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気ままなコーチのテニスショップ 大岡山のフレスコテニスショップをやっているテニスコーチ稲垣のブログです。

脳内整理の方法はありますか?

このところ雨が多くて自転車に乗っていませんでした。

少しくらいの雨ならば我慢して乗っていこうかとも思うのですが、あんな豪雨でしかも雷までピカピカしていたらさすがに無理です。

というわけで車で通勤していたのですが、とたんに体が重い感じがします。

自転車でスクールまでいくとちょうどよいウォームアップ代わりになるので、レッスン開始すぐに動き回るのが楽なんです。

それが車で行くとなんだかいまいち動く気がしないというか、体が硬くてスムースに動けないのです。

自転車って楽そうに見えて、実はかなりフィットネス効果が高い乗り物なんだなって思いました。

家から店まで久しぶりに自転車に乗っていくとき、「あれっ、なんだかペダルがすごく重いな湿気で錆び付いたかな?」と感じました。

店についてペダルをチェックしたけど錆など付いてないので、乗っていなかったのでもう足が衰えてペダルが重く感じたのだと思います。

しかも僕の自転車は実は電動モーター付きなのに、そのスイッチをいれているにもかかわらず重く感じたのです。

ちょっと乗らないだけで、こんなすぐに体は衰えるものなんですかね。

体だけなら良いですが、頭の衰えもかなりまずい状態かもしれません。

というのは、この頃ずっと自転車に乗り続けていて車とは違う道を使っていました。

車だと通れない一方通行を自転車なら走れるし、すごい狭い道路とか遊歩道なんかスイスイ走れて便利です。

しかし、その道順にすっかり馴れてしまい車で走っているのに一方通行を逆に走ってしまいました。

幸いにも対向車もパトカーにも遭遇せずに済んだので事なきを得ましたが、途中で逆走に気づいて我ながらあきれました。

習慣というのは実に恐ろしいと思いました、そしてその習慣はしばらく別のことをしていたのに突然に蘇ったりするので厄介です。

僕は以前はほとんどのレッスンがアウトドアコートでのものでした、それで雨が降るとレッスンが中止になるのでスクールには行かないというのが常でした。

それが最近はインドアと屋根付きコートでのレッスンが増えたので、かなりの大雨が降っていても中止にならないので仕事がなくならずに助かります。

ただ、以前の習慣が突然に蘇ってしまうことがたまにあり、朝に目覚めたときに雨音が激しく窓外から聞こえると「ああ、今日のレッスンは完全に中止だな寝不足だからこのままもう少し寝てしまおう」と二度寝をしてしまうのです。

ところがもはやインドアに変わっているのでレッスンが雨で中止になったりはしないのです。

それに気づいてあわてて時計をみると、もうレッスンに間に合わせるためにはあと5分しかない。

狂ったように飛び起きてテニスウェアーに着替えて、そのまま車を飛ばしてスクールまで行き無事レッスンに間に合ってホッとするのでした。

こんなことがいつもではなくほんと時々ですが、突然におこるんですよね、いったい自分の頭のなかはどうなっているんだろ?って思うんですが、パソコンのハードディスクみたいにいろいろな記憶のファイルがバラバラに散らばってしまっているんでしょうね。

これをうまく整理してクリーンに出来る方法はないものでしょうか?
日記 | 投稿者 fresco 16:49 | コメント(0)| トラックバック(0)

失われた伝説のグリップテープ

以前にとても古いラケットに、これまたものすごい古いグリップテープを巻いている方の話を書きました。

なんかその話に興味をもって頂いた方が何人かいらして、今日もまたコメントを頂いたのでその後の話を書きます。

実はあのインディジョーンズが欲しがりそうな、エジプトの古代遺跡から発掘されたようなグリップテープはいつの間にか失われていました。

先日の夏休み明けのレッスンで、ふとあのラケットの持ち主とグリップに目をやるといつの間にか新しいグリーンのよくあるウェットタイプのものに巻き替えてありました。

どうしたことかと尋ねてみましたが、「あっ、あー・・・、ハッハッハッ」と笑ってごまかされてしまいました。

なんであんなに長く使い込んで、しかも気に入っていたのに突然に巻き替えたのか?ツタンカーメンの死の真相と同じくらい僕には深い謎です。
日記 | 投稿者 fresco 15:53 | コメント(0)| トラックバック(0)

