2012年02月18日
危険な曲打ち
トッププロが大きな試合のなかでも観客サービスの一環として曲芸打ちを披露する場面を時々みかけます。
この前のオーストラリアンオープンでも錦織が股抜きショットでマレーの頭上をロブで抜いて返ってきたボールをノータッチで決めるという素晴らしい場面がありました。
そんな超一流選手がいとも簡単に打ってみせる股下で後ろ向きにボールを捉えて打ち返すあのテクニックは、果たして練習すれば誰にでも打てるようになるのか?
あれをテニススクールで練習するようなことは滅多になく、僕のクラスでもやったことはないと思います。
だからどのくらい練習したら出来るようになるのか、いやそもそも練習次第で出来るようになれるものなのか?それはわかりません。
僕自身は少し練習してみたことはあります、でも何とか打ち返せる程度にはなりましたが華麗さとはほど遠い姿でした。
見ようと思えば打点が見られる股下と絶対に見ることが出来ない背面打ちを考えると、背面打ちの方が難易度は高そうなのですが
そうでもありません。
では何がその差を生むのか?
僕が思うにはそれはスペースの問題かな?と言うことです。
つまり、背中の後ろで打つ空間は広くて何もラケットの動きを妨げませんが股下の場合はそうはいかずある程度の足の長さがないと非常に限られたスペースでのラケットワークを強いられることになるわけです。
以前に僕が少し練習したときにすぐやめてしまったのですが、それはなぜかと言うとある事件が起きてそれがトラウマとなって僕はあまり股抜きショットにはチャレンジしたくなくなったのです。
その事件というのは仲間のコーチであまり背の高くない足の長さも発展途上(もうかなりの歳でしたが)の男が、股抜きの練習中に思い切り振った自分のラケットでテニスボールではなく自分のボールをハードヒットするという惨劇を目の当たりにしてしまったのでした。
それ以来そのテニススクールのフロント脇に掲示されたコーチ紹介のその男の得意ショット欄には「股打ち悶絶ショット」と書かれていて、好奇心の強い純真無垢なジュニア生徒から「コーチ!股打ち見せて!」とせがまれた彼が顔を赤くして「そんなもの見せられるか!」と大人げなく怒鳴っていました
この前のオーストラリアンオープンでも錦織が股抜きショットでマレーの頭上をロブで抜いて返ってきたボールをノータッチで決めるという素晴らしい場面がありました。
そんな超一流選手がいとも簡単に打ってみせる股下で後ろ向きにボールを捉えて打ち返すあのテクニックは、果たして練習すれば誰にでも打てるようになるのか?
あれをテニススクールで練習するようなことは滅多になく、僕のクラスでもやったことはないと思います。
だからどのくらい練習したら出来るようになるのか、いやそもそも練習次第で出来るようになれるものなのか?それはわかりません。
僕自身は少し練習してみたことはあります、でも何とか打ち返せる程度にはなりましたが華麗さとはほど遠い姿でした。
見ようと思えば打点が見られる股下と絶対に見ることが出来ない背面打ちを考えると、背面打ちの方が難易度は高そうなのですが
そうでもありません。
では何がその差を生むのか?
僕が思うにはそれはスペースの問題かな?と言うことです。
つまり、背中の後ろで打つ空間は広くて何もラケットの動きを妨げませんが股下の場合はそうはいかずある程度の足の長さがないと非常に限られたスペースでのラケットワークを強いられることになるわけです。
以前に僕が少し練習したときにすぐやめてしまったのですが、それはなぜかと言うとある事件が起きてそれがトラウマとなって僕はあまり股抜きショットにはチャレンジしたくなくなったのです。
その事件というのは仲間のコーチであまり背の高くない足の長さも発展途上(もうかなりの歳でしたが)の男が、股抜きの練習中に思い切り振った自分のラケットでテニスボールではなく自分のボールをハードヒットするという惨劇を目の当たりにしてしまったのでした。
それ以来そのテニススクールのフロント脇に掲示されたコーチ紹介のその男の得意ショット欄には「股打ち悶絶ショット」と書かれていて、好奇心の強い純真無垢なジュニア生徒から「コーチ!股打ち見せて!」とせがまれた彼が顔を赤くして「そんなもの見せられるか!」と大人げなく怒鳴っていました