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気ままなコーチのテニスショップ 大岡山のフレスコテニスショップをやっているテニスコーチ稲垣のブログです。

試打ラケット

 いまテニススクールでウィルソンのキャンペーン販売をやっていて最新モデルの試打ラケットが勢揃いしています。

 夕方、レッスンが空いてしまいその時間に試してみることができました。

 それぞれのニューモデルがどうだったかは僕などがここで書かなくても、うまくその感じや印象を的確に伝えられる人が雑誌などに発表するでしょうからそちらに任せます。

 ただ、今回の試打でとても感じたことがあったのでそのことだけをお伝えしようかと思います。

 あるテニス雑誌の企画でラケットを試打して自分の打ち方に一番合っているものを見つけるというのがありますよね。

 そこで有名なカリスマコーチが、「ラケットによって打球スタイルやフォームが作られてしまい、本来は自分のスタイルにラケットを合わせるべきなのにラケットに自分のスィングなどを合わせてしまっている」ということを言っています。

 今日、そのコーチのいうことがよくわかりました。

 同じように振っているつもりがラケットによって大きくスィングの軌道が変わってしまうことが、とてもはっきりと感じられたからです。

 具体的に言うと、軽くて面の大きなラケットを使うと下から上のスィングがメインになりボールの軌道も大きな山なりになるのです。

 そして逆の重くて面の小さいラケットを使うと、後ろから前への動きがメインとなボールの飛び方はフラットに直線的なラインになりました。

 使ったラケットの重量差はいちばん軽いのが270gで、いちばん重いのが340gですから70gも違うとこれだけスイングにもはっきりと違いが出るのが良くわかったということなのでしょう。

 もしかしたらスィングウェイトではもっと差が合ったかも知れません。

 そして、それらのなかで僕がいちばん気に入ったのは上から二番目に重いモデルでした。

 いちばん重いのも良かったんですが最近ずっと軽いのを使っていたせいか、ものすごい重く感じてしまってこれで長時間のテニスはきついなと思いました。

 でもテニス始めた頃はまだウッド製のものしかなくて、重くて小さいのが当たり前でした。

 最初に使い慣れた感じが刷り込まれているのか、いつも試打ラケを使うと大体いちばん重くて小さいフェースサイズのものがいいと感じます。

 でも、昔のウッドのラケットに較べると93サイズのものでもかなり大きめなんですよね。

 ましてや100を越えるサイズなんか昔は「デカラケ」とか呼ばれていて非力な経験の浅いプレーヤー専用とされていたんですよ。

 やっぱり打てるうちはできるだけ重くて小さいフェースのラケットを使った方が良いのかな?

 でもそんな重い小さいラケットでガンガン練習したら、きっとまたテニスエルボーが再発しますよね。

 年相応なモデルって言うと何なんでしょうね?ビミョー

 

 
日記 | 投稿者 fresco 01:42 | コメント(0)| トラックバック(0)
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