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気ままなコーチのテニスショップ 大岡山のフレスコテニスショップをやっているテニスコーチ稲垣のブログです。

暖かくてテニスすると滝のような鼻水

今日は暖かいと言われているわりに僕自身はなぜか薄着でいると肌寒く感じて一人だけ真冬の姿でコートにいました。

しかし、確かに暖かいせいか花粉の量もかなり増えている様子で今日は昼過ぎにイオンバリアの効き目が落ちたところでひどい事になりました。

汚い話で恐縮ですが鼻水が水道の蛇口をひねったように流れ出てきて持っていたポケットティッシュひとつ分でも足りないほどでした。

これまであまりそういうことがなかったのに今日は一気にその分まで取り戻しにきたか(誰が?)って感じで参りました。

テニスもやはり花粉症候群の最悪ケースであるウルトラ凡ミスの続出です。

いったいこんなイージーミスをどうしたら出来るんだ?って自分を問いつめたくなるような簡単なボールを超フレームショットしたり、いつもレッスンで「ネットミスは最悪で絶対ダメです!」と言っているのにネットミスどころかネット手前にゴロ?冷や汗みたいな引っかけショットです。

それでも今はストリングを緩く張ってあるのでスイングをコンパクトにして出来るだけ必要最低限度の動きで当てるようにすることができるので注意していれば防げます。

時々まったく緩いのを忘れて思い切り大きなスイングしてびっくりするくらいの蒸かし球もありますが、張り立て当初に較べたらずいぶんそういうことも減りました。

すごくテンションロスが進んでいることもあるようで、最近はあまりナイロン素材のストリングを張っていなかったので久しぶりに使うと明らかにナイロンは劣化がポリエステルよりも早いのがよくわかります。

昔はポリエステル素材のストリングの方がすぐにダメになる、なんて言われていましたが今は逆です。

切れにくくてテンションロスの進みも遅く、そして高反発力と良いところばかりでトッププロの70%が使用するというのが納得できます。

ただ一つそんな万能かと思われるポリエステルストリングですが、普通にラケットのセンター近くでボールを捉えていれば問題ないのにフレームに近いグロメットの辺りで打つとたちどころに切れてしまうというのが難点です。

ポリエステル素材が向いているタイプのプレーヤーはだいたいハードヒッターで思い切り強いボールを打ったり打たされたりするものです。

それ故に切れにくいポリエステルを選ぶのですが、それほどのハードヒットプレイを続けていれば先端部分に当ててしまう確率も普通より高くそれですぐに切れてしまうというジレンマに陥るのです。

それならば縦糸はナイロンかナチュラルにしてグロメットによる角切れを防ぎ、横糸にポリエステルをもってきてそのメリットを活かすというのが今のところベストチョイスかも知れません。

実際にフェデラーはそういうハイブリッドの組み合わせをしていますが、フェデラーなら先端部分に当ててしまうことはないでしょうからあれはフィーリングを考慮したもので角切れ防止目的ではないでしょうね。

日記 | 投稿者 fresco 16:10 | コメント(0)| トラックバック(0)
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