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気ままなコーチのテニスショップ 大岡山のフレスコテニスショップをやっているテニスコーチ稲垣のブログです。

筋肉マンに学んだこと

フォアハンドストロークでできるだけ身体を総動員して打つようにしたいと思いつつ、ウッド製ラケットでイースタングリップの踏み込み打法から始めたアナログプレイヤーにはなかなか難しい試みでした。

ジュニアの小さな子供たちがほんとに身体を全部そのままボールにぶつけていくようなフルスイングを見ていると、どうしてあんな風に打てないのかと思うことがしばしばでした。

それがようやく最近すこしですがあのちびっ子たちの全身総動員フォームの感じがつかめました。

その理由はたぶんダンベルを使うトレーニングのやり方を少し変えたことが影響していると思われます。

いままではそのダンベルを使って、ベンチに寝ながら両腕を左右に開いて肘を曲げたまま閉じるラテラルレイズというのをダンベルをずっと同じ形のままでおこなっていました。

それをこの前あたりから、隣でやっていた筋肉ムキムキのいかにもボディビルダー然としたお兄さんのやり方を真似してみたのです。

それはダンベルを左右に開いて下におろす際に、重りの部分を上下に立てる形にするやり方でした。

その方法だと肩の可動域がより下に降りていままでのやり方よりも広がりが大きくなるのでした。

それがちょうどフォアハンドストロークで左腕を先行させて一旦おおきく胸をはる形とそっくりな状態になり、そこから腕を元に戻していくと高い打点でのフォアハンドストロークの腕の動きそのものだったというわけです。

腕を左右に開いたときにダンベルを立てる動きも、ちょうどラケットフェースを伏せて腕の内側を下向きにして構えるのとほぼ同一だったのです。

いままではそのダンベルを立てる動きをしていなかったために肩の可動域の広がりがいまいちだったのと、ラケットフェースの伏せる形と違うフォームだったので同一の動作感を得られなかったようです。

ほんのわずかな形とか動作の違いでこれだけトレーニング効果が変わるのかと思うと、筋トレも実に奥の深い世界だなとますます魅了されてしまいましたにっこり
日記 | 投稿者 fresco 14:59 | コメント(0)| トラックバック(0)
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