2012年02月12日
昔の身体で飲んでますか?
昨日は中学校の同窓会があり、卒業以来なんと38年ぶりに再会した友達がたくさんいました。
それだけの年月が経過していてもあまり変わっていないように見える人もいれば、(あれっ、この人はほんとに同窓生か?)と考えさせられてしまう大変化を遂げているような人もいました。
しかし、最初は緊張して昔のようにはうち解けて話が出来ない雰囲気だったのが時間が少し経つと、いつの間にか心は中学時代にタイムスリップしていました。
いつもならばそんな時についついアルコールを度を過ごして飲んでしまうところなのですが、昨日は違いました。
まず昨日の約50人くらい集まった同窓会の司会を僕が勤めることになったので、無事にその任務を全うするまでは飲めなかったというわけです。
そして司会の仕事を終えてもう飲んでもよいよと言うときになると、周りの友達はすっかり酔いがまわって中には酩酊状態で見るに堪えない人がいました。
それを見たら僕はすっかり酒を飲む気が失せてしまい、それから二次会三次会までいましたがずっとウーロン茶とかジュースしか飲みませんでした。
なかでも最もベロベロに酔っていたのが大学の頃によくテニスを一緒に練習したいわば親友だったのですが、彼とは4~5年ぶりくらい会っていませんでした。
昔はテニスのあとに飲み会があったりすると彼はどれほど飲んでも平気な顔して、時には周りの者がみんな完全に酔いつぶれているのにあまり酒を飲めない後輩を連れて夜中に牛丼を食べに行ったりする剛の者でした。
それが今やかなり飲んだとはいえ昔の豪傑ぶりとはもうかなり違っているようでした。
テニスはやっているのかと尋ねると「3年くらい前に仕事の仲間と急にプレーしたら肉離れしてそれからまったくやっていないし、テニス以外でも歩くこともあまりない」そうでした。
つまり運動から離れてしまい体型もかなりメタボリック気味になっていたので筋肉がなくなっていたのでしょう。
前にも書いたと思いますが筋肉の量が多いとアルコール分解量も高くなるので、若い頃はヘラクレスみたいな筋肉質だった彼がいまや皮下脂肪たっぷりのヘロペロスになってしまうと酒にも弱くなるということです。
こういう傾向はわりと僕らの年代になると現れるもののようで、かつてはテニスして筋骨隆々で酒にも強かった連中がそのつもりでガバガバ飲んで翌日に二日酔いで寝込むなんてことをよく聞くようになりました。
昔と同じくらい飲みまくるならばそれに見合った頑健な身体がないとダメなんだと言うことです。
だけどテニスのために身体を鍛えるならば良いけれどまさか酒を飲むために筋肉を付けるなんてちょっと問題ですが、トレーニングしないで酒だけ飲むよりはマシかも知れません