2011年05月25日
テニス信者の心得
ラケットとストリングそしてそのテンションが自分に合っているかどうかをチェックするにはどうしたら良いのか?
店にいらっしゃるお客様からそんな質問を頂くことがありますが、それに対する僕の答えはこうです。
ただし、これはある程度のテニス経験がある中上級レベル以上を対象としての話です。
すべてのショットに合致したベストチョイスは難しいので、最も多用するフォアハンドストロークを打ってみて確かめるのが良いと思います。
ラリーする際にいちばん深いベースライン近辺から相手コートにフォアハンドストロークを通常の力加減でフルスイングして打ったボールがどの辺に届いたかを観察してみます。
それが浅くベースラインよりもかなり手前であればテンションが緩い、ストリングの反発力が足りない、ラケットのパワーが小さいそのどれかもしくはすべてです。
一方、ベースラインを飛び越えてアウトしてしまうなら、その逆であるというわけです。
そして調整するのに最も簡単なのはテンションからで、まず浅くなるならもっと緩く飛びすぎるならもっと硬めに張り替えてみます。
それを何度か繰り返してどうも上手くいかなければ次はストリングを変えてみて、やはりそれぞれもっと楽に飛んでくれものか抑えるものかを選んでみる。
一度ではなかなか決まらないでしょうからその打ったときのフィーリングとか打球音の好みなども含めて何種類か試してみます。
ラケットの相性がよほど悪くなければそこまでやったところで普通はベストストリングとテンションが見つかるはずです。
しかし、不幸にもそれだけいろいろと模索してもダメとなるといよいよラケットの変更が必要になるでしょう。
でもその際にそれまでに試したテンションやストリングとの相性テストの結果がラケット選択の重要な参考データとなります。
このストリングでこのテンションがなかなか良かったというデータがあればそれを最大限に活かしてくれるベストマッチなラケットを見つけるのはかなり候補モデルが絞れているはずです。
自分でそんなに苦労して張り替えたりデモラケを借りるのが面倒ならば、周りにいる友達とか知り合いに機会があればそのラケットを借りて少しでも打たせてもらうと良いでしょう。
自分が目指すプレイスタイルで自分より上級レベルの同性で、おなじような体格の人がいたらそのラケットが上達のカギを握っていることもあります。
そんな意中の人はいないし、いろいろと試すのも面倒だというならばやはり専門的知識を有するエキスパートに相談するのが一番です。
テニス上達の分かれ目として道具選びはとても重要なものです。
「もっと自分に合ったものを使えばずっと良くなるのに、もしくは見違えて良くなった!」そんな事例を最近とてもよく目にするようになってきたのは、それだけテニスラケットやストリングの進化と細分化が格段に向上したからだと思います。
ものを大切にすることは確かに美徳ですが、そのためにもっとテニスが上手くなって楽しさも倍増することを犠牲にしているとしたらそれはむしろ「テニスの神様に対する背徳」かも知れません
店にいらっしゃるお客様からそんな質問を頂くことがありますが、それに対する僕の答えはこうです。
ただし、これはある程度のテニス経験がある中上級レベル以上を対象としての話です。
すべてのショットに合致したベストチョイスは難しいので、最も多用するフォアハンドストロークを打ってみて確かめるのが良いと思います。
ラリーする際にいちばん深いベースライン近辺から相手コートにフォアハンドストロークを通常の力加減でフルスイングして打ったボールがどの辺に届いたかを観察してみます。
それが浅くベースラインよりもかなり手前であればテンションが緩い、ストリングの反発力が足りない、ラケットのパワーが小さいそのどれかもしくはすべてです。
一方、ベースラインを飛び越えてアウトしてしまうなら、その逆であるというわけです。
そして調整するのに最も簡単なのはテンションからで、まず浅くなるならもっと緩く飛びすぎるならもっと硬めに張り替えてみます。
それを何度か繰り返してどうも上手くいかなければ次はストリングを変えてみて、やはりそれぞれもっと楽に飛んでくれものか抑えるものかを選んでみる。
一度ではなかなか決まらないでしょうからその打ったときのフィーリングとか打球音の好みなども含めて何種類か試してみます。
ラケットの相性がよほど悪くなければそこまでやったところで普通はベストストリングとテンションが見つかるはずです。
しかし、不幸にもそれだけいろいろと模索してもダメとなるといよいよラケットの変更が必要になるでしょう。
でもその際にそれまでに試したテンションやストリングとの相性テストの結果がラケット選択の重要な参考データとなります。
このストリングでこのテンションがなかなか良かったというデータがあればそれを最大限に活かしてくれるベストマッチなラケットを見つけるのはかなり候補モデルが絞れているはずです。
自分でそんなに苦労して張り替えたりデモラケを借りるのが面倒ならば、周りにいる友達とか知り合いに機会があればそのラケットを借りて少しでも打たせてもらうと良いでしょう。
自分が目指すプレイスタイルで自分より上級レベルの同性で、おなじような体格の人がいたらそのラケットが上達のカギを握っていることもあります。
そんな意中の人はいないし、いろいろと試すのも面倒だというならばやはり専門的知識を有するエキスパートに相談するのが一番です。
テニス上達の分かれ目として道具選びはとても重要なものです。
「もっと自分に合ったものを使えばずっと良くなるのに、もしくは見違えて良くなった!」そんな事例を最近とてもよく目にするようになってきたのは、それだけテニスラケットやストリングの進化と細分化が格段に向上したからだと思います。
ものを大切にすることは確かに美徳ですが、そのためにもっとテニスが上手くなって楽しさも倍増することを犠牲にしているとしたらそれはむしろ「テニスの神様に対する背徳」かも知れません