夏の終わりの稲妻はスター誕生の予兆か

先ほど東名高速を走って来たんですが、途中で豪雨に見舞われて恐い思いをしながら帰ってきました。

もうほんとに誰かが空から思い切り水を撒いているんじゃないのか?って思うくらいの集中豪雨、そして目が眩むような激しい雷光には思わず首をすくめてしまいました。

大型のトラックが横を通るときにものすごい水しぶきをあげていくので一瞬、前方がまったく見えなくなったり路肩に溜まった雨水で突然ハンドルが取られて蛇行したりと心臓が喉もとまで飛び出しそうな目に遭いながらなんとか無事に家に帰り着きました。

そしてネットニュースをチェックすると、なんと錦織選手が3回戦に進んだとの朗報に先ほどの恐怖体験も吹き飛びました。

やっぱりハードコートではすごいことをしてくれそうですね、ベストいくつまでいけるか?まさかそれ以上の活躍もあり得る?いやあまりにもそれは短絡すぎですね。

でもテニスのニューヒーローは突然に彗星のように現れるものですからね、もしかしたら・・・もしかするかも。
日記 | 投稿者 fresco 01:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

ベンデッタの誘惑

夏休みでブログもお休みしていたら、すっかりサボり癖がついてしまい気づいたらもうすぐ八月が終わってしまいそうです。

錦織選手が全米選手権でどこまでいけるかとても楽しみですね。そしてジャパンオープンでは、目の前で観戦できそうなのでそれも楽しみです。

ベテラン杉山選手にもまだまだ頑張ってもらいたいですが、全米はまずは一回戦を無難に突破してこちらもぜひどんどん勝ち上がってもらいたいところです。

その杉山選手がかつて使っていたプリンスのハリアとそっくりなラケットが新発売されました。

ベンデッタという以前に人気があった黄色と黒のあのラケットの名前が付けられていますが、中身はほぼハリアそのものでした。

これはメーカーの戦略として同じモデルでずっと販売してもなかなか売れ行きを維持するのが難しいのでこうしてコスメとネーミングを変えて新モデルとして売り出すのでしょうね。

第二のグラファイトとなってしまうのを嫌ったのでしょうか?

それだけこのシンプルな作りのラケットは、実に打ちやすく快適な使い心地ということです。

いちばん最初はラフターのレスポンスチタン、そのあとウォリアー、次はDBコントロール、そしてハリアーへと名前とコスメと若干の機能変更などを経てこのベンデッタというわけです。

「シンプルだけど良いモノはやはり良いな」というのが昨日に僕が試打した感想です。

打球感が良く、打球音も良い、コントロールもしやすいし、反発力もちょうど良い、肘が治ったのでO3ツアーのミッドで調整していい感じになってきたのですがベンデッタの誘惑に負けそうです。

でも2年くらいでまたマイナーチェンジされるかと思うと、数本を買い揃えて本気で使う気になれないんですよね。

やはり自分が選んだラケットは、廃モデルにならずにずっとカタログに残っていて欲しいですね。

日記 | 投稿者 fresco 17:49 | コメント(1)| トラックバック(0)

