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気ままなコーチのテニスショップ 大岡山のフレスコテニスショップをやっているテニスコーチ稲垣のブログです。

中年力

以前に左目だけが老眼になってしまった話を書きましたが、昨日に偶然もっと奇妙なことに気がつきました。

それは、左目は老眼で近くが見にくいけど遠くはよく見えるのに対して、右目がまるで逆に近くは良く見えるけど遠くが見にくくなっていたのです。

近くが見えるけど遠くが見えないののはたぶん近視というのでしょうが、元々は僕は両目とも遠視でずいぶん前に視力をきちんと測ったときにはどちらも2.0以上でした。

視力検査の一番下の小さいところが見えると2.0なのですが、ぼくはその2.0のところがまったく何の苦労もなく見ることができました。

だから、おそらくその下に2~3段くらいあっても余裕で見ることができただろうと思うので2.0以上なのです。

しかしその良く見えていた右目がいつの間にか知らないうちに遠くは見えなくなっていて推測ですが1.0くらいになってしまった感じです。

もしかしたら左目の老眼を補うために、右目は近くが見えるようになってその代わりに遠くは見えにくくなってしまったのかも知れません。

そのおかげなのか、両目を使っていると近くも遠くも別に支障なく見えます。


近くを見るときには右目を使って、遠くを見るときは左目を使っているようなのです。

年をとると眼球のなかのレンズを調節する筋肉が衰えてしまい、近くを見るためには遠くを見るよりもその筋力が必要なので力が不足して短距離の焦点が合わなくなるそうです。

僕の場合もそうした調節筋が衰えてしまったけれども、一方は近くに合わせた状態で固定され他方は遠くに焦点を合わせたままになっているのかも知れません。

二つの目で遠くと近くを見る役割分担をしているのですね。

そういえば80になる母が以前に、「散歩していて左目にゴミが入ってしばらく見えなくて右目だけで歩いていたら、近所の人が近くに来るまでわからなかった」と言っていたのを思い出しました。

やはり母も僕と同じ状態のようです、今でも新聞を老眼鏡なしで読めると自慢していたカラクリが解けました。

まあ、年をとるといろいろと身体が変化していくのでしょうが身体が勝手にうまく対応してくれるとありがたいです。

この頃テニスしていて以前より身体全体を上手く使えるようになったような気がするのも、実は若いときほど腕や上体の筋力がなくなってきたのでそれを補うために身体全体を使う必要性が高まったからなのかも知れません。

非力なジュニアからテニスするとものすごく身体の使い方が上手くなるのと逆に、非力な中高年になると身体の使い方のコツが身に付く、これぞ中年力かな?!びっくり
日記 | 投稿者 fresco 00:45 | コメント(0) | トラックバック(0)
fresco
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