2009年02月20日
雨なんか自然に乾くまで待てばよいのに
金曜日の午前中は河川敷のクレーコートでのレッスンなので、雨で濡れているとまったく使えずに中止になります。
ハードコートのようなオールウェザーと呼ばれるサーフェースが登場する以前は、このようなクレーコートしかなかったのでテニススクールもレッスンが中止になることが多かったです。
それが今やハードコートや、多少の降雨でもオーケーの人工芝が普及してスクールが中止になることはとても減りました。
さらには屋根付きやインドアコートが増えてきて、そういうところではもはや天候によってレッスンが中止になったりすることはなくなりました。
これでレッスンを受けるスクール会員の方には安定して毎週かならずテニスが出来るようになり、経営する立場の方にとっても雨で中止による減収を回避できるようになりました。
しかし、最近は以前のように雨で中止になった場合に備えて予備日を設定しているスクールはあまりないですね。
これもやはりクレーコートでのスクール運営の名残なのでしょうが、昔のテニススクールでは例えば一期8回のレッスンスケジュールに2回分くらいの予備日を設定していました。
あまりにも雨でつぶれて半分も出来なかったというような事態に備えて、2回分は振り替えずに消化できるように配慮されてのことでした。
僕がテニスコーチを始めた頃には、もうハードコートが一通り普及していましたのでクレーコートのスクールほどレッスンがつぶれることはありませんでした。
でも、その頃の僕らより年長の先輩コーチはクレーコートしかない頃からレッスンをやっていて「ハードコートになってからレッスンやる回数が増えたし、雨上がりに水捌けするのが大変になったよな」と言っていました。
確かに雨が一日中、降っている分にはただレッスンが中止になるだけですので、スクール会員の皆さんには申し訳ないですがコーチとしては身体が休めて助かることもあります。
でもそれが朝から、降ったり止んだりと中途半端だと逆に普段の倍くらい疲れてしまいます。
いま再開発中の二子玉川のテニススクールにいるときが最も大変でした。
あそこには貸しコートと併せて全部で9面のハードコートがあったので、雨が上がるとその9面を水捌けしなければならないのです。
それをコーチやスクールスタッフの方たちのわずか2~3人くらいでやらないといけないことがよくあり、そして一度やればそれで済むというわけではないのです。
40分くらいかけてようやく終えて、さあレッスンの準備をしようかとボールキャスターを取りに倉庫に行って戻るとまた雨が降り出す。
そしてそのあとのレッスンは中止ですが、また雨がやんでその次のレッスンのために再び水捌け実行部隊が出動です。
梅雨時のひどい時には朝から夜までこんなことを4~5回繰り返すこともあり、そして一度もレッスンをすることなく完全な徒労に終わることも少なくありませんでした。
だからそのあとに異動で、全面が人工芝コートのスクールだったときにはとても嬉しくて「やったこれで水捌けから解放される!」と内心で叫びました。
しかし、そのスクールの人工芝コートにはなんと雨水を除去するための吸水ローラーが設置されていたのです。
だから雨が降る度にそのローラーをかけて水を吸い取るという作業があり、面数こそ減ったのですが手間暇がかかる点ではまったく変わらずで正直とてもがっかりしました。
ハードコートのようなオールウェザーと呼ばれるサーフェースが登場する以前は、このようなクレーコートしかなかったのでテニススクールもレッスンが中止になることが多かったです。
それが今やハードコートや、多少の降雨でもオーケーの人工芝が普及してスクールが中止になることはとても減りました。
さらには屋根付きやインドアコートが増えてきて、そういうところではもはや天候によってレッスンが中止になったりすることはなくなりました。
これでレッスンを受けるスクール会員の方には安定して毎週かならずテニスが出来るようになり、経営する立場の方にとっても雨で中止による減収を回避できるようになりました。
しかし、最近は以前のように雨で中止になった場合に備えて予備日を設定しているスクールはあまりないですね。
これもやはりクレーコートでのスクール運営の名残なのでしょうが、昔のテニススクールでは例えば一期8回のレッスンスケジュールに2回分くらいの予備日を設定していました。
あまりにも雨でつぶれて半分も出来なかったというような事態に備えて、2回分は振り替えずに消化できるように配慮されてのことでした。
僕がテニスコーチを始めた頃には、もうハードコートが一通り普及していましたのでクレーコートのスクールほどレッスンがつぶれることはありませんでした。
でも、その頃の僕らより年長の先輩コーチはクレーコートしかない頃からレッスンをやっていて「ハードコートになってからレッスンやる回数が増えたし、雨上がりに水捌けするのが大変になったよな」と言っていました。
確かに雨が一日中、降っている分にはただレッスンが中止になるだけですので、スクール会員の皆さんには申し訳ないですがコーチとしては身体が休めて助かることもあります。
でもそれが朝から、降ったり止んだりと中途半端だと逆に普段の倍くらい疲れてしまいます。
いま再開発中の二子玉川のテニススクールにいるときが最も大変でした。
あそこには貸しコートと併せて全部で9面のハードコートがあったので、雨が上がるとその9面を水捌けしなければならないのです。
それをコーチやスクールスタッフの方たちのわずか2~3人くらいでやらないといけないことがよくあり、そして一度やればそれで済むというわけではないのです。
40分くらいかけてようやく終えて、さあレッスンの準備をしようかとボールキャスターを取りに倉庫に行って戻るとまた雨が降り出す。
そしてそのあとのレッスンは中止ですが、また雨がやんでその次のレッスンのために再び水捌け実行部隊が出動です。
梅雨時のひどい時には朝から夜までこんなことを4~5回繰り返すこともあり、そして一度もレッスンをすることなく完全な徒労に終わることも少なくありませんでした。
だからそのあとに異動で、全面が人工芝コートのスクールだったときにはとても嬉しくて「やったこれで水捌けから解放される!」と内心で叫びました。
しかし、そのスクールの人工芝コートにはなんと雨水を除去するための吸水ローラーが設置されていたのです。
だから雨が降る度にそのローラーをかけて水を吸い取るという作業があり、面数こそ減ったのですが手間暇がかかる点ではまったく変わらずで正直とてもがっかりしました。