2008年08月09日
ぶっ飛びお○ちゃんはボールを選ばない
ラケットやストリングにこだわりを持っている方は多いですが、ボールについてはどうでしょうか?
いくらストリングを常に新しく張り替えてコンディションを一定にしていても、ボールが古いとダメですよね。
これはどんなに鈍い人でもエアの抜けたボールはダメだという認識はあるようです。
ストリングは5年も張り替えていないのに、ボールはマメに新しいものを買って練習しているという方は意外に多いです。
ストリングの劣化は感じられないけど、ボールの空気圧が落ちて飛ばなくなるのはわかるようです。
しかし、なかにはもう何十年もテニスしているのにボールのコンディションがわからないのか、気にしないのかいずれにしろ全く無頓着な方もやはりいます。
僕が個人的にレッスンをするときにはこちらでボールを用意していくのが多いのですが、最近は自転車で行動していて相手の方にボールを準備していただくことがあります。
ある熟年主婦グループの方々のレッスンの際にもそうしてボールを用意していただくのですが、出来るだけ多めにとお願いしたら新しいのもあるのですが半分くらいもう完全にエア抜けしたものがありました。
それで打ち合いのときには出来るだけエアの入った新しいものを使ってくださいと指示して練習するのですが、そのグループの中でお一人だけ使えるボール、古いボールを選ばない方がいます。
ラリーするときに他の方々はボールカゴから新しいエアの入っていそうなのを選別して打ち合うのですが、そのお一人はもうエア抜けしてキッズ用のフェルトボールみたいになっているのでも平気で使うのです。
そりゃ間違えて古いのを選んでしまうことも他の方達にもありますが、すぐに気づいて「あっ、ごめんねこれエア抜けてるからやめようね」と言って他のと替えます。
しかし、ボール無頓着さんは渾身の力で思い切り打ってもサービスラインより手前にしか飛んでいかないボールを一生懸命にフルスィングしています。
もしかしたらそうやってフルスィングしたいからわざと飛ばないのを選んでいるのかと思ったりしたのですが、ラリーが終わると「なんか思い切り打っているのに気持ちよくボールが飛んでいかないわ」と言うところをみると違うようです。
それで僕は「ボールのエアが抜けているから飛ばないんですよ、見た目もフェルトが減っているし打てばすぐに古いのがわかるでしょ?」と言うのですが・・・。
「えー、私よくわかんないですけど、見てもみんな同じだし打っても違いがわからないわ」と言います。
まぁ、少しくらいのエア抜けならばそうでしょうがそうでないことが多いのです。
なぜなら新しいボールに混ざっている古いボールのなかには、もしかしたら生産された年号は平成でなく昭和かもしれないと思わせるカビ臭いものがあるからです。
そんなボールの感知能力が不足気味の彼女のラケットはどうかというと、やはり古い、重い、厚いの三重苦です。
そしてさらにストリングは、そのラケットの元の持ち主である彼女のご主人が厚ラケブーム全盛(平成元年くらいかな?)の頃に買ったときのサービスストリングのままだということです。
もうほんとに新しいのを買いましょうと口がすっぱくなるほど何十回も言っているのですが、「えー、これが気に入っているからまだいいです、他のを使うとボールが飛び過ぎちゃうし」と言うんです。
それで僕は(それは飛び過ぎちゃうんじゃなくて、それが普通の飛び方なんです、あなたのラケットとストリングがもはや終わっているんです!)と喉元まで出かかった言葉をぐっと飲みこんでいます。
ああー、このブログを彼女が読んで少し思い直してくれたら嬉しいのですが・・・、絶対に無理です、だって未だに「私ねビデオの録画の仕方がわからないんで、コーチ、ウィンブルドンの試合を代わりに撮っておいてね」というくらいの機械音痴ですから
でももしも彼女の耳に入ったらまずいから少しフォローしておこう、「そんないろいろとぶっ飛んでいる方ですが、ボールは全然ぶっ飛ばないマイペースな天然お○ちゃんです」
