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気ままなコーチのテニスショップ 大岡山のフレスコテニスショップをやっているテニスコーチ稲垣のブログです。

打球快感電撃ショック

ボールを上手く打てるかどうかの分かれ目はどこにあるのかと考えると、やはりラケットのセンターでしっかり捉える瞬間にあると思います。

そして気持ちよくボールを打てたかどうかということも、そこにかかっていると言えるでしょう。

逆に言えば他のすべてが良くても、そのラケットセンターを外してしまったら台無しになります。

トップスピンでボールを打っているときには、ラケットの完全など真ん中で捉えているわけではないですが、気持ちよい打球感が得られるのはやはりセンターからそれほど離れた位置ではないと思います。

だから時々かなりセンターを外してしまったのに回転だけは通常よりも強烈で、何とかコートに収まるようなスピンボールを打ってしまうことがありますが、それは全く気持ちよくありません。

大きなフェースサイズのラケットだとこの当たった時に気持ちの良いスウィートスポットが広いので、「良いボールを打てたぞ!」って感じる確率が高くなるわけです。

しかし、広く当てられる分だけその気持ちの良さはやや鈍くなってしまうのです。

一方、ラケットフェースが小さい95とか93になるとオフセンターでボールを捉えると強烈な振動や衝撃を感じて思わず顔をしかめてしまうこともあります。

でもきちんとセンターで捉えたときの打球感の鋭さはビッグフェースモデルとは段違い平行棒です。

この先鋭的とも言える打球感は一種の麻薬のようなもので、あの脊椎から脳幹を駆ける快感電撃ショックを得たいがために、テニスエルボーも腱鞘炎も肩関節炎も顧みずのめり込んでしまうのです。

幸にも今のところグラファイト93でかなりハードヒットして思い切りセンターを外してしまっても、まだ腕も肩も何ともありません。

コンスタントに筋トレしているのとストリングのテンションを低めにしてあることで、小顔の小悪魔に冒されずにすんでいるようです。

できればこのままいくつになってもこの小さいフェースを使い続けたいと思っていますが、いま何とかまだ感じ取れるこの目眩く快感を果たしていくつになっても得られるのかな?

家の近所にある名門テニスクラブにいらっしゃる、テニス界の神様のような元プロテニスプレイヤーはかなりのご高齢ですがフェースサイズのかなり小さいラケットを使っておいでです。

全日本と名の付くタイトルはすべて獲得されたあのお方ほどならば、きっと80歳近くても快感電撃ショックを感じられるのは間違いないでしょう。

僕もいつかそんな超スーパーベテランプレイヤーを目指して頑張りたいと思いますが、快感電撃を求め過ぎたら倒れて胸に電気ショックを与えられちゃうかも怖~い
日記 | 投稿者 fresco 23:36 | コメント(0) | トラックバック(0)
fresco
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