2009年05月15日
理屈を考えずにひたすら打とう
運動能力の優劣は、筋肉の善し悪しよりも脳が司る部分が大きいというような話を日経新聞系のサイトの記事で読みました。
要するに、何か運動をするにあたってすばやく最適なそれについてのプログラミングを脳が作りだせるかどうかが重要だということのようです。
しかし、素晴らしいプログラミングがあってもそれを実行できる能力を持った筋肉がなければそれは机上の空論になるのではないかという気がしますよね。
素早く動くことができる速筋繊維が多くないと、いくら素早い動きのために組まれた最適プログラミングも役に立たないはずです。
もちろんその逆もあるわけですから、いくら良い身体能力を持っていてもそれを使いこなすスマートな脳がなくてはダメということでしょう。
自動車レースのF1マシンを筋肉、それを操るドライバーを脳にたとえるならばそれは最速マシンのフェラーリに天才シューマッハというドライバーが乗ってこそ、最高のパフォーマンスが可能であるようなものだと思います。
それで筋肉と脳ではどちらが鍛えやすいかと言うと、筋肉を鍛えるのが得意な人もいれば、脳を活性化するのが好きな人もいて、人それぞれではないかと思います。
どちらも得意ならば申し分ないのですが、たいていはどちらかに偏るものです。
それに脳をスポーツ能力向上のために活性化させるトレーニング方法というのは、まだ未発達なのではないでしょうか。
僕が今のところ考えているのは、スピード刺激を与えるということです。
速いスピードのボールを受けるとか追いかけるとか、自分自身の動きをできるだけ速くするということです。
サービスの練習を例にすると、最初にサービスエリアに入れようとゆっくり打ってコントロールするのではなく、可能な限り速くラケットを動かしてボールを打つようにすることです。
どのくらいの速さかというと、自分の動きを言葉に置き換えて理解できるような速度ではダメです。
あまり理屈を考えないで身体に任せてとにかくメチャクチャ速くラケットを振るという感じで、最初はボールがどこに飛ぼうがお構いなしです。
ただしグリップの握り方だけは、きちんとコンチネンタルかできればバックハンドイースタンで持つこと。
こんな握り方でどうやって打つんだ?と思うくらいでないと良いサービスは身に付かないですよ。
その違和感たっぷりのグリップでひたすら無心に速く打つことを最優先して、そしてもちろん狙いもちゃんとつけなくてはダメですよ。
その繰り返しで右脳が働き始めたら、少しずつ狙いが定まってきてその動きも洗練されたものに変わっていくと思います。
どのくらいかかるのか?って言うとそれは個人差がありますからね、ほんの数十分で滑らかなサービスモーションを身につける人もいれば、数年かかってもなかなかという人もいます。
ただひとつ言えるのは、サービスのような高度なコーディネーション能力を要求される動作は、走るという一見すると単純なように思えることを苦手とする人には不向きではないかと思います。
いちばんてっとり早いスポーツのための右脳刺激トレーニングは、できるだけ速く走る努力をすることかも知れないですね。
要するに、何か運動をするにあたってすばやく最適なそれについてのプログラミングを脳が作りだせるかどうかが重要だということのようです。
しかし、素晴らしいプログラミングがあってもそれを実行できる能力を持った筋肉がなければそれは机上の空論になるのではないかという気がしますよね。
素早く動くことができる速筋繊維が多くないと、いくら素早い動きのために組まれた最適プログラミングも役に立たないはずです。
もちろんその逆もあるわけですから、いくら良い身体能力を持っていてもそれを使いこなすスマートな脳がなくてはダメということでしょう。
自動車レースのF1マシンを筋肉、それを操るドライバーを脳にたとえるならばそれは最速マシンのフェラーリに天才シューマッハというドライバーが乗ってこそ、最高のパフォーマンスが可能であるようなものだと思います。
それで筋肉と脳ではどちらが鍛えやすいかと言うと、筋肉を鍛えるのが得意な人もいれば、脳を活性化するのが好きな人もいて、人それぞれではないかと思います。
どちらも得意ならば申し分ないのですが、たいていはどちらかに偏るものです。
それに脳をスポーツ能力向上のために活性化させるトレーニング方法というのは、まだ未発達なのではないでしょうか。
僕が今のところ考えているのは、スピード刺激を与えるということです。
速いスピードのボールを受けるとか追いかけるとか、自分自身の動きをできるだけ速くするということです。
サービスの練習を例にすると、最初にサービスエリアに入れようとゆっくり打ってコントロールするのではなく、可能な限り速くラケットを動かしてボールを打つようにすることです。
どのくらいの速さかというと、自分の動きを言葉に置き換えて理解できるような速度ではダメです。
あまり理屈を考えないで身体に任せてとにかくメチャクチャ速くラケットを振るという感じで、最初はボールがどこに飛ぼうがお構いなしです。
ただしグリップの握り方だけは、きちんとコンチネンタルかできればバックハンドイースタンで持つこと。
こんな握り方でどうやって打つんだ?と思うくらいでないと良いサービスは身に付かないですよ。
その違和感たっぷりのグリップでひたすら無心に速く打つことを最優先して、そしてもちろん狙いもちゃんとつけなくてはダメですよ。
その繰り返しで右脳が働き始めたら、少しずつ狙いが定まってきてその動きも洗練されたものに変わっていくと思います。
どのくらいかかるのか?って言うとそれは個人差がありますからね、ほんの数十分で滑らかなサービスモーションを身につける人もいれば、数年かかってもなかなかという人もいます。
ただひとつ言えるのは、サービスのような高度なコーディネーション能力を要求される動作は、走るという一見すると単純なように思えることを苦手とする人には不向きではないかと思います。
いちばんてっとり早いスポーツのための右脳刺激トレーニングは、できるだけ速く走る努力をすることかも知れないですね。