婚ということになれば二度とこうした家族五人での宴ということはなくなります。

そう考えるとこのただの家族揃っての夕食が実に貴重な時間なのだと思えてきます。

だから食事だけでなく出来れば近いうちに五人揃ってコートに出かけてテニスがしてみたいと言う思いを強くしました。

でも、息子二人はきっとそれについてはこう言うかも知れません。

「親父とテニスすると怒鳴られるからやりたくないよ!ぷんぷん

娘はやさしく教えてあげましたが、息子たちは小学生の頃にあまりにも打てないことについ腹を立てて怒鳴りつけてしまったことがありそれ以来もう彼らをコートに連れていくことはなくなってしまったのでした失礼しました

幸いにもそれが原因で二人がテニスそのものを嫌いにはならなかったのは、その後にテニス部に入ってくれたことでわかり安心しました。

中学に進学したらテニス部に入ると言う娘に向かって声を荒らげることはまずないでしょうから、上手く彼女のお抱えテニスコーチに成れれば思春期の娘にありがちな「父親嫌悪」は回避できるかも知れないので慎重にレッスンするつもりですスマイル
日記 | 投稿者 fresco 12:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニス仙人の秘密

テニスでボールを打つときにリラックスして力まずにいることが大切なのはよく知られていることだと思います。

だからたいてい上手に打つことが出来ていない方を見ると、構えているところから既に力が入り過ぎているのがわかります。

あまり運動経験のない女性に多い傾向ですが、とにかくボールを打つのにあまり力は不要であるという認識を自然に感じてもらわない限りはずっとその力みは抜けないものです。

一方で長くテニスをしてよくコツが掴めているベテラン男性にはそんな理想的な「脱力テニス」が出来ている方がいます。


僕が知っているHさんもそんな「脱力の達人」で、どのくらい力が脱けているかというとその構えとか動きがまるで(あれ、この人少し酔っぱらっているんじゃないのか?)と疑惑を抱かせるほどです。

ジャッキー・チェンの映画で「酔拳」というのがあり、それはほんとに酒を飲んで酔ってフラフラといわば脱力状態で戦う拳の奥義という設定でした。

H氏のテニスは正にあの「酔拳」そのもので、それに加えて「明日のジョー」の秘技まで取り入れた究極の「酔球両腕ぶらり戦法」なのですびっくり

そんなフラフラと酔っぱらっているように動きながらラケットを持つ右腕も左腕もだらりと下げて、しかも起きているのか眠ってしまっているのか判別不能な半眼開きでコートに立っている。

こりゃどんなに緩く打ってあげても返せないのでは?と対戦者は油断するのですが、その侮りが命取りでどんなところへどんな難しいボールを打とうと達人は淡々と打ち返しいつの間にかポイントを奪ってしまうのです冷や汗

あれはどう考えても人間技ではありません、心の眼でボールを見て何か得たいの知れないフォースを使ってボールを打っているとしか思えません!

しかし、そんな何事にも動じずにいつも静かに眠っているようにフラフラと佇むHさんですが、突然に眼を見開いて脱兎のごとく走り出す瞬間があります。


それは、トイレに行きたくなって我慢できなくなる時のことでさすがの達人も生理現象にはゆっくり対応している余裕はないようですワハハ
日記 | 投稿者 fresco 16:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

宝の持ち腐れ

若い頃は何か商品を買ってそれに付随している取り扱い説明書をしっかりと一通りは必ず読むようにしていました。

ところがいつの間にかそんな律儀な性格がまるで180度変化してしまい、今では製品の取り扱い説明書は何か困ったことが起こらない限り見ることはありません。

だから何か良いものを持っていてもその便利な機能を知らずにいるようなことは間々あるようです。

昨日の朝のことでしたが、もう何回も着用しているテニスウェアーのジャケットの背中部分をテニススクールのフロント係の女性が見て「このチャックは何の為にあるのですか?」と突然に尋ねてきました。

そう聞かれてもまったく何のことか皆目わからずにいると、彼女はその背中のチャックを調べてくれて「これは背中が暑くなったときに開けて涼しくする為のものみたいですよ」と教えてくれました。

そんなものが背中に付いていたなんてまるで知りませんでしたが、脱いでそれを確かめながら「でもこんなの使うことまずないよ」と僕はそう思いました。

ところがその後に昨日はわりと暖かくてレッスンして動くとポカポカしてきてどんどんウェアーを脱いでいき最後は久しぶりに半袖になりました。

でもずっと動き続けているわけではないのでさすがに真冬に半袖ではいられなくてそのジャケットをまた着てみると今度は少し暑い。

脱ぐと寒いし着ると暖か過ぎる、そこで朝のことを思い出して背中の開口部を開けて着用してみたら・・・これがちょうど良い!

