2008年06月11日
オヤジストリンガーはハイテクが苦手
今日はついに暑さに負けて、今年はじめてエアコンをつけてしまいました。
申し訳ないですが地球環境を考える前に自分の店の環境を考えました、お客さんが入ってきて必ず「あれ、ここエアコンつけてないの?なんかむちゃくちゃ暑いんだけど」とか「あっ、電気代を払ってないから電気を止められた?」などとひどい言われようでやむなくエアコンをつけました。
一度つけるともうなかなか止められなくて、でも冷たい風がブワーと吹き付けてくるとその涼しさに気持ち良さを感じつつも、あーこれでまた地球温暖化が進んでいくーと後ろめたくもあります。
最近のエアコンはとても省エネが進んでいて、うちの店の古いタイプに較べるとかなり電気代も安くなるようですね。
でも電気屋でみた最新型エアコンのリモコンは、「これほんとにエアコンのリモコンか?」というほどゴチャゴチャといろんなボタンが付いていておじさんには扱いが難しいかなと思いました。
最近は電気製品も携帯電話もその他いろいろなハイテク商品が、みんなそういう多機能になってわからないボタンがたくさんついてますね。
実はこういうのに僕は最近とても弱くて、かなり苦手になってしまいました。
携帯もマニュアルの厚さに辟易して読んでいないから、付いている機能のほんの少ししか利用していないし、家にあるハードディスクレコーダーも使い方がよく解らなくて録画したいときは息子たちに頼むしかありません。
かつては僕がいまは亡き父のために、ビデオの録画予約してあげていたのにその父と同じように最新機器はまったく使えません。
でもそんな機械音痴になりつつある僕がこの前はストリングマシンの操作で失敗してしまいました。
しかもそれは今やっている有明国際女子オープンの出場選手のラケットの張り替えでやってしまいました。
その選手はハイブリッドタイプのストリングを持ち込みで、縦がポリ、横はナイロンのマルチタイプというのでした。
ポリエステルのストリングはマシンの設定をプレストレッチで何パーセントとかにしないといけないんです。
だからハイブリッドだと縦のポリを張る際にそのプレストレッチの設定にして張り、クロスになったら通常の設定にします。
それを僕は1本目はきちんとメインのポリでそのプレストレッチにして張り、クロスは元に戻して張り上げました。
しかし、2本目を張る際にメインの設定をプレストレッチにしたつもりで実はなっていなかったのでした。
それは1本目を張る際に設定したのはプレストレッチ10%という数値でした、そしてクロスを張るときにプレストレッチ設定を解除すれば良かったのですが、なぜかなかなか解除できずに仕方なくプレストレッチ率をゼロにして対処しました。
それで1本目は無事にきちんと張り上がったわけです。
その後にすぐに張っていればたぶん数値をゼロにしたことを憶えていてまた10%に設定し直したのでしょうが、間の悪いことにそのとき電話がかかってきて少々込み入った話で30分くらい経過してしまいました。
そして電話を終えて2本目を張るときに、「メインはポリだからプレストレッチだな、よしちゃんと設定されている」と思いこんでしまったのですが、それは実は設定数値がゼロなのでした。
ボケが始まっている親父には、夜中で疲れているのもあってとてもそんなことを思い出す余裕がなくそのゼロのままで張ってしまいました。
張り上がって較べたときに明らかに2本目は緩いと解ったのですが、その選手の持ち込みストリングはうちの店にはなくて張り直しはできませんでした。
それで翌朝にその選手が打ってみると当然その2本目の方が緩いとのことで、有明のコートで張り直してくれたようです。
こんなミスをしてケチをつけてしまい申し訳ないと思い、もし試合に負けたら僕の所為かと心配していましたが幸いにもその日も勝って、今日も勝ち残っていてほっとしました。
自分が張ったストリングで戦い、そして勝ち残ってくれるとほんとにストリンガーとして至上の喜びを感じます。
どうか次の試合もその次も勝って優勝をしてくれることを、こころから願っています。
