2009年11月20日
ベビーブーム
スポーツジムに行ったときにたまに鏡の前で、ストロークやサービスのシャドースイングをすることがあります。
もう何年もやっているのでいまさら特に変わったなと思うことは少なくなりました。
ところが最近すこしだけフォアハンドのスイングフォームが変わったというか、変えられたことに気づきました。
以前は下から上へのトップスピンを意識してフィニッシュを高く持っていくスタイルだったのが、今はもっと前に振り抜く形が主流になっていることを意識してできるだけ前方へと持っていく形にしようと努力していました。
それがなかなかこの年では改良は難しくて気がつくと元のままのかなり高く左肩の上に振り抜くスタイルになってしまうのでした。
でもジムの鏡の前で最近はこうやって打っているなとあまり意識せずにスイングしてみると、いつの間にか以前よりは振り抜きが前になり我ながら少し良くなったのではないかと思いました。
ただあくまでもシャドースイングですから、いつもの通りに振っているつもりでもやはり実際にボールを打つと変わるかも知れませんがちょっと前まではシャドースイングですら上手くできなかったのだから向上したかなと自負しています。
こんどはコートで実際に打っているのをビデオに撮ってみて自分でチェックしてみようかと思いますが、だいぶ昔にそれをやったときは自分のスイングの格好悪さに幻滅して二度とやっていません。
あれは生まれて初めてテープレコーダー(なんかすごく古い言葉ですね)に自分の声を吹き込んで聞いてみたときのあのショックに似ているかも知れません。
確かそのときはあるスクールを初めて任されて、何か画期的なことをやろうとして買ったばかりのビデオカメラをコートに持ち込んだのでした。
スクール生の皆さんを撮影してあとでそれを見ながら説明する、いわばビデオクリニックをしたわけです。
でも試しに撮った自分のフォームにすっかりやる気を無くしてしまいすぐにやめたのですが、もう一つの理由はテニスのために撮影したのに対象者は「えー私こんなに太っていないわよ」とか「なんかこのウェアすごく脚が太く見えて良くない」などとクレームの嵐でした。
別にカメラがおかしいわけでもなんともなくて、そこに映っていたのは紛れもなくご本人そのままだったのですが皆さんほとんどの方が口を揃えて「コーチそのカメラ、横に広がって映るみたいなんだけど!」って言うんです。
それで今だったら口が裂けても絶対に言わないのですが、その頃は若気の至りで「いやいやこれが現実ですから、もっと頑張ってテニスしてまず痩せなきゃね」なんて言っちゃいました。
そしてその期の終わりのスクール会員の継続率はちょっと減少傾向で、スクールの統括ヘッドコーチから「今回は少し減ったみたいだな?」と言われて。
「あーたまたま何人かまとまって妊娠されて、それでやむを得ずおやめになったんですよ、みんなだんだんお腹が大きくなってきちゃって」と取り繕いました。
するとヘッドコーチは「えー、そんな偶然にたくさんおめでたなの!最近またベビーブームなのか?」と驚いていました。
それは半ば嘘でしたが半分は事実でした、だって妊娠はしていなかったけど確かにみんなお腹は出ていましたから
もう何年もやっているのでいまさら特に変わったなと思うことは少なくなりました。
ところが最近すこしだけフォアハンドのスイングフォームが変わったというか、変えられたことに気づきました。
以前は下から上へのトップスピンを意識してフィニッシュを高く持っていくスタイルだったのが、今はもっと前に振り抜く形が主流になっていることを意識してできるだけ前方へと持っていく形にしようと努力していました。
それがなかなかこの年では改良は難しくて気がつくと元のままのかなり高く左肩の上に振り抜くスタイルになってしまうのでした。
でもジムの鏡の前で最近はこうやって打っているなとあまり意識せずにスイングしてみると、いつの間にか以前よりは振り抜きが前になり我ながら少し良くなったのではないかと思いました。
ただあくまでもシャドースイングですから、いつもの通りに振っているつもりでもやはり実際にボールを打つと変わるかも知れませんがちょっと前まではシャドースイングですら上手くできなかったのだから向上したかなと自負しています。
こんどはコートで実際に打っているのをビデオに撮ってみて自分でチェックしてみようかと思いますが、だいぶ昔にそれをやったときは自分のスイングの格好悪さに幻滅して二度とやっていません。
あれは生まれて初めてテープレコーダー(なんかすごく古い言葉ですね)に自分の声を吹き込んで聞いてみたときのあのショックに似ているかも知れません。
確かそのときはあるスクールを初めて任されて、何か画期的なことをやろうとして買ったばかりのビデオカメラをコートに持ち込んだのでした。
スクール生の皆さんを撮影してあとでそれを見ながら説明する、いわばビデオクリニックをしたわけです。
でも試しに撮った自分のフォームにすっかりやる気を無くしてしまいすぐにやめたのですが、もう一つの理由はテニスのために撮影したのに対象者は「えー私こんなに太っていないわよ」とか「なんかこのウェアすごく脚が太く見えて良くない」などとクレームの嵐でした。
別にカメラがおかしいわけでもなんともなくて、そこに映っていたのは紛れもなくご本人そのままだったのですが皆さんほとんどの方が口を揃えて「コーチそのカメラ、横に広がって映るみたいなんだけど!」って言うんです。
それで今だったら口が裂けても絶対に言わないのですが、その頃は若気の至りで「いやいやこれが現実ですから、もっと頑張ってテニスしてまず痩せなきゃね」なんて言っちゃいました。
そしてその期の終わりのスクール会員の継続率はちょっと減少傾向で、スクールの統括ヘッドコーチから「今回は少し減ったみたいだな?」と言われて。
「あーたまたま何人かまとまって妊娠されて、それでやむを得ずおやめになったんですよ、みんなだんだんお腹が大きくなってきちゃって」と取り繕いました。
するとヘッドコーチは「えー、そんな偶然にたくさんおめでたなの!最近またベビーブームなのか?」と驚いていました。
それは半ば嘘でしたが半分は事実でした、だって妊娠はしていなかったけど確かにみんなお腹は出ていましたから