2010年08月05日
真夏のテニスは変人か
今年の夏は輝くような青空の日が多くて実に気持ちが良いですね。
東京の空気も以前に比べて浄化されてきたので、子供の頃の透き通った真夏の空が復活している気がします。
夏休みになると小学校の水泳指導でプールに行くために砂漠の中をオアシスを求める放浪者のようにだらだらと歩く子供の姿を見かけます。
そういえば自分も昔はあんな風に学校のプールを目指して、小学生には甚だ過酷な砂漠の旅人みたいに歩いていたものでした。
でも当時は学校のプールの存在は貴重なもので、もちろん他にもプールはありましたが数は少ないし保護者がいないと入れない規則がありました。
プールでも海でも水着を着て泳ぐなんて「100万円もらっても絶対にイヤ!」といううちの母でしたから、僕にとっては学校のプールで泳ぐしかなくて遠い砂漠の道のりを耐えてまで行く価値は充分にありました。
そして学校についてもう天国のような水のなかで生き返った心地ではしゃぎまわって泳いでいました。
小学校の隣には大きなテニスクラブがあって、プールの辺りからもそこでプレイしている姿が見えました。
僕は冷たく気持ちのよい水のなかに浸かりながら、「こんな暑いなかであんなに走り回るテニスをする人って頭がおかしいんじゃないの?」なんて友達と話していました。
将来はカーレーサーになりたい!なんてその頃は思っていましたから、まさかその「頭のおかしな人」が自分の職業になるなんて夢にも考えていませんでした
東京の空気も以前に比べて浄化されてきたので、子供の頃の透き通った真夏の空が復活している気がします。
夏休みになると小学校の水泳指導でプールに行くために砂漠の中をオアシスを求める放浪者のようにだらだらと歩く子供の姿を見かけます。
そういえば自分も昔はあんな風に学校のプールを目指して、小学生には甚だ過酷な砂漠の旅人みたいに歩いていたものでした。
でも当時は学校のプールの存在は貴重なもので、もちろん他にもプールはありましたが数は少ないし保護者がいないと入れない規則がありました。
プールでも海でも水着を着て泳ぐなんて「100万円もらっても絶対にイヤ!」といううちの母でしたから、僕にとっては学校のプールで泳ぐしかなくて遠い砂漠の道のりを耐えてまで行く価値は充分にありました。
そして学校についてもう天国のような水のなかで生き返った心地ではしゃぎまわって泳いでいました。
小学校の隣には大きなテニスクラブがあって、プールの辺りからもそこでプレイしている姿が見えました。
僕は冷たく気持ちのよい水のなかに浸かりながら、「こんな暑いなかであんなに走り回るテニスをする人って頭がおかしいんじゃないの?」なんて友達と話していました。
将来はカーレーサーになりたい!なんてその頃は思っていましたから、まさかその「頭のおかしな人」が自分の職業になるなんて夢にも考えていませんでした