2011年06月08日
テニスカメラマン魂
もう10年以上も前になりますが、長年のあいだ勤めていたテニススクールから勤務先の会社が撤退することになりそれがあまりに突然のことで僕が次にどこのスクールに配属されるかしばらく未定になるということがありました。
それでもしかしたらテニススクールでなくその会社が運営するテニスショップへの配属になる可能性もあると聞かされ、それならばこの際すこしテニスコーチから離れて社会勉強をしてみるかと考えて小さな広告代理店に勤めることにしました。
しかし、何せ知っている世界と言ったらほとんどテニスしかないので広告営業でもテニスクラブ、スクール、テニスショップなんて言うところばかりでした。
そして所属しているプロテニス協会に行けば何か仕事があるかも知れないと思い出かけて事務局長と話をしたら、広報部会の仕事をしないかと誘われて喜んで引き受けました。
そのときにいろいろとお世話になった協会理事の方々はテニスコーチとしての大先輩であり、その尊敬できる皆さんとしばらく仕事を一緒にさせて頂くうちにまたテニスコーチに復帰したいと思うようになり今日に至ったというわけです。
そしてそのときに知り合ったプロテニス協会オフィシャルカメラマンの松本昭夫さんとの出会いも、僕の今に多大な影響を与えて頂きました。
プロ協会のイベントなどがあると広報部会の一員としてカメラを持って出かけていき自分では少し自信がある写真撮影することがありました。
そして大きな催しの際にはオフィシャルカメラマンの松本氏がいらして撮影して頂くのです。
アマチュアの僕と御大プロカメラマンの松本さんが撮る対象はとうぜん違うのですが、時々は僕は恐れ多くも松本さんの横に並んで同じ被写体を撮影したりしたこともありました。
でもその写真が現像から戻ってきて事務室の大きな机に並べられて広報誌の編集会議がおこなわれると、僕は自分の撮った写真と松本さんの作品のあまりの差に愕然としました。
もちろんプロの撮影機材と素人がオートで気軽に撮れる広報所有のカメラではその時点で差が大きいのでしょうが、そんなハンディを差し引いてもその違いは歴然でした。
それから僕はいつか松本さんの撮るようなテニスの写真をきっと自分でゲットしようと決意したのです。
その夢は未だ遠くやはり名人の域にはほど遠いのですが、今日のフェースブックの記事でたまたまその尊敬する僕のカメラ師匠がどうやら永眠されてしまったと知りました。
テニスが好きな方が今までに見てきた感動的なテニスシーンの写真はこの松本昭夫氏の手によるものがたくさんあったと思います。
多くの名場面や心に響くテニス写真の数々をほんとにありがとうございました、どうぞこれからも天国から時々アドバイスをよろしくお願いします。
「写真もテニスと同じで足腰がしっかりしていないと良いのが撮れないよ」だそうです、合掌。
それでもしかしたらテニススクールでなくその会社が運営するテニスショップへの配属になる可能性もあると聞かされ、それならばこの際すこしテニスコーチから離れて社会勉強をしてみるかと考えて小さな広告代理店に勤めることにしました。
しかし、何せ知っている世界と言ったらほとんどテニスしかないので広告営業でもテニスクラブ、スクール、テニスショップなんて言うところばかりでした。
そして所属しているプロテニス協会に行けば何か仕事があるかも知れないと思い出かけて事務局長と話をしたら、広報部会の仕事をしないかと誘われて喜んで引き受けました。
そのときにいろいろとお世話になった協会理事の方々はテニスコーチとしての大先輩であり、その尊敬できる皆さんとしばらく仕事を一緒にさせて頂くうちにまたテニスコーチに復帰したいと思うようになり今日に至ったというわけです。
そしてそのときに知り合ったプロテニス協会オフィシャルカメラマンの松本昭夫さんとの出会いも、僕の今に多大な影響を与えて頂きました。
プロ協会のイベントなどがあると広報部会の一員としてカメラを持って出かけていき自分では少し自信がある写真撮影することがありました。
そして大きな催しの際にはオフィシャルカメラマンの松本氏がいらして撮影して頂くのです。
アマチュアの僕と御大プロカメラマンの松本さんが撮る対象はとうぜん違うのですが、時々は僕は恐れ多くも松本さんの横に並んで同じ被写体を撮影したりしたこともありました。
でもその写真が現像から戻ってきて事務室の大きな机に並べられて広報誌の編集会議がおこなわれると、僕は自分の撮った写真と松本さんの作品のあまりの差に愕然としました。