申し訳ないですが地球環境を考える前に自分の店の環境を考えました、お客さんが入ってきて必ず「あれ、ここエアコンつけてないの?なんかむちゃくちゃ暑いんだけど」とか「あっ、電気代を払ってないから電気を止められた?」などとひどい言われようでやむなくエアコンをつけました。
一度つけるともうなかなか止められなくて、でも冷たい風がブワーと吹き付けてくるとその涼しさに気持ち良さを感じつつも、あーこれでまた地球温暖化が進んでいくーと後ろめたくもあります。
最近のエアコンはとても省エネが進んでいて、うちの店の古いタイプに較べるとかなり電気代も安くなるようですね。
でも電気屋でみた最新型エアコンのリモコンは、「これほんとにエアコンのリモコンか?」というほどゴチャゴチャといろんなボタンが付いていておじさんには扱いが難しいかなと思いました。
最近は電気製品も携帯電話もその他いろいろなハイテク商品が、みんなそういう多機能になってわからないボタンがたくさんついてますね。
実はこういうのに僕は最近とても弱くて、かなり苦手になってしまいました。
携帯もマニュアルの厚さに辟易して読んでいないから、付いている機能のほんの少ししか利用していないし、家にあるハードディスクレコーダーも使い方がよく解らなくて録画したいときは息子たちに頼むしかありません。
かつては僕がいまは亡き父のために、ビデオの録画予約してあげていたのにその父と同じように最新機器はまったく使えません。
でもそんな機械音痴になりつつある僕がこの前はストリングマシンの操作で失敗してしまいました。
しかもそれは今やっている有明国際女子オープンの出場選手のラケットの張り替えでやってしまいました。
その選手はハイブリッドタイプのストリングを持ち込みで、縦がポリ、横はナイロンのマルチタイプというのでした。
ポリエステルのストリングはマシンの設定をプレストレッチで何パーセントとかにしないといけないんです。
だからハイブリッドだと縦のポリを張る際にそのプレストレッチの設定にして張り、クロスになったら通常の設定にします。
それを僕は1本目はきちんとメインのポリでそのプレストレッチにして張り、クロスは元に戻して張り上げました。
しかし、2本目を張る際にメインの設定をプレストレッチにしたつもりで実はなっていなかったのでした。
それは1本目を張る際に設定したのはプレストレッチ10%という数値でした、そしてクロスを張るときにプレストレッチ設定を解除すれば良かったのですが、なぜかなかなか解除できずに仕方なくプレストレッチ率をゼロにして対処しました。
それで1本目は無事にきちんと張り上がったわけです。
その後にすぐに張っていればたぶん数値をゼロにしたことを憶えていてまた10%に設定し直したのでしょうが、間の悪いことにそのとき電話がかかってきて少々込み入った話で30分くらい経過してしまいました。
そして電話を終えて2本目を張るときに、「メインはポリだからプレストレッチだな、よしちゃんと設定されている」と思いこんでしまったのですが、それは実は設定数値がゼロなのでした。
ボケが始まっている親父には、夜中で疲れているのもあってとてもそんなことを思い出す余裕がなくそのゼロのままで張ってしまいました。
張り上がって較べたときに明らかに2本目は緩いと解ったのですが、その選手の持ち込みストリングはうちの店にはなくて張り直しはできませんでした。
それで翌朝にその選手が打ってみると当然その2本目の方が緩いとのことで、有明のコートで張り直してくれたようです。
こんなミスをしてケチをつけてしまい申し訳ないと思い、もし試合に負けたら僕の所為かと心配していましたが幸いにもその日も勝って、今日も勝ち残っていてほっとしました。
自分が張ったストリングで戦い、そして勝ち残ってくれるとほんとにストリンガーとして至上の喜びを感じます。
どうか次の試合もその次も勝って優勝をしてくれることを、こころから願っています。
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