スウィングが速くてコントロールが良くなっても、体力なけりゃ意味ない

今週は夏休みで月曜日から休んでいてテニスしていません。

そして今日の夜は4日振りくらいでラケットを素振りしてみました。

最近の筋トレの成果があって、スイングスピードはとても速くなったような気がします。

風を切る音が我ながらなかなか鋭いシャープな感じで良いな、と思うからです。

特にサービスのモーションで思い切りラケットを振るとものすごい速そうな音がするのです。

このまま素振りで出しているスィングスピードのままで実際に打てば、こりゃかなり高速ボールが打てるはずです。

しかし、なかなか素振りの速度そのままでボールを打つというわけにはいきませんし、打てたとしてもそれで正確なショットが飛ぶかどうかはわかりません。

確かにそのままで振って打てるかも知れないけど、そのボールはもしかしたらフェンス直撃か逆にネットばかりということもあり得ます。

現役の選手ならば素振りの速度そのままでコートにでてボールを打つことで、スピードとコントロールの両立が可能でしょう。

でもレッスン中にそんな高速スウィングで打ち続けるワケにはいきません。

でも、まだまだこれだけ速くラケットを振ることができるのだからもう少し練習してコントロールと安定性を磨けば試合で良い結果を出せるかも知れないのに。

などと、勝手なことを考えながらひたすら素振りしているうちに、やっぱりそんなのは幻想だと気づきました。

なぜなら汗びっしょりで素振りしているうちに疲れてきてしまい、これほんとに少し走りながらボールを打っていたらとても体力がもたない!冷や汗

日記 | 投稿者 fresco 01:24 | コメント(0)| トラックバック(0)

夏はやっぱり軽井沢でテニス!

僕の家の近くにはある大手企業の社有テニスコートがあります。

とても立派で綺麗なコートで、地元住民にも開放されているので僕も時々、利用させてもらうことがあります。

その会社は夏休みがとても長いことで有名で、この時期になるとそうした夏期休暇に入った社員の方らしい家族連れでテニスする姿をみかけます。

今日もそのコートに家族でテニスを楽しむ様子が見られて、暑い中でよくテニスやっているなと自分の職業を忘れて感心して観ていました。

そういう僕も夏期休暇中ですが、家族でテニスすることはまずありません。

自分もせっかくの休みに暑いのを我慢してなぜテニス?と職業コーチにあるまじき理由でやりませんし。

家内や子供達は「夏にテニスをする人ってさ、楽しくてやっているわけじゃないよね、痩せたいとか、精神力を鍛えたいとか、もしかしたらマゾ?趣味の人」なんてたわけた事を言います。

でも自分がこうして休みに入って寛いだ状態で観てみると、確かに「なんでこんな暑いときにあんな走り回ってボールを追いかけてんだ」とまたまた職業倫理に反するようなことを考えちゃいます。

若い頃から自分はいったいいくつくらいまでテニスコーチができるかな?といつも夏になると考えてしまいます。

20代の頃はたぶん30過ぎたらかなりきつくなるんだろうなと思い、30代になるともう40過ぎたら夏のレッスンは無理だろうと考え、そしていまもうすぐ50になる手前です。

やはり今年の夏も思いました、「50歳の来年の夏はレッスンは休みにするか、涼しい高原のリゾートに1ヶ月出張スクールにしてもらいたい」って。

軽井沢の森の中にあるテニスコートで夏に一度だけレッスンをしたときは、ほんとに気持ちよかったですね。

軽井沢にプロテニス協会のスクールがありますが、あそこで毎日テニスの練習ができるなんて最高だと思います。

そんな最高の場所での特訓成果があり、そこのスクールから何人か有望な選手が出てきています。

数年後の東京オリンピックが実現したら、その軽井沢出身の選手にぜひ活躍してもらいたいです。
日記 | 投稿者 fresco 02:00 | コメント(0)| トラックバック(0)

北京から東京へ、そして金メダル

オリンピックのテニス中継を初めて観ました。
グランドスラム大会に較べると何となく淋しい感じがして、オリンピックよりもやはり4大トーナメントの方が華やかなんだなと思いました。

試合は杉山愛ハンチュコバのシングルスで、前の日に降雨のために順延されたようでした。

立ち上がりは杉山選手が順調にサービスキープして始まっていましたが、見始めてすぐに用事ができてその後は観ていません。

さっき結果を確認したら残念ながら敗退していました、そのときに錦織選手も敗退したことを知りました。

今回のオリンピックは久しぶりにとても興味があって、いろいろと楽しみがあったのですがもっとも気になるテニスが早々と結果が出てしまいそれも残念です。

東京にふたたびオリンピックを誘致しようという動きが盛り上がっていますが、実現したらそのときにはぜひテニスで錦織選手が金メダルを狙える状況になっていることを心から願っています。

そうしたら日本テニス界はものすごいことになってくれるんではないでしょうか、想像するとわくわくしますね。
日記 | 投稿者 fresco 23:06 | コメント(0)| トラックバック(0)