もちろんプロの撮影機材と素人がオートで気軽に撮れる広報所有のカメラではその時点で差が大きいのでしょうが、そんなハンディを差し引いてもその違いは歴然でした。
それから僕はいつか松本さんの撮るようなテニスの写真をきっと自分でゲットしようと決意したのです。
その夢は未だ遠くやはり名人の域にはほど遠いのですが、今日のフェースブックの記事でたまたまその尊敬する僕のカメラ師匠がどうやら永眠されてしまったと知りました。
テニスが好きな方が今までに見てきた感動的なテニスシーンの写真はこの松本昭夫氏の手によるものがたくさんあったと思います。
多くの名場面や心に響くテニス写真の数々をほんとにありがとうございました、どうぞこれからも天国から時々アドバイスをよろしくお願いします。
「写真もテニスと同じで足腰がしっかりしていないと良いのが撮れないよ」だそうです、合掌。
2011年06月08日
音響効果サービス
目黒のインドアコートはサーフェースがカーペットと呼ばれるフェルト生地に似たものでできています。
最近このインドアコートでサービス練習していると、そのカーペットの足裏へのひっかかり具合がちょうど良くて蹴る力が最大に活かせる気がします。
ハードコートも滑らなくてキックする力が入れやすくロスも少ないのですが、硬すぎて足腰への負担が大きくてそれがサービスにも微妙に影響していると感じます。
それがこのカーペットだと程よくクッションが効いていて、思い切りコートを蹴るように身体を使うサービスの動作にベストマッチしているのではないかと思えるのです。
それで実際に打ったサービスの勢いを観てみると確かに他のどのコートでのものよりも勢いがあるのがわかります。
音もすごいし、弾み方も強烈で我ながらインドアでサービスを打っていると(おっ、このサービスなら毎トーで良い結果を出せそうだ)なんて思ってしまいます。
しかし、インドアでサービスが何だか良くなったような気がするのはその反響音によるものだと誰かが言っていたのを思い出しました。
室内でボールを打ったときの音がとても豪快に響きわたるからなんだかすごくサービスが調子よく感じると言うのです。
あとはインドアなので風でトスが流れるとか太陽が眩しいなんていう邪魔が一切ないのでその分ほかのコートより良いサービスが打ちやすいのでしょう。
そう言われてみれば確かにそうなのかも知れません。
風呂場で歌うと響きが良くて何か自分の声が良くなった気がする、なんて言うのと結局は同じことなのかも知れません。
でも上手くなったとか良くなったと錯覚するのは試合に出る前に自信を深めるためには悪いことではないです。
ただし、あまりにもそれが独りよがりのひどい勘違いレベルだと風呂場で「俺は歌が超うまいじゃん」と思いこんで人に無理矢理きかせて困らせるジャイアンみたいになってしまいますけどね
最近このインドアコートでサービス練習していると、そのカーペットの足裏へのひっかかり具合がちょうど良くて蹴る力が最大に活かせる気がします。
ハードコートも滑らなくてキックする力が入れやすくロスも少ないのですが、硬すぎて足腰への負担が大きくてそれがサービスにも微妙に影響していると感じます。
それがこのカーペットだと程よくクッションが効いていて、思い切りコートを蹴るように身体を使うサービスの動作にベストマッチしているのではないかと思えるのです。
それで実際に打ったサービスの勢いを観てみると確かに他のどのコートでのものよりも勢いがあるのがわかります。
音もすごいし、弾み方も強烈で我ながらインドアでサービスを打っていると(おっ、このサービスなら毎トーで良い結果を出せそうだ)なんて思ってしまいます。
しかし、インドアでサービスが何だか良くなったような気がするのはその反響音によるものだと誰かが言っていたのを思い出しました。
室内でボールを打ったときの音がとても豪快に響きわたるからなんだかすごくサービスが調子よく感じると言うのです。
あとはインドアなので風でトスが流れるとか太陽が眩しいなんていう邪魔が一切ないのでその分ほかのコートより良いサービスが打ちやすいのでしょう。
そう言われてみれば確かにそうなのかも知れません。
風呂場で歌うと響きが良くて何か自分の声が良くなった気がする、なんて言うのと結局は同じことなのかも知れません。
でも上手くなったとか良くなったと錯覚するのは試合に出る前に自信を深めるためには悪いことではないです。
ただし、あまりにもそれが独りよがりのひどい勘違いレベルだと風呂場で「俺は歌が超うまいじゃん」と思いこんで人に無理矢理きかせて困らせるジャイアンみたいになってしまいますけどね