2010年11月11日
姫君のネットプレイ
今回のスクールではチャンスボレーを確実に決めるような練習をメインにしています。
ゲームをやっているとせっかく味方ペアが引き出してくれたチャンスボールをことごとくミスして台無しにする場面があまりにも多いと感じたからです。
その原因は打ち方にもあることは当然ですが、そもそもネットにいながらあまり積極的にボレーしていこうという意欲にかけていることも大きな原因ではないかと思います。
そこで少しネットでの積極性を養うためにポーチボレーにどんどん出てもらうような練習をしてみましたが、男性はやってみてくれるのですが女性はちょっと及び腰な場合が多いです。
あるときのレッスンで別のコーチのクラスから、僕のクラスに振り替えにきた女性はそんな典型例でした。
ゲーム形式練習で僕がわざとチャンスボールをわずかに横へ送ってポーチに出てもらいたいと思っても、まず(これは私のボールではないわ、後ろの人が打つから手は出さない)という感じでまったく反応してくれません。
「こんなチャンスボールで出なくてどうするんですか?」と僕がいうと、「えー?だって今の遠くて手が届かないから無理!」ときっぱりと答えられます。
「コーチがこの辺に打ってくれないとボレーできないもん」とご自分の顔の右斜め前30センチくらいにラケットを掲げて示します。
「そこにボールが来ない限り打たないってことですか?」と訊ねるとまたしても「当たり前じゃない、ここより遠かったら走らないと打てないでしょ」と勝ち誇ったように言います。
「なに言っているの、テニスなんだから走らなきゃ打てないでしょ、誰が敵に向かってわざわざそんな打ちやすい所に狙ってくれるの」と諭すと、「えー、ボレーを走って打つなんてプロじゃなきゃ無理よ」と驚いた顔してます。
確かにボレー練習で少し離れたところにボールを打ち出すと、それを打とうと動いて危うく転びそうになる方が多いです。
だからあまりボレーの練習では動かないで打てるような練習になりがちで、それがこうした事になるのでしょう。
でもネットプレーこそ機動力が命ですから縦横無尽に走り回らないといけないのに、そんな「爺やとテニスするお姫様」みたいなボレーではなかなか実戦では上手くいかないです。
「爺、わらわのここへボールを打ってまいれ!」なんて気持ちでネットに立っていちゃダメです
ゲームをやっているとせっかく味方ペアが引き出してくれたチャンスボールをことごとくミスして台無しにする場面があまりにも多いと感じたからです。
その原因は打ち方にもあることは当然ですが、そもそもネットにいながらあまり積極的にボレーしていこうという意欲にかけていることも大きな原因ではないかと思います。
そこで少しネットでの積極性を養うためにポーチボレーにどんどん出てもらうような練習をしてみましたが、男性はやってみてくれるのですが女性はちょっと及び腰な場合が多いです。
あるときのレッスンで別のコーチのクラスから、僕のクラスに振り替えにきた女性はそんな典型例でした。
ゲーム形式練習で僕がわざとチャンスボールをわずかに横へ送ってポーチに出てもらいたいと思っても、まず(これは私のボールではないわ、後ろの人が打つから手は出さない)という感じでまったく反応してくれません。
「こんなチャンスボールで出なくてどうするんですか?」と僕がいうと、「えー?だって今の遠くて手が届かないから無理!」ときっぱりと答えられます。
「コーチがこの辺に打ってくれないとボレーできないもん」とご自分の顔の右斜め前30センチくらいにラケットを掲げて示します。
「そこにボールが来ない限り打たないってことですか?」と訊ねるとまたしても「当たり前じゃない、ここより遠かったら走らないと打てないでしょ」と勝ち誇ったように言います。
「なに言っているの、テニスなんだから走らなきゃ打てないでしょ、誰が敵に向かってわざわざそんな打ちやすい所に狙ってくれるの」と諭すと、「えー、ボレーを走って打つなんてプロじゃなきゃ無理よ」と驚いた顔してます。
確かにボレー練習で少し離れたところにボールを打ち出すと、それを打とうと動いて危うく転びそうになる方が多いです。
だからあまりボレーの練習では動かないで打てるような練習になりがちで、それがこうした事になるのでしょう。
でもネットプレーこそ機動力が命ですから縦横無尽に走り回らないといけないのに、そんな「爺やとテニスするお姫様」みたいなボレーではなかなか実戦では上手くいかないです。
「爺、わらわのここへボールを打ってまいれ!」なんて気持ちでネットに立っていちゃダメです