女子選手も使い始めたポリエステルストリング

今朝は半袖短パンのまま自転車に乗って出かけたら、少し肌寒い感じがして驚きました。

涼しくて楽なのでそれはそれで良いのですが、明日からせっかくの夏休みが始まるのにこんな秋みたいになってしまうのは残念です。

まぁ、このままもう暑くならないはずはないと思いますがこの程度の気温だとプールにも海にも行く気がしません。

テニスにはちょうど良いかも知れませんが、こういうしのぎやすい時にも意外に熱中症になったりするのでご注意ください。

さて、ストリングについてなのですがいままでに張ってみて良かったのはどんなモノがあるかなと少し考えてみました。

いちばん古い記憶でこれは良いと思ったのはストリングの種類と言うよりも張り方が良かったことで印象が残っています。

ストリングはいつも張っていたミクロスーパーなのですが、新しいストリングマシンを導入したときに張り方の指導をきちんと受けて自分で張ったときにそれまでよりもずっと感触が良くなり感動したのでした。

しかも、張り上げてそのまますぐにコートに出て打ったのでその爽快な打球感に酔いしれました。

つぎに良く憶えているのはまったく異質のストリングに出会ったときに感じたものです。

ゴーセンの新素材を使ったもので今は無くなってしまい名前も忘れてしまったのですが、その乾いた歯切れの良い打球感はとても気持ちよかったことはよく憶えています。

そしていちばん感激したのはやはりナチュラルを初めて張ったとき、特にバックハンドボレーしたときにその包み込むような感触には背筋がぞくぞくするような感慨を憶えました。

あともう一つはポリエステルのストリングで、これも日本では現在は売っていないようですがルキシロンのLTSという茶色のストリングです。

ナチュラルがいちばん感激したと書きましたが、もしかしたら、これで初めてグラウンドストロークを打ったときの気持ちよさはいままでのなかで最高かも知れません。

ナチュラルのように包み込むような感触と、さらに打球音がクリスタルのような響きを伴うのです。

これぞキングオブストリングという感じで、これに近いのは同じルキシロンにはなくて、シグナムプロのポリプラズマがいちばん似ていると思います。

LTSがなぜ扱われなくなってしまったのかわかりませんが、それによく似たポリプラズマを一度でも使った方に絶賛されて必ずリピーターになるというのは納得できます。

供給が不安定なナチュラル、そしてどんなに努力して工夫してもナチュラルの感触にはほど遠いままのナイロンストリング。

それに較べるとポリエステルは供給不安の心配も少なくて、打球感はナチュラルに勝るとも劣らぬということでこれからの主流になるでしょうね。

女子プロテニス選手も徐々に使い初めていまや4割近くのトッププロが使用しているということで、一般の女性ユーザーにもこれから少しずつ拡がっていくことでしょう。

まだポリエステルを体験していない方はぜひチャレンジしてみてください!

ただ、まだどんな人にも使えるという代物ではなくある程度のスィングスピードと安定してラケットセンターで捉えることができる方にのみお奨めです。



日記 | 投稿者 fresco 17:38 | コメント(2)| トラックバック(0)

ぶっ飛びお○ちゃんはボールを選ばない

ラケットやストリングにこだわりを持っている方は多いですが、ボールについてはどうでしょうか?

いくらストリングを常に新しく張り替えてコンディションを一定にしていても、ボールが古いとダメですよね。

これはどんなに鈍い人でもエアの抜けたボールはダメだという認識はあるようです。

ストリングは5年も張り替えていないのに、ボールはマメに新しいものを買って練習しているという方は意外に多いです。

ストリングの劣化は感じられないけど、ボールの空気圧が落ちて飛ばなくなるのはわかるようです。

しかし、なかにはもう何十年もテニスしているのにボールのコンディションがわからないのか、気にしないのかいずれにしろ全く無頓着な方もやはりいます。

僕が個人的にレッスンをするときにはこちらでボールを用意していくのが多いのですが、最近は自転車で行動していて相手の方にボールを準備していただくことがあります。

ある熟年主婦グループの方々のレッスンの際にもそうしてボールを用意していただくのですが、出来るだけ多めにとお願いしたら新しいのもあるのですが半分くらいもう完全にエア抜けしたものがありました。

