2013年06月27日
王冠は誰の頭を飾るのか
「沙羅双樹の花の色、盛者必衰のことわりをあらわす・・・」
思わずそんな平家物語の冒頭の句が浮かんでくるような今年のウィンブルドンです。
ナダルに続き芝生の王者、いやテニス界の現人神と言っても違和感のないこの10年のあいだ全英オープンの主役として君臨してきたフェデラーが2回戦で敗退という俄には信じがたいニュースに朝から呆然としてしまいました。
これを「日はまた昇る」と考えたいところですが、これまでのテニスの歴史を振り返ると逆の「沈まない太陽はあり得ない」と言うことになってしまうのでしょうか。
しかし、世代交代の大きなうねりが訪れたというのであればぜひその主役交代の継承者には錦織選手が成ってくれることで、偉大な不世出の天才プレーヤーを静かに見送ってあげようと言う気になれます。
今年の男子シングルス決勝戦後におこなわれる優勝者の表彰式は事実上の「新芝生の王者誕生を祝う戴冠式」となるのかも知れません。
その冠を頭に頂くミスターKの姿をなんとしても観たい!
思わずそんな平家物語の冒頭の句が浮かんでくるような今年のウィンブルドンです。
ナダルに続き芝生の王者、いやテニス界の現人神と言っても違和感のないこの10年のあいだ全英オープンの主役として君臨してきたフェデラーが2回戦で敗退という俄には信じがたいニュースに朝から呆然としてしまいました。
これを「日はまた昇る」と考えたいところですが、これまでのテニスの歴史を振り返ると逆の「沈まない太陽はあり得ない」と言うことになってしまうのでしょうか。
しかし、世代交代の大きなうねりが訪れたというのであればぜひその主役交代の継承者には錦織選手が成ってくれることで、偉大な不世出の天才プレーヤーを静かに見送ってあげようと言う気になれます。
今年の男子シングルス決勝戦後におこなわれる優勝者の表彰式は事実上の「新芝生の王者誕生を祝う戴冠式」となるのかも知れません。
その冠を頭に頂くミスターKの姿をなんとしても観たい!