2010年09月02日
晩夏の夜の悪夢
「真夏の太陽は罪な奴」なんて何かの歌詞で聴いたことがある気がしますが、今年の太陽はほんとに「罪な奴」です。
ひどい暑さのせいでレッスンしたあとの疲労が倍くらいに感じられます。
実際に強い日差しを浴びるとビタミンCがまず大量に失われてしまい、汗をかくとさらに体内で必要な他のビタミンやミネラルが流れ出て身体の中は必須栄養素が欠乏してしまいます。
だから夏場に1時間くらいでもテニスするとその後にグッタリしてもう何もできなくなったりするわけです。
その3倍の3時間も刺すような日差しの元で動き回ったあとはもう古くてボロボロになった縫いぐるみのクマみたいにクタッと横になって眠りこけてしまいます。
昨日もそんな状態で午前のレッスンを終えて本来ならば店に行くところなのですが、疲れていたので一度いえに戻って少し休みました。
少し寝ようと思ったら1時間以上も寝込んでしまい、あわてて店に行きこの頃さぼっていて溜まったストリング張り替えを今度は寝ないで(当たり前ですが)頑張りました。
この夏は暑くて疲れるのでその後のナイターレッスンも車でいくようにしていたのですが、昨日は寝ている間に誰かに乗って行かれてしまったので仕方なく自転車で出かけました。
昼寝したおかげでナイターレッスンはわりに元気に動けたのですが、コートに出ると発熱していても元気になるテニスコーチの性がそうさせただけでした。
レッスンを終えてボールを片付けていると疲れがどっと押し寄せて来て、屋上コートから降りるときに階段が歪んで見えて焦りました
そんな疲労困憊なので自転車を漕ぐのもだるくて帰り道はなかなか先に進まず、コンビニでビールを買って途中の駒沢公園の緑地にあるベンチで休みました。
疲れた身体に冷たいビールが染みわたり思わず「あー生きてて良かった最高だぁ」とつぶやきました。
そのうちに気持ちよくなってベンチ近くの芝生にそのまま横になるといつの間にか眠りこんでしまったようです。
30分くらい寝てしまい、自転車で横から飛び出して来た車に跳ねとばされる夢を観て飛び起きました。
今度は「あー生きてて良かった、最低だなぁ」と呟いてしまいました