2010年11月05日
筋トレはきついけど快感
このところ筋トレを少し手抜きしてやっていました。
少し肩が痛かったのとトレーニング中によく電話がかかってきて途中でやめて他の用事に取りかかったりすることが多かったのです。
それで気づいたのですが軽めにやっていた方がテニスの調子が良いかも知れません。
もともとはテニスのパフォーマンス向上のために始めた筋トレがいつの間にかボディビルディングかボディメイキングという目的重視に変わっていたようです。
だから少しでも負荷をあげて筋肉の増大をはかる方向にのめり込んでいて、こんな重いの挙げてもテニスにはあまり役に立たないだろうなと思いつつやっていました
以前にもテニスのために始めた筋トレが完全にボディビルダー化して、テニスの練習時間を削ってまでジムにいくなんて本末転倒していたことがありました。
おかけでその当時の体重60キロでベンチプレス80キロが挙げられるようになりましたが、テニスの打球フォームがやたら馬鹿力打法みたいになってしまいました。
その頃に較べたら今はそんな重いのを挙げたくても挙げられないのですが、周りのビルダーさん達に煽られて時々チャレンジしちゃっています。
ジムにはそんなキン肉マンが集まってきていますから、どうしてもそこで長くやっているといつの間にか影響されてしまいますね。
重いウェイトを挙げ続けると筋肉が疲労してつぶれるという状態になるのですが、そんなつぶれる寸前に誰かに補助してもらってさらに筋肉に負荷をかけることで効果を高めることがあります。
実はこれがものすごく筋肉増強につながるのですが、それをやると翌日以降の筋肉痛がすごいのです。
テニスでのトレーニング程度ならばこの補助してもらうほどの高負荷トレーニングは必要ないかも知れないのですが、ジムに長く通うとどうしてもそこまでやらないと気が済まなくなってきます。
筋肉が熱くヒートアップした感じを得るにはつぶれるまでやってさらに補助してもらって顔を真っ赤にして終えないとダメなんです。
そしてそのときのつらさとか苦しさがドーパミンとかエンドルフィンを分泌するのでやり終えると陶酔するのはテニスで激しく練習したときと同一かそれ以上です。
こうしてテニスバカはさらに筋肉バカになって、運動依存症から抜け出せなくて身体が疲れてもまた陶酔するまで筋肉をいじめてしまうんです。
天然麻薬といえどもやはり麻薬は麻薬、ほどほどにというのが利かなくなってしまうのかも知れません