2008年05月05日
テニスだって情報戦ですから
伊達選手はじめからとばしてますね、シングルス準優勝にダブルスはなんと優勝しちゃいましたか!
このまま破竹の復活快進撃を突き進むことを、心から願ってまずは「おめでとうございます」と言わせていただきます。
しかし、テニスが強い人はいつまでもどこまでもやっぱり強いですよね。
学生の頃から負け続けた先輩とかには、特にもう生涯まず勝てないのではと思います。
僕のまわりでも、仲間のコーチたちをみると40歳くらいまでは強い選手はそのまま強いですよね。
若手の選手が結構きちんと練習して試合にもでてる時に「おい久しぶりに1セットやるか」とか先輩に言われて、「先輩、今日こそは、悪いですけど勝たせていただきますよ」なんてスクールの合間にあります。
そして結果は「お前もまだまだだな、かなり全体的に良くはなっているけど根本的な弱点が克服できていないな」などと諭されて愕然としちゃいます。
そんな強く偉大な先輩コーチ(僕からみると後輩ですが)に話を聞くと「あいつの弱点とか苦手は5つくらい知っています」と言います。
「そのうちの2つはかなり改善されていたけど後の3つは以前のままですから、いざとなったらそこを攻めればまだ勝てますね」という事らしいです。
さらに「今後はその弱点を徹底的に克服する練習と、そこを攻めさせない展開に常に持って行ける組み立てを集中トレーニングすれば相当よくなると思います」と言ってました。
しかし、現役プレイヤーの彼がいったい誰を相手にそんな弱点をさらして練習すれば良いのかと言う問題があります。
早期に克服できるならば、ライバル達にウィークポイントがばれても次に対戦するまでにはオーケーなので良いですが。
もしなかなか克服できなかったり、下手するとそれはもう生来の持って生まれた資質的な弱点であったりしたらまずいですよね。
だから選手には、絶対に信頼できるプロコーチが必要なんですが、でも世界トップ30位以内くらいの選手のコーチだと、一度でも自分が手がけたプレイヤーの秘密情報の扱い方しだいでは億単位のお金が動いてしまいますよね。
そうなるとよほど口の堅い、秘密保持を自分が現役のあいだ守ってくれるコーチでないとまずいのですが、なにせ億単位とまでいかなくても何百万というお金がかかれば口も滑らかになっちゃいます。
だから悲しいことですが、お金のない選手が勝てるのはまったく情報が相手に知られていないうちに一気に勝ち上がっていくしかありません。
そして、相手があわてて自分の情報を入手する前に、試合で稼いだお金で相手に先んじて情報と適切なプロコーチを得て対策を万全にしていくしかない。
あとは試合からすこし距離をおいてライバル選手の戦い方を冷静に分析し研究することで、個別的な対戦プランを万全にしてから再びトーナメントに参戦するなんてのも良いかも。
たとえば引退して世界中の試合を見て回れる解説者をやれば現役プレーヤーの癖やウィークポイントが良くわかる。
そうなるとやはり、伊達選手のバッグのなかには世界戦略ノートが用意周到に収まっている!・・・のかも知れません?
このまま破竹の復活快進撃を突き進むことを、心から願ってまずは「おめでとうございます」と言わせていただきます。
しかし、テニスが強い人はいつまでもどこまでもやっぱり強いですよね。
学生の頃から負け続けた先輩とかには、特にもう生涯まず勝てないのではと思います。
僕のまわりでも、仲間のコーチたちをみると40歳くらいまでは強い選手はそのまま強いですよね。
若手の選手が結構きちんと練習して試合にもでてる時に「おい久しぶりに1セットやるか」とか先輩に言われて、「先輩、今日こそは、悪いですけど勝たせていただきますよ」なんてスクールの合間にあります。
そして結果は「お前もまだまだだな、かなり全体的に良くはなっているけど根本的な弱点が克服できていないな」などと諭されて愕然としちゃいます。
そんな強く偉大な先輩コーチ(僕からみると後輩ですが)に話を聞くと「あいつの弱点とか苦手は5つくらい知っています」と言います。
「そのうちの2つはかなり改善されていたけど後の3つは以前のままですから、いざとなったらそこを攻めればまだ勝てますね」という事らしいです。
さらに「今後はその弱点を徹底的に克服する練習と、そこを攻めさせない展開に常に持って行ける組み立てを集中トレーニングすれば相当よくなると思います」と言ってました。
しかし、現役プレイヤーの彼がいったい誰を相手にそんな弱点をさらして練習すれば良いのかと言う問題があります。
早期に克服できるならば、ライバル達にウィークポイントがばれても次に対戦するまでにはオーケーなので良いですが。
もしなかなか克服できなかったり、下手するとそれはもう生来の持って生まれた資質的な弱点であったりしたらまずいですよね。
だから選手には、絶対に信頼できるプロコーチが必要なんですが、でも世界トップ30位以内くらいの選手のコーチだと、一度でも自分が手がけたプレイヤーの秘密情報の扱い方しだいでは億単位のお金が動いてしまいますよね。
そうなるとよほど口の堅い、秘密保持を自分が現役のあいだ守ってくれるコーチでないとまずいのですが、なにせ億単位とまでいかなくても何百万というお金がかかれば口も滑らかになっちゃいます。
だから悲しいことですが、お金のない選手が勝てるのはまったく情報が相手に知られていないうちに一気に勝ち上がっていくしかありません。
そして、相手があわてて自分の情報を入手する前に、試合で稼いだお金で相手に先んじて情報と適切なプロコーチを得て対策を万全にしていくしかない。
あとは試合からすこし距離をおいてライバル選手の戦い方を冷静に分析し研究することで、個別的な対戦プランを万全にしてから再びトーナメントに参戦するなんてのも良いかも。
たとえば引退して世界中の試合を見て回れる解説者をやれば現役プレーヤーの癖やウィークポイントが良くわかる。
そうなるとやはり、伊達選手のバッグのなかには世界戦略ノートが用意周到に収まっている!・・・のかも知れません?