背中がネット状に通気されるだけでこんなに快適になるなんて、よく考えて作られているものです。

そんな良い機能が付いていたのに今までまるで使ったこともなく、今朝方に発見してもらわなかったらおそらくずっと使うことはなかったでしょう。

そう思うと他にもこういう未知の便利機能を持ち腐れしているのではないかと考えられます。

一度すべてのテニスウェアーを総点検してみる必要があるかも知れません、暑すぎないようにする機能があるならば寒すぎる時にもっと暖かくするような仕組みが付けられていてもおかしくはないですよね。

半永久内蔵カイロ付きのウエアーとか電熱線入りジャケットなんてものがあるのに、気づかないで使っていないだけかも冷や汗

日記 | 投稿者 fresco 14:34 | コメント(2)| トラックバック(0)

いまどき中高生の男女差

こないだから寒い々と何度もこのブログにも書いていましたが、ほんとに史上最低気温の記録を更新したというのですからやはりそれだけ異常な寒さなんだと納得です。

今日の夕方18時過ぎからのレッスンではついに足先が冷たくなって悴んでしまうという考えられない事態になりました。

何せテニス用の厚手のソックスを履いていますし、新しいシューズの内部にも分厚い中敷きが入れられているというのにも関わらずまるでサンダル履きでテニスしているかのごとくつま先が冷たくて痛みを感じるほどです。

そしてそのレッスンに来ていた中高生男子達の数人も厚手のテニスウェアーにネックウォーマーまでしていました。

練習して動き出したらネックウォーマーは取るだろうと思っていたのですが、なかなか外そうとせずに結局その3人は最後まで付けたままでした。

隣のクラスでは半袖短パンの子もいたというのにこちらの生徒たちはちょっと虚弱じゃないのか?と思いました。

でも女の子たちを見てみると首元に何もしていないばかりでなく、シャツのボタンを上の方は外していて見るからに寒そうな出で立ちです。


もしかするとこれはファッション的な好みで男子はネックウォーマーをしているから、暖かいとか寒いとか関係なくずっと外さないのかも知れません。

そして女子の方も首元を開けているのは見栄えを気にしてのことなのかな。

ほんとは動いて暑いほどなのにネックウォーマーをかっこつけて外さない男子、実は寒くて凍える思いなのに胸元を開けて女の粋を崩さない女子ということなのでしょう。

なんだかそれは逆のような気がしますが、中高生の世界もやはり草食男子と肉食女子ということかな?


日記 | 投稿者 fresco 23:26 | コメント(0)| トラックバック(0)

世界に一つだけの華

一昨日は寒さでストリングマシンが不調になってしまい張り替えが出来なくなったのですが、昨日もう一度やってみたら問題なく使えて一安心しました。

店の室内を事前によく暖めてから取りかかったのでマシンの内部も凍りかけたオイルが溶けて円滑に可動したということのようです。

おかげで長年にわたり愛用してきたストリングマシンと別れずに済み何よりでした。

それにしても今年の寒さは異常ですね。

その所為で毎日でかけるときにウェアーをたくさん重ね着するのが大変です。

わざわざ重ね着をするのは動いていくに従って少しずつ脱いで調整がしやすいようにと考えてのことです。

もしも数枚で十分に温かい、たとえばヒートテックなんて着てしまうと少し動いただけで暖かいのを通り越えて暑くなってしまいます。

だから動きに合わせて一枚二枚と徐々に脱衣できるようにしておくと、少しラリーしたら一枚だけそして激しくゲーム練習して走ったらさらに二枚を脱ぐという具合にするとちょうど良いのです。

そしてその重ねるウェアーの色合いをバラエティー豊かにしておくと彩りが華やかになり何となく気分も浮き立つ思いがして楽しくなれます。

いわばレッスン中の練習シーンに応じてコーチがお色直しをするような感じで、冬の殺伐とした寒風が吹き荒むなかで少しでも気持ちが明るくなれたらと思っていますナイス!

