2010年11月02日
いけないコーチ契約
御殿場とか軽井沢のアウトレットへ時々行くことがあります。
わざわざそんな遠くまでいかなくてもこのデフレの世の中なら近場でもかなり安くお買い得なものが最近では手に入ります。
でもなんとなくあそこへ行くと、すごく良いものが安く買えるかもという淡い期待が膨らんで遙々と出かけてしまいます。
そこにはどちらにも人気の某外国有名スポーツブランドが入っています。
シューズとかウェアーなど渋谷あたりではこの値段では絶対に売っていないだろう、という掘り出し物がアウトレットならではの驚き価格で販売されています。
思わずカゴにたくさん入れて買ってしまうのですが、そのなかにはテニスシューズとかウェアーもあります。
あまりにも安く、しかも魅力的なデザインなので何も考えずにカゴに入れてしまうのですが少し冷静になって考えるてみればそれはNGなのでした。
テニスのシューズやウェアーはメーカーとコーチ契約をさせて頂いているのですから他ブランド製品を使用するなど御法度です。
ですから買ってもそれを履いたり着てコートに立つわけにはいかないので、ランニング用とかクロストレーニング用のモデルだけにしてテニスのは棚に戻します。
自分で言うのも何ですが、こう見えて実はとても律儀な性格なので(どうせ見ていないからいいだろ)と言うことが出来ません。
何せ道路でよほどの事がなければ横道であってもきちんと信号を守るタイプですから。
しかし、そんな良く言えば律儀、悪く言えば小心者の僕と違って実にちゃらんぽらんな人はいるものです。
コーチ契約でシューズからラケット、ウエアーにバッグまですべてのテニス用品をメーカーから提供されていながら冬は寒いからとユニクロのフリースを着ていたり。
試合で優勝して貰ったからと他メーカーの大きなトーナメントバッグをいつも担いでいたり、先ほどのアウトレットで安かったからと○○○バリケードとかいうデモ隊みたいな名前のシューズを履いている強者コーチがいたりします。
そんな姿をメーカーの営業マンがみたらほんと泣きたくなるだろうなと思って、「せめてラケットだけは契約メーカーのをちゃんと使って販促しろよな」とそのコーチに言うと。
「いや、ちゃんとハンソクはしているから」なんて言い返してきます。
それは契約違反の反則であって、販売促進ではありません
いや確かに、あらゆるメーカーの販促にはなっているのかな?