2009年04月17日
打って驚くポリ系スピンストリング
このところ良い天気が続き、テニスにはうってつけのシーズン到来という感じですね。
そのせいかストリングの張り替えのご注文をたくさん頂き、誠にありがとうございます。
そして一日のあいだにいろいろなストリングの張り替えをやっていると、昔に較べて実に様々な種類のストリングが増えたものだとあらためて思います。
以前は70~80%のお客様がシンセティックナイロン製のストリングを使用していたので、張り替えもほとんどがナイロンでした。
それが最近はまずとてもポリエステル製のストリングを使う方が増えてきました。
男子プロの世界でも今や70%くらいの使用率だというので、一般にもその流れがやってきているようです。
ではナチュラルストリングはどうなのかと言うと、これが意外にも少しずつ愛好者が増えていると思います。
ストリングに対しての関心が以前よりも高くなっていて、一度はナチュラルを張ってみようという方は少なくありません。
そして一度その比類なき好感触な打球フィーリングに魅了されるともう離れられなくなると言うわけですね。
僕の店でのことですが、比率としてはナイロン40%、ポリエステル30%、そしてナチュラルも30%くらいとほぼ三種類が互角になってきました。
張る側の本音としてはナイロンが最も簡単で張るのが容易なので、すべてナイロンだったら正直とても楽です。
逆にポリエステルは、特にスピン系の凹凸がついたタイプは実に張りにくいのです。
しかし、張りにくいほど摩擦があるということはボールを打つときにもものすごくひっかかるのです。
張りにくいのは承知の上で、その驚異的なスピン性能のために苦労しながら僕は自分のラケットにも張っています。
だからレッスンで生徒さんから「コーチのそのストリングは何を張っていますか?」と聞かれると正直に「ポリスターのターボです」と答えます。
すると「それは良いですか?」「ええ、僕の知る限り最強のスピン性能です」となり、「ぜひ、こんど私のもそれ張ってください」と必ず懇願されてしまいます。
そして「毎度ありがとうこざいます」と感謝しつつも、指先が少し痛くなるのを我慢しながら張り上げます。
張りながらそのラケットの持ち主が、初めて打ったときのことを想像すると思わず一人でニヤケてしまいます。
なぜなら、その歯車と歯車が噛み合うような小気味よいボールへの引っかかりにきっと「うわっ、何だこれ!」ってビックリする顔が目に浮かぶからです。
そんな風に驚かせるのが楽しみなので、少し張るのが厄介なのも苦にならないのかも知れません。
そのせいかストリングの張り替えのご注文をたくさん頂き、誠にありがとうございます。
そして一日のあいだにいろいろなストリングの張り替えをやっていると、昔に較べて実に様々な種類のストリングが増えたものだとあらためて思います。
以前は70~80%のお客様がシンセティックナイロン製のストリングを使用していたので、張り替えもほとんどがナイロンでした。
それが最近はまずとてもポリエステル製のストリングを使う方が増えてきました。
男子プロの世界でも今や70%くらいの使用率だというので、一般にもその流れがやってきているようです。
ではナチュラルストリングはどうなのかと言うと、これが意外にも少しずつ愛好者が増えていると思います。
ストリングに対しての関心が以前よりも高くなっていて、一度はナチュラルを張ってみようという方は少なくありません。
そして一度その比類なき好感触な打球フィーリングに魅了されるともう離れられなくなると言うわけですね。
僕の店でのことですが、比率としてはナイロン40%、ポリエステル30%、そしてナチュラルも30%くらいとほぼ三種類が互角になってきました。
張る側の本音としてはナイロンが最も簡単で張るのが容易なので、すべてナイロンだったら正直とても楽です。
逆にポリエステルは、特にスピン系の凹凸がついたタイプは実に張りにくいのです。
しかし、張りにくいほど摩擦があるということはボールを打つときにもものすごくひっかかるのです。
張りにくいのは承知の上で、その驚異的なスピン性能のために苦労しながら僕は自分のラケットにも張っています。
だからレッスンで生徒さんから「コーチのそのストリングは何を張っていますか?」と聞かれると正直に「ポリスターのターボです」と答えます。
すると「それは良いですか?」「ええ、僕の知る限り最強のスピン性能です」となり、「ぜひ、こんど私のもそれ張ってください」と必ず懇願されてしまいます。
そして「毎度ありがとうこざいます」と感謝しつつも、指先が少し痛くなるのを我慢しながら張り上げます。
張りながらそのラケットの持ち主が、初めて打ったときのことを想像すると思わず一人でニヤケてしまいます。
なぜなら、その歯車と歯車が噛み合うような小気味よいボールへの引っかかりにきっと「うわっ、何だこれ!」ってビックリする顔が目に浮かぶからです。
そんな風に驚かせるのが楽しみなので、少し張るのが厄介なのも苦にならないのかも知れません。
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