昨日のレッスンで「コーチ、何かものすごいカラフルにたくさん着込んでいますね」と言われたので、謙遜のつもりで「もう僕もいい歳で華がなくなってきたからウェアーの彩りで補わないとダメなんですよ」と答えました。

するとその場にいた皆さんが無言でそれを肯定するような表情で反応したので、「あれっ、誰も(コーチ、そんなことないわよ)って言ってくれないのですか?」とちょっとガッカリしちゃいました悩んじゃう
日記 | 投稿者 fresco 16:07 | コメント(0)| トラックバック(0)

フェースサイズと同じ歳まで現役でいたい


昨日の夜は自分のラケットを持っていなくてデモラケットを借りてレッスンすることになりました。

借りたラケットは見た目は競技向きかと思ったのですが打ってみるとやけに軽くてよく飛ぶモデルだったのでラリーするときにかなり強めにスピンをかけないと蒸かしてしまいます。

こないだ自分のグラファイトが軽く感じはじめた話を書きましたが、そのグラファイトはストリング込みで約340g前後はあると思います。
だから300gあったとしても自分のよりもだいぶ軽めなので、270~280なんてなんだかフワフワしたと言うと大袈裟かも知れませんがそれに近い感じがします。

それでいて打つと反発力があるのでポカーンと飛んでいってしまうのは、昔のラケット感覚の名残ですね。

古い反発力のない素材で作られたラケットで軽いモデルはそんなによくボールを弾いてはくれませんでした。

それでフレームを厚くしたりスイートスポットを拡げるためにサイズを大きくしていたものでした。

それが今は軽い素材なのに高反発なものが開発されて以前のように厚くしたり大きくしたりする必要がなくなってきたというわけです。

かつて存在した125インチスクエアサイズの超デカラケなんてもはや化石か、と思っていたら今でもまだそれなりに大きいサイズは用意されていました。

それは素材の進化と共に使うプレイヤーの年齢がアップしていくので、今まではもはやボールを打って飛ばすのが限界だった世代の方でも楽々とプレーできるモデルが作られているということです。

だからこそ僕も今でも何とか93インチサイズのグラファイトでプレーが出来るのかも知れません。

昔のただのグラファイト素材のものでフェースサイズ93だとしたらボールがまるで飛んでいかないかも?

いつまでも小さめで薄いラケットを使ってプレーが出来るように素材やテクノロジーが進化し続けてくれるならば、グラファイト100を100歳になっても使い続けていられるのではないかと期待していますにっこり
日記 | 投稿者 fresco 14:38 | コメント(0)| トラックバック(0)

ストリングマシンも凍る寒さなのか

今日の午後に店で、ラケットを何本か張り替えしていて最後の1本に取りかかったところでストリングマシンが不調になってしまいました。

以前にも同じ状態になったときにメーカーに相談したら気温が低くなると内部のグリスが硬くなってしまい動きが悪くなると聞いていました。

どうやらこの寒さでまたしてもそのときと同じトラブルに見舞われたようです。

何回か試してみましたがダメでした、夕方からレッスンに出かけるので諦めて店を出ましたが明日の午後にもう一度チャレンジしてみます。

ダメだったら修理しないといけないのでメーカーの担当者に問い合わせてみるとかなりのコストがかかると言います。

もうだいぶこのマシンは使い込んでいるのでそろそろニューマシンに替え時なのかな?

しかし、思えばこのストリングマシンは店をオープンしたときからずっと使ってきたものでかなりの思い入れがあるものです。

できることならこのまままだ使い続けていきたいと言う気持ちもかなり強いです。

使い慣れているので他のどのマシンよりもすばやく楽に張り上げられるということもあり、新しいマシンが使いにくかったらどうしようなどと思ったりもします。

もう完全に修理不能ということであれば悩み無用なのですが、直せばまだまだ使えると言われると迷ってしまうものですね困った

日記 | 投稿者 fresco 00:18 | コメント(0)| トラックバック(0)
fresco
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