2010年10月30日
テニスと美術の関係
昨日から金曜日の自由が丘のスクールは新しい期に入りました。
アンダー21と呼ばれる学生対象のクラスはグレード1・2・3と分けられていて、3がビギナー・初級、2が初中級、3が中上級という感じです。
金曜日に僕が入っているのはグレード2です。
いままでそのクラスにいた中学3年の男の子がひとり今期からグレード1へ進級しました。
ぼくの感覚ではついこないだグレード2へやってきたような気がしますが、もう2年近く経過していました。
その子はテニスでも他のことでも少し目立つのでまだ隣のグレード3の頃から知っていました。
それがついに最上級のクラスへと進んだのには感慨深いものがあります。
下位のクラスから全員がそのグレード1へ上がれるわけではなく、むしろそこまでたどり着かない場合の方が多くグレード3に最初に入った者が10人いたとしたらその中の2~3人くらいでしょうか。
進級していくような子はたいていは学校で部活もテニスに所属しているのですが、たまに「僕は学校では美術部です」とか「僕はブラスバンドやっています」なんていうこともあります。
なぜかテニス部ではない場合に音楽とかアート系の部活動をしていることが意外にあるのです。
もしかしたらそう言った領域を司るのは右脳で、テニスに秀でている者も右脳が発達していることから繋がりがあるのかも知れません。
もちろんまったくそうでないケースもあり僕の友達の一人もそういう例外者です。
その学生時代の友達はマッケンローに心酔してそのプレーや打ち方もそっくりで試合でも天才的なタッチボレーを決めるかなりの実力者でした。
ある日、その友達の彼女が美術展のチケットを4枚貰ったから一緒にダブルデートしようということになり僕のGFと4人で上野の国立西洋美術館に出かけました。
フラゴナールという画家の作品展で、最初は4人で並んで観ていましたがそのうちに彼らとは別行動になりました。
なぜなら奴は一枚の絵をほんの数秒しか観ていられずにさっさと先に行ってしまい、とても落ち着いて一緒に鑑賞などできなかったからです。
そして僕らがゆっくりと一枚ずつ丹念に見終わって会場を出てロビーに行くと、世田谷のマッケンロー君はなんとソファで爆睡していました
もともとは美術好きな彼のガールフレンドのためにやってきたというのに台無しで、(あぁ、こいつはテニスは上手いけど芸術センスゼロでアート系の彼女は無理だな)と思いました。
そんな二人の未来はやってこないと思われたのに、その二人は今や2人の子を持つ夫婦となっています
そして二人の遺伝子をその姉弟は分け合うように、姉はテニス部で弟は絵が大好きだけどやや運動音痴という面白いことになっています。
ただ弟は絵が好きと言ってもマンガのことで、僕の見たところではあの日本有数の美術館で高いびきをかいた父親の遺伝子が今のところ優勢ではないかと思っています
アンダー21と呼ばれる学生対象のクラスはグレード1・2・3と分けられていて、3がビギナー・初級、2が初中級、3が中上級という感じです。
金曜日に僕が入っているのはグレード2です。
いままでそのクラスにいた中学3年の男の子がひとり今期からグレード1へ進級しました。
ぼくの感覚ではついこないだグレード2へやってきたような気がしますが、もう2年近く経過していました。
その子はテニスでも他のことでも少し目立つのでまだ隣のグレード3の頃から知っていました。
それがついに最上級のクラスへと進んだのには感慨深いものがあります。
下位のクラスから全員がそのグレード1へ上がれるわけではなく、むしろそこまでたどり着かない場合の方が多くグレード3に最初に入った者が10人いたとしたらその中の2~3人くらいでしょうか。
進級していくような子はたいていは学校で部活もテニスに所属しているのですが、たまに「僕は学校では美術部です」とか「僕はブラスバンドやっています」なんていうこともあります。
なぜかテニス部ではない場合に音楽とかアート系の部活動をしていることが意外にあるのです。
もしかしたらそう言った領域を司るのは右脳で、テニスに秀でている者も右脳が発達していることから繋がりがあるのかも知れません。
もちろんまったくそうでないケースもあり僕の友達の一人もそういう例外者です。
その学生時代の友達はマッケンローに心酔してそのプレーや打ち方もそっくりで試合でも天才的なタッチボレーを決めるかなりの実力者でした。
ある日、その友達の彼女が美術展のチケットを4枚貰ったから一緒にダブルデートしようということになり僕のGFと4人で上野の国立西洋美術館に出かけました。
フラゴナールという画家の作品展で、最初は4人で並んで観ていましたがそのうちに彼らとは別行動になりました。
なぜなら奴は一枚の絵をほんの数秒しか観ていられずにさっさと先に行ってしまい、とても落ち着いて一緒に鑑賞などできなかったからです。
そして僕らがゆっくりと一枚ずつ丹念に見終わって会場を出てロビーに行くと、世田谷のマッケンロー君はなんとソファで爆睡していました
もともとは美術好きな彼のガールフレンドのためにやってきたというのに台無しで、(あぁ、こいつはテニスは上手いけど芸術センスゼロでアート系の彼女は無理だな)と思いました。
そんな二人の未来はやってこないと思われたのに、その二人は今や2人の子を持つ夫婦となっています
そして二人の遺伝子をその姉弟は分け合うように、姉はテニス部で弟は絵が大好きだけどやや運動音痴という面白いことになっています。
ただ弟は絵が好きと言ってもマンガのことで、僕の見たところではあの日本有数の美術館で高いびきをかいた父親の遺伝子が今のところ優勢ではないかと思っています
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