2011年09月25日
憧れの老人スタイル
先週は少し疲れ気味なのと腕が少し痛いのでラケットをグラファイトからイグナイトに替えて使っていました。
面が大きく軽くてやや柔らかいイグナイトにローテンション30ポンド以下で張っているのでとても楽にボールが打てました。
しかし、一週間ずっとグラファイトを使っていなかっので今日は久しぶりに打ってみるとやはりこちらの方が手応えが良くてしっかりと打っていける気がしました。
車とかバイクでも本格的なスポーツ仕様のモデルは運転のし甲斐がありそれを上手く操って乗る喜びは別格なのですが、常にそれでいけるかと言うと毎日々だと疲れるときがあると思います。
セカンドカーにファミリーカーでオートマチックのモデルがあったらたまに「今日はこれで出かけた方が楽だからフェラーリは置いていこう」なんて感じでしょう。
それで何日かお気楽ファミリーカーを運転してから再びフェラーリのハンドルを握ったらその素晴らしさにあらためて感激する。
少し大袈裟ですが、今日の久しぶりのグラファイトの打ち応えの良さにはそんな感じに似ていると思います。
そのうちその純粋スポーツバージョンのモデルを使える時間がどんどん短くなって、常用モデルがお気楽ラケットでたまに使って楽しむのがグラファイトって具合に変わっていくのだと思います。
でも白髪をなびかせて車も真っ白いポルシェをいつも颯爽と乗りこなすかなりのご高齢の紳士を見かけることがあります。
スポーツカーを乗りこなすテクニックを失わないように努力されているのだと思いますが、テニスでもそうやって競技ラケットのトップモデルをいつまでも使いこなせるように修練を怠らなければ良いのかも知れません。
だけど今どきのポルシェはフェラーリよりもはるかに乗りやすく作られているそうで、確かにポルシェに乗る高齢紳士はみかけますがフェラーリは見たことがありません。
真っ赤なフェラーリに銀髪をなびかせながら走り去る老紳士なんて最高にかっこいいと思います、そしてその助手席にグラファィトがさりげなく置かれていたらもう身を震わせて感動しちゃいます。
「80歳でフェラーリを乗りこなしてテニスコートに行き、グラファイトでプレーする」そんなスーパーグランパに僕は成りたい!
面が大きく軽くてやや柔らかいイグナイトにローテンション30ポンド以下で張っているのでとても楽にボールが打てました。
しかし、一週間ずっとグラファイトを使っていなかっので今日は久しぶりに打ってみるとやはりこちらの方が手応えが良くてしっかりと打っていける気がしました。
車とかバイクでも本格的なスポーツ仕様のモデルは運転のし甲斐がありそれを上手く操って乗る喜びは別格なのですが、常にそれでいけるかと言うと毎日々だと疲れるときがあると思います。
セカンドカーにファミリーカーでオートマチックのモデルがあったらたまに「今日はこれで出かけた方が楽だからフェラーリは置いていこう」なんて感じでしょう。
それで何日かお気楽ファミリーカーを運転してから再びフェラーリのハンドルを握ったらその素晴らしさにあらためて感激する。
少し大袈裟ですが、今日の久しぶりのグラファイトの打ち応えの良さにはそんな感じに似ていると思います。
そのうちその純粋スポーツバージョンのモデルを使える時間がどんどん短くなって、常用モデルがお気楽ラケットでたまに使って楽しむのがグラファイトって具合に変わっていくのだと思います。
でも白髪をなびかせて車も真っ白いポルシェをいつも颯爽と乗りこなすかなりのご高齢の紳士を見かけることがあります。
スポーツカーを乗りこなすテクニックを失わないように努力されているのだと思いますが、テニスでもそうやって競技ラケットのトップモデルをいつまでも使いこなせるように修練を怠らなければ良いのかも知れません。
だけど今どきのポルシェはフェラーリよりもはるかに乗りやすく作られているそうで、確かにポルシェに乗る高齢紳士はみかけますがフェラーリは見たことがありません。
真っ赤なフェラーリに銀髪をなびかせながら走り去る老紳士なんて最高にかっこいいと思います、そしてその助手席にグラファィトがさりげなく置かれていたらもう身を震わせて感動しちゃいます。
「80歳でフェラーリを乗りこなしてテニスコートに行き、グラファイトでプレーする」そんなスーパーグランパに僕は成りたい!