それで打ち合いのときには出来るだけエアの入った新しいものを使ってくださいと指示して練習するのですが、そのグループの中でお一人だけ使えるボール、古いボールを選ばない方がいます。

ラリーするときに他の方々はボールカゴから新しいエアの入っていそうなのを選別して打ち合うのですが、そのお一人はもうエア抜けしてキッズ用のフェルトボールみたいになっているのでも平気で使うのです。

そりゃ間違えて古いのを選んでしまうことも他の方達にもありますが、すぐに気づいて「あっ、ごめんねこれエア抜けてるからやめようね」と言って他のと替えます。

しかし、ボール無頓着さんは渾身の力で思い切り打ってもサービスラインより手前にしか飛んでいかないボールを一生懸命にフルスィングしています。

もしかしたらそうやってフルスィングしたいからわざと飛ばないのを選んでいるのかと思ったりしたのですが、ラリーが終わると「なんか思い切り打っているのに気持ちよくボールが飛んでいかないわ」と言うところをみると違うようです。

それで僕は「ボールのエアが抜けているから飛ばないんですよ、見た目もフェルトが減っているし打てばすぐに古いのがわかるでしょ?」と言うのですが・・・。

「えー、私よくわかんないですけど、見てもみんな同じだし打っても違いがわからないわ」と言います。

まぁ、少しくらいのエア抜けならばそうでしょうがそうでないことが多いのです。

なぜなら新しいボールに混ざっている古いボールのなかには、もしかしたら生産された年号は平成でなく昭和かもしれないと思わせるカビ臭いものがあるからです。

そんなボールの感知能力が不足気味の彼女のラケットはどうかというと、やはり古い、重い、厚いの三重苦です。

そしてさらにストリングは、そのラケットの元の持ち主である彼女のご主人が厚ラケブーム全盛(平成元年くらいかな?)の頃に買ったときのサービスストリングのままだということです。

もうほんとに新しいのを買いましょうと口がすっぱくなるほど何十回も言っているのですが、「えー、これが気に入っているからまだいいです、他のを使うとボールが飛び過ぎちゃうし」と言うんです。

それで僕は(それは飛び過ぎちゃうんじゃなくて、それが普通の飛び方なんです、あなたのラケットとストリングがもはや終わっているんです!)と喉元まで出かかった言葉をぐっと飲みこんでいます。

ああー、このブログを彼女が読んで少し思い直してくれたら嬉しいのですが・・・、絶対に無理です、だって未だに「私ねビデオの録画の仕方がわからないんで、コーチ、ウィンブルドンの試合を代わりに撮っておいてね」というくらいの機械音痴ですからやっちゃったぁ

でももしも彼女の耳に入ったらまずいから少しフォローしておこう、「そんないろいろとぶっ飛んでいる方ですが、ボールは全然ぶっ飛ばないマイペースな天然お○ちゃんです」

あれっ、フォローになっていないかな?一応は誉めたつもりなんですけど冷や汗
日記 | 投稿者 fresco 19:47 | コメント(0)| トラックバック(0)

天才はフライパンでボレー

ラケットやストリングにこだわりを持つプレーヤーと無頓着なプレーヤーの話が続きますが、今日は僕が尊敬し秘かに師と仰ぐある元プロ選手の話です。

その方は全日本のダブルスファイナリストで、とにかくもうみごとに完全なテニスの天才と言うべき実力の持ち主です。

もう現役を引退されて僕と同じスクールにいたのですが、たとえば僕が中級クラスのレッスンしていてそのプロがとなりで上級クラスのレッスンをしているとします。

とちゅうで僕のクラスの生徒さんたちが練習を中断して、隣のプロコーチがプレイする様子に見入ってしまうんです。

それで僕は仕方ないなと思いながら、自分でもどれどれと見てみると確かに自分のコートの練習を忘れてしまう華麗なテニスです。

僕はその元プロはテニス界の長島茂雄のような人だと思います、だからここからミスターと呼ぶことにします。

ある時、我々のテニスクラブにストリングマシンが導入されて、それまで自分でストリング張りなどやったことのないミスターが興味を示して張り替えにチャレンジし始めました。

