2013年08月26日
唯我独尊が上達の秘訣か
ジュニアとか中高生くらいの、この先に競技力を十分に高められる可能性がある生徒たちの練習はどうあるべきなのか?
テニスは速いボールを打つのだけがすべてではないと言う意見もあるでしょうが、スピードのあるショットを打つことが出来るならばそれに越したことはないのは間違いないでしょう。
ポイントを得るためには、対戦相手の時間と空間を奪うという大原則を考えてみても速球が有利であることは否めません。
そうなると練習ではまずどうしたら速いボールが打てるのかを第一に考えてやるべきで、たとえばサービスでもゆっくりと狙うよりとにかく出来る限りスピードが出るように工夫して打つことが肝心となるわけです。
あまり筋肉についての知識がないと、「まずゆっくりと打ってコントロールを磨いてそれから徐々にスピードをつけていけば良いのでは?」ということを考えてしまいがちです。
でもゆっくりと打つときと速く打つときに動員される筋肉はそれぞれが異なり、いわゆる遅筋と速筋と呼ばれる別々のものが使われます。
そうするとゆっくり打つときに身に付いたコントロール能力は遅筋繊維のためにしか働かず、速く打とうとすると異なる速筋繊維が始動してそれにボールの行方を制御する機能が未だ備わっていないので狙いは定まらなくなるでしょう。
だから最初からまったくとんでもないところに飛んでいくのも構わずに出来る限り速いサービスを打つことからスタートして、その状態で狙いを定めていくという方向性で練習すべきなのです。
これはジュニアや中高生に限ったことではありませんから、大人の方でも速いショットで安定性を身につけたいと思ったら同じように練習する必要があり、「そんなバカ打ちしていたらいつまで経っても上達しませんよ」と言われてもひたすら打ち続ける根性があれば頑張ってみましょう。
でも確かにレッスンで一人だけそういう方がいるとコーチとしてはちょっと困ることがありますが、僕の場合は未だ自らがバカ打ちしながら何とかそれを制御する方向に持っていこうと努力している身なので理解は十分に出来ます!
テニスは速いボールを打つのだけがすべてではないと言う意見もあるでしょうが、スピードのあるショットを打つことが出来るならばそれに越したことはないのは間違いないでしょう。
ポイントを得るためには、対戦相手の時間と空間を奪うという大原則を考えてみても速球が有利であることは否めません。
そうなると練習ではまずどうしたら速いボールが打てるのかを第一に考えてやるべきで、たとえばサービスでもゆっくりと狙うよりとにかく出来る限りスピードが出るように工夫して打つことが肝心となるわけです。
あまり筋肉についての知識がないと、「まずゆっくりと打ってコントロールを磨いてそれから徐々にスピードをつけていけば良いのでは?」ということを考えてしまいがちです。
でもゆっくりと打つときと速く打つときに動員される筋肉はそれぞれが異なり、いわゆる遅筋と速筋と呼ばれる別々のものが使われます。
そうするとゆっくり打つときに身に付いたコントロール能力は遅筋繊維のためにしか働かず、速く打とうとすると異なる速筋繊維が始動してそれにボールの行方を制御する機能が未だ備わっていないので狙いは定まらなくなるでしょう。
だから最初からまったくとんでもないところに飛んでいくのも構わずに出来る限り速いサービスを打つことからスタートして、その状態で狙いを定めていくという方向性で練習すべきなのです。
これはジュニアや中高生に限ったことではありませんから、大人の方でも速いショットで安定性を身につけたいと思ったら同じように練習する必要があり、「そんなバカ打ちしていたらいつまで経っても上達しませんよ」と言われてもひたすら打ち続ける根性があれば頑張ってみましょう。
でも確かにレッスンで一人だけそういう方がいるとコーチとしてはちょっと困ることがありますが、僕の場合は未だ自らがバカ打ちしながら何とかそれを制御する方向に持っていこうと努力している身なので理解は十分に出来ます!