2011年09月25日
快楽をもたらす禁断のショット
ラケットや打ち方が進化してかつてはとても難しいとされていたテニスが以前に較べるととても上達する速度がはやまったと思います。
しかしグラウンドストロークのスライスショット、それもバックハンドは未だに難しいものの一つのようです。
片手打ちで華麗なフォームで打つバックハンドのスライスショットは誰しも一度は憧れて何とかマスターしたいと思うのですが、練習してみるとなかなか上手くいかなくて挫折することが多いようです。
コーチとしても何とか美しいフォームで切れ味するどい低く滑るようなスライスショットを身につけてもらいたいと願うのですが、1度や2度のレッスンですぐに打てるようになるほど簡単ではありませんね。
僕もかつてはあまりスライスが得意ではなく一生懸命に練習したのですが、ちょん切りスライスと呼ばれる回転ばかりかかってあまり勢いよく飛ばない疑似スライスショットでごまかしていました。
それがどうにかこれぞほんとのバックハンドスライスと思えるものをマスターできたのは、プロテニス協会の研修合宿で練習する機会があってそのときに身につけられました。
そこで学んだのはスライスを打つための身体の使い方の原理みたいなもので、それを身につけてからはボレーも格段によくなりました。
ただその場ですぐに体得できたわけではなくて、その動きをその後に何度も繰り返し練習しながら本を読んで理解も深めることによってようやく身につけることができました。
スライスをものにしようとしたら毎日テニスができる環境で正しい身体動作の方法を学んで参考文献で補足しながら反復練習をして1ヶ月くらいはかかるでしょうか。
そのくらい努力して身につけたテニスの真髄とも言えるバックハンドのスライスショットは、それを打つことでテニスをする喜びを永遠にプレイヤーに与えてくれるものになるでしょう。
逆に考えてみるとそれは永遠にテニスから離れられなくなってしまう、いわば「禁断の果実」のようなショットかも知れません
しかしグラウンドストロークのスライスショット、それもバックハンドは未だに難しいものの一つのようです。
片手打ちで華麗なフォームで打つバックハンドのスライスショットは誰しも一度は憧れて何とかマスターしたいと思うのですが、練習してみるとなかなか上手くいかなくて挫折することが多いようです。
コーチとしても何とか美しいフォームで切れ味するどい低く滑るようなスライスショットを身につけてもらいたいと願うのですが、1度や2度のレッスンですぐに打てるようになるほど簡単ではありませんね。
僕もかつてはあまりスライスが得意ではなく一生懸命に練習したのですが、ちょん切りスライスと呼ばれる回転ばかりかかってあまり勢いよく飛ばない疑似スライスショットでごまかしていました。
それがどうにかこれぞほんとのバックハンドスライスと思えるものをマスターできたのは、プロテニス協会の研修合宿で練習する機会があってそのときに身につけられました。
そこで学んだのはスライスを打つための身体の使い方の原理みたいなもので、それを身につけてからはボレーも格段によくなりました。
ただその場ですぐに体得できたわけではなくて、その動きをその後に何度も繰り返し練習しながら本を読んで理解も深めることによってようやく身につけることができました。
スライスをものにしようとしたら毎日テニスができる環境で正しい身体動作の方法を学んで参考文献で補足しながら反復練習をして1ヶ月くらいはかかるでしょうか。
そのくらい努力して身につけたテニスの真髄とも言えるバックハンドのスライスショットは、それを打つことでテニスをする喜びを永遠にプレイヤーに与えてくれるものになるでしょう。
逆に考えてみるとそれは永遠にテニスから離れられなくなってしまう、いわば「禁断の果実」のようなショットかも知れません