ストリングの張り替えは初めてではないのですが、最新式のマシンを使って張るのは初めてで正直あまりお上手とはいえませんでした。

しかし、元プロはたいへんにストリング張りが気に入ったようで自分で張り替えをするようになりました。

そんな頃に僕はプロとシングルスゲームを何度かやりましたが、サービスもグラウンドストロークもボレーもほとんどライン上に狙って入れてくる天才選手にはいつも負かされ通しでした。

そしてあるとき試合後にベンチに座ってミスターのラケットを何気なく手にとって見てみると、一番上のクロスストリングが張ってありませんでした。

「あぁ、そこねそんな上まで張ると思わなかったからその下のところで終わって切っちゃったんだ」とニコニコしながら言うのです。

それを聞いて僕は内心で(こんな大切なところのストリングを張っていないラケットであの神技ショットを連発したのか
!?)と驚きました。

いやーいままでご紹介した人たちは一応きちんと張り上げられている状態でのこだわりがあるとかないとかでしたが、このミスターときたらそんな次元ではありません。

「ストリングの張り方がどうだのこうだの、1本か2本抜けて張り上がっている?いいんじゃないのそのくらい、調整して打てば大丈夫だって!」と言うでしょう。

昔テレビの実験番組であるプロテニス選手が「フライパンで初級者相手にテニスして勝てるかどうか」というのを見たことがあります。

確かプロは簡単にその初級者に勝ってしまったと記憶しています。

やはり天才には道具などどうでも良いんでしょうね、ちなみにそのフライパンで戦ったのは全日本7回優勝のあの方でした。
日記 | 投稿者 fresco 02:33 | コメント(1)| トラックバック(0)

王家の谷のグリップテープ?

このところストリング張り替えや、ラケットそのものに対するこだわりが全くないコーチの話をしていますが今日は生徒さんでものすごい強者をみつけました。

その方はとても熱心にスクールに来ていただいておりまして、入会から3年間の間に休んだのはたった一度きりでそのとき以外は常に30分前にはいらしています。

もう現役は退かれているご様子でいわば悠々自適な生活をおくるナイスシルバーという感じの紳士です。

そしてその方がお使いのラケットがこれまた年季が入った代物で、僕が20年以上前に成城のアメリカンテニススクールにいた頃にコーチに支給されていたヘッドのものなんです。

もうそれだけでも凄いのですが、さらに張ってあるストリングについては聞くのが恐ろしかったのですが思い切って聞いてみると「あぁー、これね買ったときに確かサービスで張ってくれたやつなんだよね」とこともなげに言い放ちました。

えっびっくり20数年間張りっぱなし!?あり得な~い失礼しました

いやーいくらなんでもそれはないですよね、たぶん本人は忘れているけど途中で何度か、もしかしたら一度かも知れないけど張り直しているはずです。

そう思ってラケットを見せてもらってストリングは何かと思って見てみると、僕の記憶では当時の量販店で良くサービスしていたストリングらしきものが張ってあるのでもしかしたら・・・冷や汗

そしてグリップテープを見ると、エジプトのピラミッドから発掘された棺のなかから取り出されたような得体の知れない変質変色したものがむちゃくちゃな状態で巻き付けられてあります。

「これも買ったときから巻いてあるんですか?」と尋ねると、誇らしげに「そうだよ、すごく手に馴染んでて他にはかえられないよ」って満面に笑みを浮かべて答えます。

絶対に無駄だと思いましたが試しに「もうこのラケットを買い換えるか、せめてストリングを張り替えしましょうよ」といってみました。

すると少し怖い顔になって横を向きながらつぶやくように「いや、これでいいんですこれで!」と言ったきりもう二度とそのことには触れないでくれという雰囲気に、僕は思わず息を飲みました。

うーん、なんとかあの人に新しいストリングの良さを感じてもらいたい、いつかきっと説き伏せて張り替えてもらうつもりです。

それにしてもあのラケットとストリングで、無遅刻無欠席の几帳面な超優良スクール生、このギャップはなんなんでしょう?
日記 | 投稿者 fresco 14:27 | コメント(3)| トラックバック(0)

熟年主婦プレイヤーは天才なのか?

