2013年06月06日
コートサーフェースと国民性
昨日はテニスコートのサーフェースについて書きました、最近はハードコートが減ってきてかつては珍しかった人工芝が増えたという話でした。
元々は近代テニスというのは天然芝、つまりローンコートでやるものだったわけですから厳密にどれが本物のテニスコートのサーフェースと言えるのかと考えるとウィンブルドンのような芝生のコートなわけです。
しかし、今おこなわれているフレンチオープンは赤土のクレーですしUSオープンは日本では減少傾向にあるハードコートです。
緑豊かなガーデニングを好むイギリス人、面倒な手間をかけることを嫌い合理主義のアメリカ人、そしてイギリス人のようにとても手入れに気を使う天然芝は敬遠するけれど無味乾燥なコンクリートは無粋で嫌うフランス人という国民性がテニスコートにも現れていて面白い。
それでは日本人の最近の好みである人工芝は?
まずクレーからハード、そして人工芝へと変化してきたことは良く言えば革新的かつ進歩的な傾向です。
そして科学テクノロジー立国として新たな素材を使用したコートサーフェース開発は必然なのでしょう。
でもちょっと逆に考えると、移り気ですぐに目新しさを求めて古き良き伝統を平気でないがしろにする、スポーツに限らずどんな分野にも産業開発エコノミクスを持ち込んでしまうエコノミックアニマルな国民性とも言えるのではないかな
まぁ移り気で同じ状態にすぐ飽きる気質は日本の変化が激しい四季と関係があって、そのおかけで衣食住を初めとして世界一の多様性に溢れた文化を誇るということなんでしょうね。
かくいう僕もいろんなところでレッスンしているので、人工芝、クレー、ハード、インドアカーペットとほぼ全種類をカバーしています、これに天然芝が加えられたら最高なんですが!
元々は近代テニスというのは天然芝、つまりローンコートでやるものだったわけですから厳密にどれが本物のテニスコートのサーフェースと言えるのかと考えるとウィンブルドンのような芝生のコートなわけです。
しかし、今おこなわれているフレンチオープンは赤土のクレーですしUSオープンは日本では減少傾向にあるハードコートです。
緑豊かなガーデニングを好むイギリス人、面倒な手間をかけることを嫌い合理主義のアメリカ人、そしてイギリス人のようにとても手入れに気を使う天然芝は敬遠するけれど無味乾燥なコンクリートは無粋で嫌うフランス人という国民性がテニスコートにも現れていて面白い。
それでは日本人の最近の好みである人工芝は?
まずクレーからハード、そして人工芝へと変化してきたことは良く言えば革新的かつ進歩的な傾向です。
そして科学テクノロジー立国として新たな素材を使用したコートサーフェース開発は必然なのでしょう。
でもちょっと逆に考えると、移り気ですぐに目新しさを求めて古き良き伝統を平気でないがしろにする、スポーツに限らずどんな分野にも産業開発エコノミクスを持ち込んでしまうエコノミックアニマルな国民性とも言えるのではないかな
まぁ移り気で同じ状態にすぐ飽きる気質は日本の変化が激しい四季と関係があって、そのおかけで衣食住を初めとして世界一の多様性に溢れた文化を誇るということなんでしょうね。
かくいう僕もいろんなところでレッスンしているので、人工芝、クレー、ハード、インドアカーペットとほぼ全種類をカバーしています、これに天然芝が加えられたら最高なんですが!