2010年04月08日
怪変隊
最近はハードコートでテニスする機会がめっきり減ってしまいました。
しばらく振りのハードコートはバウンドがきつく感じます。
高く弾むボールなどはタイミングを外すと下手したら届かなくて空振りする恐れすらあります。
ライジングでボールを捉えることが出来ない頃はこの高いバウンドボールを出来るだけ下がって打とうとしていたので、下がるのが遅れると確実にミスしていました。
今は高く弾んでラケットを伸ばしても届かなくなる前にライジングで打つので、うしろに大きく下がることもなく返球できるようになったので楽になりました。
でもものすごい高く深く飛んできてしかもスピンがグリグリにかかっているボールなんて今でもやはり嫌ですね。
いつもそんなボールばかり打たなくてはならないハードコートでのレッスンばかりならば慣れてしまってどうということもなくなるのかも知れませんが、時々やる身にとっては実に厄介です。
全米オープンなんてあのハードコートでよくあんなボールを打てるものだと感心しますが、アメリカにはほとんどハードコートしかないから地元の選手には有利ですよね。
面倒なことが嫌いなアメリカ人には手入れの簡単なハードコートしか使えないから、アメリカにはハードばかりらしいです。
それと何でもスピード第一主義的な国民性も、球足の速いハードコートがうってつけなのかも知れません。
だいぶ昔にいたテニススクールにアメリカ人のコーチがやってきてしばらく一緒に働いていたことがあります。
そのヤンキーコーチとゲームしたときのことですが、とにかくボールがおどろくほど速くてネットに出ると弾丸のようなパッシングにラケットを何度も弾かれました。
そんなに身長は高くなかったですが、胸板の厚さはまるで樽のようで腕の長さも僕と較べたら10センチくらいは長いのです。
その筋力とリーチの長さであの超速ボールを打つのだなと少し羨ましく思いましたが、そのうち落ち着いて彼の打つボールをウォッチしてみるとほとんどアウトしているのに気づきました。
(何だ速いけれど入る確率は良くて20%くらいだな)と思ってそれからはネットにつめてパスを打たせれば逆にポイントを稼げるのでした。
それで僕の人生ではじめての対アメリカ戦初勝利は目前でした。
ところがそのうちネットに出た僕が彼のアウトパスに手を出さないでいると、なんと今度は身体を目がけてぶつける作戦に切り替えてきました。
一度めにはほんとに右肩にトマホークミサイルが直撃してきて、そんな痛い思いをしたのは小学校のドッジボール大会以来でした。
(そんな正確に肩を狙う腕があるなら隙間にきちんとコントロールしてパスを抜けよ)と言ってやりたかったのですが、ほとんど日本語を解さない彼にそれを英語で怒鳴る能力が僕にもありませんでした。
そんなボディショット攻撃に翻弄されはじめて、ついに日米対決はヤンキー側の勝利に終わりました。
実はもうすぐ出場予定の東京オープンの初対戦の相手をドロー表で確認したら、どこの国の方かはわかりませんforeignerであることはお名前でわかりました。
楽しみだなと思う気持ちが大半ですが、もしかして樽みたいな胸板で身長2メールくらいある黒船みたいな選手じゃないだろうな
でもそん時は攘夷ぜよ!
しばらく振りのハードコートはバウンドがきつく感じます。
高く弾むボールなどはタイミングを外すと下手したら届かなくて空振りする恐れすらあります。
ライジングでボールを捉えることが出来ない頃はこの高いバウンドボールを出来るだけ下がって打とうとしていたので、下がるのが遅れると確実にミスしていました。
今は高く弾んでラケットを伸ばしても届かなくなる前にライジングで打つので、うしろに大きく下がることもなく返球できるようになったので楽になりました。
でもものすごい高く深く飛んできてしかもスピンがグリグリにかかっているボールなんて今でもやはり嫌ですね。
いつもそんなボールばかり打たなくてはならないハードコートでのレッスンばかりならば慣れてしまってどうということもなくなるのかも知れませんが、時々やる身にとっては実に厄介です。
全米オープンなんてあのハードコートでよくあんなボールを打てるものだと感心しますが、アメリカにはほとんどハードコートしかないから地元の選手には有利ですよね。
面倒なことが嫌いなアメリカ人には手入れの簡単なハードコートしか使えないから、アメリカにはハードばかりらしいです。
それと何でもスピード第一主義的な国民性も、球足の速いハードコートがうってつけなのかも知れません。
だいぶ昔にいたテニススクールにアメリカ人のコーチがやってきてしばらく一緒に働いていたことがあります。
そのヤンキーコーチとゲームしたときのことですが、とにかくボールがおどろくほど速くてネットに出ると弾丸のようなパッシングにラケットを何度も弾かれました。
そんなに身長は高くなかったですが、胸板の厚さはまるで樽のようで腕の長さも僕と較べたら10センチくらいは長いのです。
その筋力とリーチの長さであの超速ボールを打つのだなと少し羨ましく思いましたが、そのうち落ち着いて彼の打つボールをウォッチしてみるとほとんどアウトしているのに気づきました。
(何だ速いけれど入る確率は良くて20%くらいだな)と思ってそれからはネットにつめてパスを打たせれば逆にポイントを稼げるのでした。
それで僕の人生ではじめての対アメリカ戦初勝利は目前でした。
ところがそのうちネットに出た僕が彼のアウトパスに手を出さないでいると、なんと今度は身体を目がけてぶつける作戦に切り替えてきました。
一度めにはほんとに右肩にトマホークミサイルが直撃してきて、そんな痛い思いをしたのは小学校のドッジボール大会以来でした。
(そんな正確に肩を狙う腕があるなら隙間にきちんとコントロールしてパスを抜けよ)と言ってやりたかったのですが、ほとんど日本語を解さない彼にそれを英語で怒鳴る能力が僕にもありませんでした。
そんなボディショット攻撃に翻弄されはじめて、ついに日米対決はヤンキー側の勝利に終わりました。
実はもうすぐ出場予定の東京オープンの初対戦の相手をドロー表で確認したら、どこの国の方かはわかりませんforeignerであることはお名前でわかりました。
楽しみだなと思う気持ちが大半ですが、もしかして樽みたいな胸板で身長2メールくらいある黒船みたいな選手じゃないだろうな
でもそん時は攘夷ぜよ!
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