昨日は試合に強いコーチふたりのストリングに対する、こだわりの違いを書きました。

もう一人、ストリンガーとしてというかコーチとしてちょっと困ってしまう人がいました。

彼の場合はやはりストリングにはまったくこだわりがありません、いやストリングだけでなくラケットにもこだわりがないのです。

そんな彼の実力は、プロテニスプレイヤーを何人も輩出している某大学体育会テニス部出身で元JOP上位選手という達人です。

いまはもうほとんど試合に出ることはないようですが、数年前に20歳近く若いコーチたちとゲーム練習したときにまったく彼らにポイントを取らせなかったと若手が嘆いていました。

そしてそのときに使っていたラケットは、その若手のコーチによると「スクールのデモラケを適当に選んで使っていたのに、まるで何年も扱っているように打つんですよ」と言うのです。

いろいろなラケットやストリングを試して、あれでもないこれでもないとマイベストラケットを日夜さがしつづけている方がたくさんいらっしゃると思います。

ぼくだって自分がいつも使っているラケットに、自分のセッティングのストリングが張っていないとそもそも戦うモチベーションが下がります。

それを即興で選んだデモラケで戦ってミスせずに勝ち続けるとは恐れ入ります。

彼はラケットの状態に自分の打ち方を合わせることが、簡単にできる天才プレイヤーなのでそういうことが可能なのだと思います。

しかし、そういう才能に恵まれない普通のプレイヤーの僕はラケットコンディションを常に一定にして自分に合わせるようにマメに張り替えをしないとプレイが不安定になってしまいます。

あれっ、そうすると何年も張り替えないでも平気な熟年主婦プレイヤーはもしかしたら彼みたいな天才なのかも知れませんね。

だから5年も前に張ったストリングでも、いつもと同じようにプレイができるのかなぁー?びっくりそりゃちょっと違いますよね・・・。失礼しました


日記 | 投稿者 fresco 23:25 | コメント(0)| トラックバック(1)

ストリンガー泣かせ

このブログを書いていて時々あることなのですが、書いている途中で別の用事があって少し離れていると戻ったときに続きを書いてアップロードしようとするとせっかく書いたものが消し飛んでしまいます。

昨日もそれで書いたものが消えてしまい、もう一度書き直す元気がなくてやめてしまいました。

今日は飛ばないことを祈りますが、何せ自分ではどうしようもない不測の事態なので不安です。

さて、その消えた話はストリングについてだったのですが今日は少し一部を変えて書きます。

というのは昨日の日曜日に一緒に働くコーチから、彼のストリング事情について驚く事実を聞いたことを加えるからです。

驚きの事実なんていうと大げさかも知れませんが、ストリングガー兼任コーチとしてはいささかショッキングな話です。

そのコーチはベテラン大会に出場していて、ランキングも上位に位置する実力を持っています。

今年も上手くいけば全日本選手権本戦出場が、可能だというほどの試合巧者の彼なのですが、今日のレッスン後にストリングを自分で張り替えているところを見かけて話しかけました。

するとなんと!その張り替えは2年ぶりくらいだというではありませんか?!

彼が張り替え作業をするのが2年振りだというのではないですよ、その彼の愛用ラケットを張り替えるのが2年振りだとのたまうのです。

そしてストリングなんかいつもそんなものですよ、と言ってのけた彼はさらに「ストリングも別に何でもいいんですよね、これは校長からもらったミクロスーパーなんですけど」と全くストリングに対するこだわりの無さを告白しました。

そんな適当なストリング張りなのに全日本選手!?びっくり

いや、しかしこの彼とはまったく正反対で練習で1度か2度つかったストリングはすぐに張り替えるというこれまた実力派のコーチもいます。

彼は大学時代にインカレでダブルス優勝していて、少し前まではポッカのランキング1位をしばらく続けていました。

そしてストリングだけでなく、グリップテープにもこだわりがあり少し使ってへたりガ出たらそれもすぐに巻き直します。

そんな彼のストロークは驚くほど精度が高く、ベースライン間際までかなりの高さを維持して飛んで来ますがラインギリギリで突然に重力の存在を思い出したようにストンとラインの上に落ちます。

