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気ままなコーチのテニスショップ 大岡山のフレスコテニスショップをやっているテニスコーチ稲垣のブログです。

足が大きいのはメリットかな

身長と足の大きさはたいてい比例しているもので、背の高い人はやはりそれなりに足が大きいものです。

でも中にはすごく背が高いのに足が小さめという人もいれば、逆に小柄なのに足だけはビッグという珍しいタイプもいます。

普通に生活する分にはそれは単なる個性で済みますが、実はこの足の大きさと身長にはスポーツのパフォーマンスと密接に関係しているらしいのです。

それは身長が高くなればなるほど重心も高くなるのでバランスを保つためにはより幅広い支えが必要になり、それで高身長には大きめの足が比例しているのです。

それがもしも逆だったら?

背が高いのに足下が小さくて幅が狭かったら大変です。

東京タワーとか最近できたスカイツリーを考えてみてください、あれらは必ず下が幅広くて上が小さくなっていることでバランスが良く倒れにくい構造となるのです。

もしあれが下が小さくて上が大きいものだったりしたら、まずそんなもの設計段階で却下されてしまうので絶対に実現することはあり得ませんが人間だとたまにそういうユニークな構造が現れることがあるのかも知れません。

そんな高身長で小足なテニスプレーヤーはあまり見かけませんが、小柄だけど大きな足の選手はわりといます。

そういうタイプのプレーヤーはひじょうに足腰がしっかりして安定性が抜群であることが多いです。

負荷の軽い上物を下部構造が頑丈に幅広く根を張って支えているのだから安定性が高いのは当たり前というわけです。

今までで知っているなかでそんな身長と足のサイズがミスマッチ大な人の数値データは、身長164センチに対して足のサイズがなんと27.5センチという人がいました。

そんな彼がテニスでグランドストロークを打つ姿はまるで、「あれっ、時間が止まったか?」と思えるほどまったく下半身が微動だにしない超安定姿勢でした。

だからミスがほんとに少なくて小柄な選手でしたが試合に強くてけっこう好成績を上げて活躍していました。

でも低身長で足が大きく目立つそのスタイルはどこか往年の名コメディアンを彷彿とさせ、さらに顔がマイケル・チャンに似ていたことから彼のあだ名は「チャンプリン」と呼ばれていましたワハハ
日記 | 投稿者 fresco 14:13 | コメント(0) | トラックバック(0)
fresco
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