2010年06月16日
身体は急に止まれない
昨日の午後にほんの4~50分だけ若いコーチたちと練習しました。
肋骨を怪我して以来のプライベートな練習で、ほんとに久しぶりにストロークを強く打ったり受けたりしました。
脚が鈍ってしまっているのが自分でよくわかり、遠くに振られたりドロップショットで前にダッシュすると制動力が特に低下が著しくて打ち返したあとの立て直しができません。
速く走ることももちろん大切ですが、「止まる能力」である制動力もテニスでは非常に重要です。
たとえばせっかく苦労して追いついて打ち返した遠いボールも、そのあとすぐに止まって次の動作に入れなければ相手に簡単に決められてしまいます。
ただこれに対しては単に制動力を高めてバランスを維持して切り返しを速くするだけでなく、そういうバランス維持の難しいもしくは不可能な時にどのように返球すべきかを計算する能力も必要です。
特に我々のようなベテランプレイヤーにはそういうフィジカル的な能力向上よりも、追い込まれた際の演算処理の巧みさを究めることが肝要です。
走らされて身体をバランスよく支える筋肉は衰えても、そこでどういうボールを打てば相手にアドバンテージを与えないで済むのかを考えられる脳の働きまではまだまだ落ちてはいけません。
これから暑くなってきてあまり体力を消耗する練習はますますやりづらいですから、これからは脳トレ的な切り返し判断力を向上させる練習を模索していきます
肋骨を怪我して以来のプライベートな練習で、ほんとに久しぶりにストロークを強く打ったり受けたりしました。
脚が鈍ってしまっているのが自分でよくわかり、遠くに振られたりドロップショットで前にダッシュすると制動力が特に低下が著しくて打ち返したあとの立て直しができません。
速く走ることももちろん大切ですが、「止まる能力」である制動力もテニスでは非常に重要です。
たとえばせっかく苦労して追いついて打ち返した遠いボールも、そのあとすぐに止まって次の動作に入れなければ相手に簡単に決められてしまいます。
ただこれに対しては単に制動力を高めてバランスを維持して切り返しを速くするだけでなく、そういうバランス維持の難しいもしくは不可能な時にどのように返球すべきかを計算する能力も必要です。
特に我々のようなベテランプレイヤーにはそういうフィジカル的な能力向上よりも、追い込まれた際の演算処理の巧みさを究めることが肝要です。
走らされて身体をバランスよく支える筋肉は衰えても、そこでどういうボールを打てば相手にアドバンテージを与えないで済むのかを考えられる脳の働きまではまだまだ落ちてはいけません。
これから暑くなってきてあまり体力を消耗する練習はますますやりづらいですから、これからは脳トレ的な切り返し判断力を向上させる練習を模索していきます
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