あれっ、フォローになっていないかな?一応は誉めたつもりなんですけど
いくらストリングを常に新しく張り替えてコンディションを一定にしていても、ボールが古いとダメですよね。
これはどんなに鈍い人でもエアの抜けたボールはダメだという認識はあるようです。
ストリングは5年も張り替えていないのに、ボールはマメに新しいものを買って練習しているという方は意外に多いです。
ストリングの劣化は感じられないけど、ボールの空気圧が落ちて飛ばなくなるのはわかるようです。
しかし、なかにはもう何十年もテニスしているのにボールのコンディションがわからないのか、気にしないのかいずれにしろ全く無頓着な方もやはりいます。
僕が個人的にレッスンをするときにはこちらでボールを用意していくのが多いのですが、最近は自転車で行動していて相手の方にボールを準備していただくことがあります。
ある熟年主婦グループの方々のレッスンの際にもそうしてボールを用意していただくのですが、出来るだけ多めにとお願いしたら新しいのもあるのですが半分くらいもう完全にエア抜けしたものがありました。
それで打ち合いのときには出来るだけエアの入った新しいものを使ってくださいと指示して練習するのですが、そのグループの中でお一人だけ使えるボール、古いボールを選ばない方がいます。
ラリーするときに他の方々はボールカゴから新しいエアの入っていそうなのを選別して打ち合うのですが、そのお一人はもうエア抜けしてキッズ用のフェルトボールみたいになっているのでも平気で使うのです。
そりゃ間違えて古いのを選んでしまうことも他の方達にもありますが、すぐに気づいて「あっ、ごめんねこれエア抜けてるからやめようね」と言って他のと替えます。
しかし、ボール無頓着さんは渾身の力で思い切り打ってもサービスラインより手前にしか飛んでいかないボールを一生懸命にフルスィングしています。
もしかしたらそうやってフルスィングしたいからわざと飛ばないのを選んでいるのかと思ったりしたのですが、ラリーが終わると「なんか思い切り打っているのに気持ちよくボールが飛んでいかないわ」と言うところをみると違うようです。
それで僕は「ボールのエアが抜けているから飛ばないんですよ、見た目もフェルトが減っているし打てばすぐに古いのがわかるでしょ?」と言うのですが・・・。
「えー、私よくわかんないですけど、見てもみんな同じだし打っても違いがわからないわ」と言います。
まぁ、少しくらいのエア抜けならばそうでしょうがそうでないことが多いのです。
なぜなら新しいボールに混ざっている古いボールのなかには、もしかしたら生産された年号は平成でなく昭和かもしれないと思わせるカビ臭いものがあるからです。
そんなボールの感知能力が不足気味の彼女のラケットはどうかというと、やはり古い、重い、厚いの三重苦です。
そしてさらにストリングは、そのラケットの元の持ち主である彼女のご主人が厚ラケブーム全盛(平成元年くらいかな?)の頃に買ったときのサービスストリングのままだということです。
もうほんとに新しいのを買いましょうと口がすっぱくなるほど何十回も言っているのですが、「えー、これが気に入っているからまだいいです、他のを使うとボールが飛び過ぎちゃうし」と言うんです。
それで僕は(それは飛び過ぎちゃうんじゃなくて、それが普通の飛び方なんです、あなたのラケットとストリングがもはや終わっているんです!)と喉元まで出かかった言葉をぐっと飲みこんでいます。
ああー、このブログを彼女が読んで少し思い直してくれたら嬉しいのですが・・・、絶対に無理です、だって未だに「私ねビデオの録画の仕方がわからないんで、コーチ、ウィンブルドンの試合を代わりに撮っておいてね」というくらいの機械音痴ですから
でももしも彼女の耳に入ったらまずいから少しフォローしておこう、「そんないろいろとぶっ飛んでいる方ですが、ボールは全然ぶっ飛ばないマイペースな天然お○ちゃんです」
あれっ、フォローになっていないかな?一応は誉めたつもりなんですけど