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気ままなコーチのテニスショップ 大岡山のフレスコテニスショップをやっているテニスコーチ稲垣のブログです。

海老反りサービスはよく曲がる

昨年からサービス練習のしすぎが原因でひどいテニスエルボーになった事は前にお話ししたと思いますが、最近ようやくそのいちばん避けていたサービス練習を思い切り出来るようになりました。

他のショットではすでにもう痛むことがないので、かなりハードに打っても大丈夫だったのですがサービスだけはそれが元だったことと実際に思い切り打つとまだ少し軽く痛むことがありあまり練習していませんでした。

それがようやくこの何週間か前くらいから、できるだけ打つ機会があればサービスを練習してきたのでだいぶ感覚を取り戻してきました。

サービスというのはやはりコンスタントに練習して安定させていないと、いざというときに自信を持って打てないんですよね。

スピンサービスなんか特にまめに練習していないと、安全に入れるためのスピンサービスがかえって不安定の元凶になります。

あまり練習していないとどうしてもスピンのかかりが中途半端になって、サービスラインをわずかにオーバーしてしまいます。

昨日はトップスピンの話をしましたが、サービスもスピンサービスにのめり込むときがありました。

まだ学生の頃だったと思いますが、テニススクールでコーチのバイトしている仲間がいてその男がものすごいスピンサービスをマスターして僕に打ってきたのです。

それはスピンサービスのなかでもまた難しいアメリカンツイストと呼ばれるもので、斜めの回転がかかっていて弾みかたもこちらからみて右から左へ大きく曲がるのです。

もうこれを受けたとき、「おいこれどうやって打つのか教えてくれー!」と叫びその日から特訓開始です。

これを打つにはまずグリップをバックハンドイースタンにして、構えのスタンスをマッケンローなみの超クローズドにしてさらにリンボーダンサーのような海老反りスタイルで打つのです。

1週間くらい鬼のようにこの打ち方で毎日4~5カゴ分くらい練習すると、左右が狭いコートだとアドサイドでサイドラインに狙ったツイストサービスはサービスサイドラインの真ん中近くに落ちてサイドに曲がったボールは横のフェンスに直撃しました。

その頃はまだそのサービスを打つ人があまりいなかったのと、バックハンドの両手打ちが少なかったので、このツイストサービスを打っておけばまずリターンエースはないしうまくいけば相手がリターンミスしてくれるという状況でした。

それから次第にリターンの技術が上がってきたのと、両手打ちが増えてきたのであまりこのツイストサービスの威力はなくなってしまいました。

それで最近はあまり打たなくなってしまい、かつてのびっくりするような斜めのバウンドはまったくしなくなりました。

それに体力的にもあんな海老反りスタイルはもう無理です、もしやったら海老反ったままうしろにバッタリと倒れてしまうかも知れません。怖~い

日記 | 投稿者 fresco 21:33 | コメント(0)| トラックバック(0)
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