2012年01月14日
高めが良いと低めはダメになるのか
テニスのパフォーマンスを少しでも上げるためと加齢による衰えを防ぐために週に1~2回ジムに通っています。
それで筋トレをした効果が何かあるかと考えてみると、バックハンドの片手打ちで肩よりも高い打点でボールを捉えるのが容易になったことが大きいかなと思います。
シングルハンドのバックハンドではこの高いバウンドのボールに対しては少々、いや人によっては実に手を焼く類のものです。
スライスを使って斜めにこすり下ろすような打ち方で返すのが精一杯でダブルハンドのプレイヤーがやるラケットをやや立て気味にして横回転でしっかり捉えて打ち返すテクニックは片手だと至難の業です。
でも肩の支える力がしっかりついてきた所為なのか、今は片手でも横回転を使ってしっかりフラット気味にハイポジションのバックハンドストロークが打てます。
いままで難しかったそんな高い打点のバックハンドを易々と打てるようになると実に気持ちが良いもので、少々きつい筋トレを耐えてきたおかげかなと嬉しくなってきます。
しかし、高いバウンドが打てるようになったのに逆に低く早いボールが来ると何だかとても打ちづらいのは何故なのか?
もしかしたら高め専用に筋肉が付いてしまって、低いスイングや構えが出来にくくなってしまったのでは?
実は昔にもそういうことがあり、その時にはバックハンドの下から上へのスイングが楽に出来るように筋トレしたおかげでシングルハンドとは思えないグリグリトップスピンが打てるようになったのです。
でもその逆の動きである上から下のスライスが上手く打てなくなってしまうという弊害も生じてしまったのでした。
あちらを立てるとこちらが立たずというわけなんでしょうか?