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気ままなコーチのテニスショップ 大岡山のフレスコテニスショップをやっているテニスコーチ稲垣のブログです。

肩の動き

 今日レッスンの合間にスタッフルームから、何気なく窓の外を眺めているとジュニアトーナメントクラスの生徒が二人でラリーをしているのが見えました。

 二人とも高校2~3年くらいで、かなりハードにベースラインから打ち合っていました。

 それをちょうど真横から見ているとなかなか興味深いことに気づきました。

 一人の子はフォアハンドのフィニッシュで左腕と右腕が交差して終わっていて、左肩の動きがとても小さいのです。

 そしてもう一人はそれと対照的に、左肩の動きがとても大きくて振り終わりには右肩が前にでている形でした。

 そんな二人の打つボールはどうかというと、肩が動かない子の方は相手コートのサービスラインより少し深い程度のところに大体おちてやや浅いですがバックアウトすることはまずありません。

 もう片方の子のボールはベースラインぎりぎりにおちる深いショットが見られるのですが、ベースラインより後ろにいってしまうアウトボールも多いのでした。

 肩の動きが違うとこれだけボールの深さも変わる、というとても参考になる図でした。

 この二人を足して2で割るととても深くて安定したショットが生まれると思いました。

 しかし、その後にポイントゲームで打ち合っているのをみると、浅いながらも安定している選手の方がやや優勢のようでした。

 肩を思い切り動かして打っている子には、もう少し飛びを抑えたラケットとストリングをセッティングしてやればきっと良くなるだろうなと思います。

 彼が何も気を遣わずに無駄な調整など一切せずに、ベースライン際にぴしゃりと落ちるようにラケットとストリングのセッティングをしてあげる。

 そしてそれによって彼が次の試合で良い成績をあげる!
それこそコーチ兼任ストリンガーの面目躍如ですよねピース
 
 でもそんなに簡単にラケットとストリングのベストマッチングだけですぐ勝てるほど甘くはないんですね失礼しました
 
日記 | 投稿者 fresco 01:30 | コメント(0) | トラックバック(0)
fresco
2008年 3月  >>
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