あれだけのショットをコンスタントに打ち続けるためには、やはり常に一定のラケットコンディションを維持していないと無理だと言うことです。

先ほどのベテランコーチもほんとはこのくらいきちんと張り替えをしていれば、さらに良くなるはずです。

確かに彼の場合はあまりストリングの反発力などを必要としないプレイスタイルだということなのでしょうが、それは元々あまりストリングを張り替える機会がなくて仕方なくそういうスタイルになっていったからだと思うのです。

今度から彼のストリング管理について、少しアドバイスしていこうかと考えています。

もっと自分に合った良いストリングを見つけてあげて、それをマメに張り替えるように奨めてみます。

それで彼のランキングが更に上がってくれれば、ストリングの大切さを感じてもらえるのでは思います。

しかし、困りますね、テニスコーチやってて上手くて試合に強い人がストリングに無頓着なんて。

ストリングについて自分の生徒さんに聞かれたらなんて答えているんだろ?冷や汗

「コーチ、ストリングの張り替えってどのくらいでするものなんですか?」って問われて、「あー、切れるまで使っていていいんじゃないですか、それかあまりボールが飛ばなくなってきたらでいいんですよ2~3年は保つかな」なんて言ってないだろうな怖~い
日記 | 投稿者 fresco 02:20 | コメント(2)| トラックバック(0)

真夏のテニスは気持ちいい?!

周りの人は今日も暑い々と言っているのですが、僕はあまり暑いと思いませんでした。

実際に気温がほんとに少し下がったのか、それとも僕の体が夏の暑さに慣れてしまってあまり暑いと思わなくなったのか?いずれにしろ、じっとしていても汗がしたたり落ちるような状況よりはずっと良いです。

ただ、せっかく暑さには馴れてきて辛くなくなったというのに、なんだか体が重くて腰も少し痛くて動きたくない状態です。

レッスンしていて誰かが思いきり走りながら打っているのを見ると、「ああ、元気だなー、僕は今あんなに走ってボールを打つのはだるくて嫌だな」などと感じてしまうのです。

これってもしかしたら夏バテというものなんでしょうか?

あまり夏バテというものを経験したことがないのでよくわかりませんが、でもほんとにそうだとすると食欲がなくなると言うのですが、僕はそれはありませんね。

カツ丼でもカツカレーでも、みんなが暑いときは敬遠するようなものを僕はむしろ好んで食べています。

子供の頃から、家族は夏で暑いからと冷や麦とか冷やし中華とかばかり食べているときに僕はひとりでフライドチキンとかピザとかをたっぷりと食べていました。

そのおかげで夏バテなんてしたこともないし、そもそも夏の暑さが嫌だと思ったことはありません。

夏がもし暑くなかったら、その方がものすごく淋しくて嫌だと思います。

暑くてじりじりと体が焼けていくようなあの感覚が大好きでした、そしてそういう状態でテニスコートを走り回るともうテニスプレイヤーズハイとでもいうような感覚で気分は最高です。

これは脳内麻薬と呼ばれるエンドルフィンが分泌されることから起こるもので、たとえばマラソンとか競泳とか極限に近い過酷な状況化でその苦痛を和らげるために出るということです。

テニスでも真夏の厳しい条件のなかで激しく動き回ってプレイすれば、脳内麻薬が多量に放出されて気持ちよくなってくるというわけです。

テニスに限らずスポーツにのめり込んで、いわば中毒症状に近いような愛好者はこうした天然の麻薬中毒患者だということらしいです。

そう言われると僕なんか正に、そうした天然麻薬患者と呼ばれても不思議でないと自分で思います。

明日もまた暑くなるようですが、そうするといっそうエンドルフィンの出が良くなって気持ちよい一日を迎えられるかもしれません。

でも、天然といえども麻薬中毒はあまり体に良くないですからね、やはりほどほどにしておかないと体がぼろぼろになってしまいます。

「テニスやめますか、それとも人間やめますか?」なんて言われないように気をつけます!冷や汗
日記 | 投稿者 fresco 21:50 | コメント(0)| トラックバック(0)
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