2008年12月30日
浦島テニ太郎
年末の大掃除で鉢巻き姿や軍手をはめて奮闘している方も多いのではないかと思います。
私は例年あまり積極的に大掃除には協力していません、というかなんとか理由をつけて逃げています。
そしてこないだメタボコンテストの話をしましたが、その4位くらいの旧友がやはり大掃除から逃げるために私のところにやってきました。
電話がかかってきて、「カミさんに痩せるためにテニスをやるから、お前のところでストリングを張ってもらってくる、と言っておいたのでよろしく」と言うのです。
それでは店で待ち合わせしようと、こちらも妻に「○○がストリングを張ってくれというので言ってくる」と言い残してガラス磨きを途中放棄して出かけました。
そして店にやってきた30年振りにテニスをやろうという、プチメタボなオッサンを相手に最新テニスギアについてのレクチャーをしてやりました。
いまでこそ釣りバカ日誌の浜ちゃんみたいになってしまったその男もかつては、星川のマッケンローと呼ばれる程のネットプレイの名手だったのです。
しかし、大学を出てからはまったくテニスから遠ざかりこないだまで札幌に転勤させられていた彼は今やまったくテニスについて何も知らない状態でした。
それで店に持ってきて張り替えてくれと、差し出したそのラケットはなんと星川のマッケンローが現役のころに使っていたマックス200Gでした。
僕が「お前、こんなラケット今だれも使っていないし、たぶんもうお前自身これでボールを打つのは難しいと思う」と言うと。
彼は「やっぱりそうか、今はどんなのがあるのか全然わからないからさ一応もってきて見たんだけどな、なんか良いのがあったら見せてよ」と言います。
それでOスリーのブラックを見せて「これはすごくバランスが良くて久しぶりにやる人にもとても合っていると思うよ」と薦めてみました。
すると「はぁー、すごい軽いな、あれー、なんだこれ?フレームにでかい穴が空いてるじゃん」と驚いていました。
「これはなフレームを貼り合わせて作ってあるから、こんなでかい穴があるけど強度が高くて打球感がすごくシャープでしっかりしているんだ」と説明しました。
そうなの、と感心して眺めたり素振りしたりしていた彼は「これ打って試せるのないの?」というのであるよと答えて自分のモニター用を貸してやりました。
その貸してやったラケットを眺めながら彼は「なぁー、このストリングは何?なんかすごい色しているしすごく硬そうなんだけど」と聞きます。
それはポリエステルのストリングでポリプラズマというドイツでナンバーワンのストリングだと教えてやると、「へぇー、ポリエステルなんだ、ストリングもずいぶん変わっちゃったね」と感心しています。
そんな30年振りにテニスを再開しようと言う友達をみていると、なんだかテニスの世界に戻ってきた浦島太郎みたいに思えてきました。
まあそれでもまたテニスを少しでも始めれば、今年は4位だったメタボコンテストの順位を来年はかなり落とすことが出来るのではないかと思います。
私は例年あまり積極的に大掃除には協力していません、というかなんとか理由をつけて逃げています。
そしてこないだメタボコンテストの話をしましたが、その4位くらいの旧友がやはり大掃除から逃げるために私のところにやってきました。
電話がかかってきて、「カミさんに痩せるためにテニスをやるから、お前のところでストリングを張ってもらってくる、と言っておいたのでよろしく」と言うのです。
それでは店で待ち合わせしようと、こちらも妻に「○○がストリングを張ってくれというので言ってくる」と言い残してガラス磨きを途中放棄して出かけました。
そして店にやってきた30年振りにテニスをやろうという、プチメタボなオッサンを相手に最新テニスギアについてのレクチャーをしてやりました。
いまでこそ釣りバカ日誌の浜ちゃんみたいになってしまったその男もかつては、星川のマッケンローと呼ばれる程のネットプレイの名手だったのです。
しかし、大学を出てからはまったくテニスから遠ざかりこないだまで札幌に転勤させられていた彼は今やまったくテニスについて何も知らない状態でした。
それで店に持ってきて張り替えてくれと、差し出したそのラケットはなんと星川のマッケンローが現役のころに使っていたマックス200Gでした。
僕が「お前、こんなラケット今だれも使っていないし、たぶんもうお前自身これでボールを打つのは難しいと思う」と言うと。
彼は「やっぱりそうか、今はどんなのがあるのか全然わからないからさ一応もってきて見たんだけどな、なんか良いのがあったら見せてよ」と言います。
それでOスリーのブラックを見せて「これはすごくバランスが良くて久しぶりにやる人にもとても合っていると思うよ」と薦めてみました。
すると「はぁー、すごい軽いな、あれー、なんだこれ?フレームにでかい穴が空いてるじゃん」と驚いていました。
「これはなフレームを貼り合わせて作ってあるから、こんなでかい穴があるけど強度が高くて打球感がすごくシャープでしっかりしているんだ」と説明しました。
そうなの、と感心して眺めたり素振りしたりしていた彼は「これ打って試せるのないの?」というのであるよと答えて自分のモニター用を貸してやりました。
その貸してやったラケットを眺めながら彼は「なぁー、このストリングは何?なんかすごい色しているしすごく硬そうなんだけど」と聞きます。
それはポリエステルのストリングでポリプラズマというドイツでナンバーワンのストリングだと教えてやると、「へぇー、ポリエステルなんだ、ストリングもずいぶん変わっちゃったね」と感心しています。
そんな30年振りにテニスを再開しようと言う友達をみていると、なんだかテニスの世界に戻ってきた浦島太郎みたいに思えてきました。
まあそれでもまたテニスを少しでも始めれば、今年は4位だったメタボコンテストの順位を来年はかなり落とすことが出来るのではないかと思います。